欲張ってプランを立てたので早朝6時54分品川駅発ののぞみ295号は多摩川を渡る直前に自宅からほど近い東急池上線御嶽山駅(隣駅がSamSの駅)のホーム真下を通過、天気は曇ってましたが新幹線はスピードをどんどん増してすぐ新横浜に到着し、もう
次の停車駅が名古屋です。実に早い!
途中は飛ばし8時半ちょうどに名古屋に着きました(この時点で娘のヤツはまだ寝ていたのが後で判明)。
取りあえず名古屋の良き文化、
モーニングセットを楽しもうとカフェを探し駅一階の店に飛び込みました。
みん友のパパンダさんも度々ブログに書いていましたが名古屋のこの良き習慣が日本に広まって欲しいと思います。
郊外まで足を伸ばせばサラダやゆで卵だけでなくカレーや丼まで付くかもしれませんが、このお店ではゆで卵に小サラダ、ヨーグルトに小倉餡載せのトーストにカフェラテが付いて
500円でした。(ハマっ子のSamSはとても良い文化だと思います)
メッセを打っていた娘から遅れる旨の返事があり、結局9時半過ぎに駅構内の金の時計で再会。久々の名古屋はずいぶんと街は綺麗になっているし、高層ビルもどんどん建ち並んでました。立派な大都会です。そのまま名鉄犬山線に乗り、いざ
犬山城へ!
.....え、何ですって? 名古屋には大きな
名古屋城があるのに何故そんな郊外の小城に行くのかですって?
これも「名古屋あるある」の一つなのですが名古屋以外の地方の方のために説明すれば、
犬山城→
国宝だゾ!控えよ!
名古屋城→国宝じゃないゾ (実は名古屋城は再建天守で小田原城と同じ)
歴史的価値は天地ほどの違いがあるというものです。
小ぶりですが美しい小城です。
木曽川を見下ろす小高い丘の上に位置しているので眺望は抜群です。
天守からの眺めはこうなります。木曽川上流方面↓
対岸を見やる
下流を見はるかす 下は鵜飼いの船のようだ。
ただし昔の城なので階段は急で上り下りは注意が必要です、女性はスカート着用は避けるべし。
暖かい日で桜も花がほころびつつありました。前日に東京で開花宣言が出ました。
その後は隣にある大きなホテルに向かい、その中にある有楽苑という庭園に入場しました。何故来たかと問われれば名前でお分かりでしょうが、かの織田有楽斎(長益/通称「逃げの源五」)の茶室
如庵(じょあん)があるからです。写真右の小さな建物が如庵↓
師匠の千利休の待庵(たいあん)は全てをそぎ取ったシンプルさが特徴ですが、弟子の代ともなるとやや反動が出て狭さは感じません。下は茶室内部↓
待庵も如庵もどちらも国宝ですから犬山城に来たらぜひ一緒に訪れるべきです、これで
一粒で二度おいしい.....(笑)
ここでは茶室弘庵で抹茶と生和菓子を一服頂いて参りました。
歩いて疲れたのと空腹で動けなくなったので娘の案内で少し足を伸ばし、犬山高校近くの
松野屋という店に入りました。
素朴な菜飯と豆腐田楽8本の定食を頂きましたが繁盛していて次から次へと客が入って来ました。SamSくらいの年だとこれはこれで十分アリですが、なぜ娘がこんな店を知っていたのだろうか?.....ナゾだ。とにかく楽しめた趣向でした。
名古屋に戻ったのはもう3時半過ぎてましたがJRに乗り大曽根駅で降り数分歩くとどこかで見た光景が......
徳川園です。
SamSも若き日に訪れたという記憶だけが残ってます。この中に
徳川美術館があり、数年前東京で開催された「大徳川展」の出品元がここでした。
時間があまりなく急ぎ中を回りました。
閉館の5時過ぎて裏から
メーグルという巡回バスに乗り名古屋のビジネス&ショッピング街栄(SKE48で有名?)のテレビ塔で下車、オアシス21という場所の前でしたが上に水面が見える不思議な構造。
真新しいNHKや芸術劇場の大きなビルがすぐ後ろで、どうやら娘は勤務先の本社まで引っ張るつもりのようでしたが時間はもう5時半。6時からホテル最上階で食事を予約していたのでチェックイン優先を伝え残念ですが皆で地下鉄で名古屋駅に戻りました。駅直結のホテルは大変便利ですぐチェックインして部屋を見ると広さ37平米だけあって広く欧州の一流ホテル並みの調度でした。バスタブとシャワールームは別で大理石張り。
娘が感心するコトしきりで、34階の窓からの眺めの良さもポイント高し。真下は太閤通側で駅前のビジネスホテル群が小さく見えてます。遠くに見えるのは三重県の鈴鹿山脈でしょうか。遠くを見れば高速道路が名古屋駅を取り巻いて環状線となっているのが分かるように伸びています。取りあえず急ぎ52階の
ジーニスへ。ピアノなども置いてあって夜も更ければライブミュージックも聴けそうです。窓の外に拡がる景色がグンバツでした。
○○はすぐ高い処に登りたがる、というのはウチの家族に限れば正しい!
食事の内容はメニューによればイタリアンディナーで、
・海老とイタヤ貝のサラダ タップナードとトマト風味のドレッシング
・桜海老と菜の花のスパゲッティ クリームソース
・牛肉のグリル ポルチーニソース
・パンとオリーブオイル
・デザート
・コーヒー または 紅茶
ビーフは焼き方を選べるのでSamSはレア、女性陣はウエルダンで。
肉をあまり食べない家内は半分くらい娘と私の皿に分けてくれました。
静かに暮れなずむ窓外の景色は暗くなるに連れビルに灯がともり、幻想的な景色となって家族の団らんディナーを盛り上げてくれました。
ああ美味しかった!
郊外の独身寮に戻る娘を見送って部屋に戻り、すっかり夜景と化した窓の外をひとしきり眺めてシャワーを浴びました。歩いたので足が疲れました。
おやすみなさい ZZZzzzzz......
明日は二人でこっそり娘の勤務先でも見てみよう。
(二日目に続く)
Posted at 2018/03/23 23:02:43 | |
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