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2024年03月05日 イイね!

ハイマウントストップランプの修理(LED打ち替え)

ハイマウントストップランプの修理(LED打ち替え)昨秋の車検に向けた整備記録となります。
相変わらずブログアップの時差が酷い点はご了承ください…

整備内容の記録を書き留めておくため、今更ながらブログにまとめておきます。

書こう書こうと思ってはいても、あれこれ理由を付けては中々書くことが出来ないというのは世の常なのであります。(←これは開き直りとも言うw)



さて、車検を前にしたDでの事前点検で、ハイマウントストップランプに不点灯ヶ所がありNGを出されてしまいました。(黄色矢印の歯抜けした2ヶ所)
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左右4発ずつ計8発のLEDが不点灯です… orz
と言うか、そもそもLEDの数が多すぎだろw  全部で68発!明るさは数で勝負の29年前設計。
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このハイマウントストップランプ、前回2021年の車検前点検ではLED点灯(発光)ムラを指摘されたので、中身の発光ユニットを良品と入れ替えて修理を実施した経緯があります。
(写真は前回2021年の修理後の様子。その後2年弱で今回のLED不点灯に至る…)
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車検に通らないと言われては修理するしかないので、他のみん友諸兄が実施されているように中身を今時の高輝度LED6発とか8発のユニットに入れ替える手法で良いか?とDに確認したら、明確な理由は分からないけどそれではダメだと言われてしまい、普段対応良くして貰っているDと変な所で揉めたくないので、釈然としないけど結局そのまま全LED68発を打ち替えて直すことにした。


中身のLEDを打ち替えるのは良いが、溶着された外装レンズとボディのいわゆる「殻割り」をどうしたものかと悩んでいる所へ、みん友さんから有難いことに殻割り済のストック部品を融通して頂ける事になった。 持つべきは同車種のみんカラ情報ネットワークと良き友人なり… 感謝!


早速ストック部品を送って貰い、まずはLEDの点灯状態を確認。
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う゛~ん゛、一応不点灯ヶ所は無いものの、また前回と同じように点灯ムラを指摘されそう…
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既に殻割りしてあるので、レンズとボディを合わせている接着剤を剥がして中身の確認。
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やっぱり少し点灯ムラがあるかな…
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まぁ、29年前の部品ですから…
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当時はまだ高輝度LEDや白色LEDなんて無かったしサ。
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再度LED点灯ムラで車検NGになるのは避けたいので、全LED68発を打ち替えることに決めた。

そこで、デイライト補修用で購入した高輝度白色LEDが使えるか?試しにレンズに当ててみたが、高輝度が仇になって赤のレンズ越しでもオレンジ色っぽく点灯してしまうようだ。
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せっかくLEDを打ち替えても、今度は色味でNGなんて事態が起きかねないのと、白色LEDより光量は落ちるが赤色LEDでも68発あれば十分事足りるので、赤色LEDで打ち替える事にした。
・白色LED … 25000-28000mcd 3.0-3.2V 20mA
・赤色LED … 15000-17000mcd 2.0-2.2V 20mA
(高輝度の白色LEDが68発も並ぶと、実際のところ眩し過ぎる光量になってしまうので…)


で、赤色LED袋入り100個をAmazonで購入。 ⇒ パーツレビュー
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さぁ、これから楽しい楽しい半田付けのお時間です♪ 半田付け、結構好きなんです。
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プリント基板の配線を辿ると、LED4個と抵抗で1回路となっていて、これが17セット並列で接続されて合計68発(4×17=68)のLEDを点灯させている事が分かった。
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新たに購入したLEDの点灯具合を確認するため、ひとまず隅にある4個のLEDを取り外し、
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新しいLED4個を半田付け~
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電源に接続すると… うん、新旧LEDの光量差は段違いレベルだ!
写真だと少々極端に光量違いが出ている感はあるが、それでも今時のLEDは格段に明るい。
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これが約30年の技術の進歩ってヤツか…
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もっとも30年前の部品と性能を一律比べるのは酷な話ではあるが…
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レンズを被せてみても十分な光量が確保されている事が分かった。
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続けて基板の片側34個のLEDを全て打ち替えてみたところ…
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レンズが無いと片側34個だけでも十分に眩しい…
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カバーを被せると幾分発光具合が落ち着く。
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さらに続けて残り片側34個のLEDもジャンジャン打ち替えます。
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これまで29年ものあいだ頑張って来た旧LEDたち… ご苦労様でした!
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新LEDと半田面…
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ズラリ整然と並んだ68個の新LEDたち…
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今時こんな数で勝負するハイマウントストップランプは無いってw
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全68発のLED打ち替えが済み、レンズカバーを仮付けしての最終チェック。
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写真だと煌々と眩しく映っているけど、実際はそこまで眩しくないデス。
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旧LEDと比較して格段に明るくなったハイマウントストップランプ。
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中身LEDの打ち替えが終わったら、レンズカバーとボディを接着剤で接合します。
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使用する接着剤は、みん友さんおススメのセメダイン スーパーエックス・ハイパーワイド。
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接着後にカッチカチに硬化せず、柔らかい弾性を残したまま部品同士を接合するので、再度レンズの殻割りが必要になった時にこの特性は有難い… 柔らかい接着剤にカッター刃を入れるだけで済むので。(完全硬化するタイプだと殻割り時にプラ部品を割ってしまう恐れが多分にある為)
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周囲に少しはみ出すくらい、たっぷりと接合面に全周塗布して内部への水侵入を防止します。
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はみ出した接着剤の見た目がアレだけど、車載時には見えない部位なので問題ナシ。
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修理した発光部ユニットを不点灯NGユニットと入れ替え、車体色の化粧カバーを取り付け。
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最後にクルマに取り付けて点灯チェック!  (これは消灯時)
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打ち替えたLED全68発、キレイに点灯しました♪ しかも前より格段に明るい。
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とまぁこんな具合に不点灯指摘を受けたハイマウントストップランプを修理して、2023年秋の車検を無事一発で通す事が出来ました。 後は打ち替えたLEDの耐久性が気になる所かな?

今回の修理に当たっては、ストック部品を融通して貰ったり、関連するノウハウを提供して頂いたり、みん友さんにはただただ感謝の一言に尽きます。 m(_ _)m


さすがに車齢30年近くともなると、一部の人気車種でない限り同車種に乗る人とのネットワークが無いとクルマの維持が困難になって来ていると痛感します…

なので、あまり壊れないで欲しい…www
って、経時劣化もあるし30年経っても壊れるなってのが土台無理な話か… 辛いナ~

*****
今夜のお別れは、「1000 KNIVES もしもYMO紀伊国屋ホールのライブ音源が歪んでいなかったら!? 再現カバーにチャレンジ!」です。

Posted at 2024/03/05 21:08:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | テラノ(WD21) | クルマ
2024年03月01日 イイね!

ブロワモーターを開けてお清めとブラシの点検

ブロワモーターを開けてお清めとブラシの点検まだまだ寒暖差の大きい日々が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?

え゛~、「書くネタに困って来るとブロアモーターを開けているのでは無いか?」などと、幣ブログにお越し下さる敏感な方はお気付きかも知れませんが、時として的を得た指摘というものは敢えて避けるのも日本独特の美徳とされており、その様な場面では「それは言わないお約束でしょ?」と華麗にスルーするいう事になっております…



そんな前振りをしておいて、またブロワモーターの蓋を開けて内部清掃と点検をしてみました。


そもそも事の起こりはブロワモーターが叩いても(昭和家電の法則)起動しなくなった2017年9月
意を決してモーターを取り外し、蓋を開けて内部を見た時の衝撃的な光景は未だ忘れられずwalt

かなりショッキングな光景でした…alt


その後、摩耗して寿命近そうなブラシをマキタ電動工具のカーボンブラシで代用修理
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そんな経緯もあって、時たま気付いた際にブロワモーターの蓋を開けては、内部清掃と交換後のマキタ電動工具のブラシ摩耗の進行具合チェックをしている次第。


今回、直近では2022年8月に一度バラシており、同年10月のテラノオフ会でもブロワモーターの分解清掃を実演しながら実施しているので、その後約1.4年経過しての点検となります…
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まずは助手席足元から不自由な姿勢でブロワモーターユニットの取り外し。
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余計な付帯作業なくモーターAssyが取り外せる点で、整備作業性は非常に良いデス♪
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取り外したブロワモーターAssy
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モーターの蓋を固定している2本の通しボルトを外して、
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パカッと中身ご開帳~!  前回清掃から約1.4年なので、然程中は汚れていませんね。
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ブラシ基盤にも少し粉塵が付着しているだけで、そこそこキレイな状態を保っています。
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ファンも取り外して全分解。
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モーターボディの上面には赤錆が浮き始めていた… orz
ここはカウルトップの外気導入口から入った空気がモロに上から落ちて来る場所かつ、この当時のクルマにはエアコンフィルターも無いので、外気と共に入った水分が溜まったのだろうと思われます。
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ファンも薄っすらと粉塵汚れの様相…
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ファン裏側は目の細かい粉塵で黒い筋模様が出来ている…
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コイルもそれなりに粉塵で黒く汚れています…  ブラシの摩耗紛なのか?
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モーターボディの内部にも、少なからず粉塵様の汚れが付着していました。
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全バラしたブロワモーターAssy
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コイルと蓋はソフトブラシで粉塵落とし…
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特にケミカル用品を使わなくても、この程度キレイになれば問題ないッス。
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ここから先は家の中に部品を持ち込んで、引き続き清掃・補修・点検です。

ファンの裏側は細かい黒い粉塵まぶしの状態…
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ファン表側も一見そこそこキレイに見えるけど…
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やっぱり薄っすらと汚れが線状に羽根表面に付き始めていますねぇ。
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早速お風呂場に持ち込んで、中性洗剤とお湯でゴシゴシ洗ってお清めします…
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洗い終わると、驚くほどでは無いにしても、洗浄したお湯が黒ずんでいました。
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さてお次は、赤錆が浮き始めたモーターボディと一体のブラケット…
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カウルトップ内の外気導入口から、どうしても水分が入ってしまうのかなぁ~
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せっかく錆落とししてもまた赤錆が浮いて来そうなので、錆転換剤を塗ることにします。
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錆落として脱脂して、溶液を二度塗りするみたい
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ワイヤーブラシで赤錆をゲシゲシ落として、
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塗装面を脱脂して、
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まずは1回目の溶液塗布。 付属の刷毛で適当に塗り塗り…
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溶液を塗ったそばから黒い防錆皮膜に転換されていきます。 ここで暫し乾燥タイム。
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錆転換剤を乾燥させている間に、ブラシの摩耗具合をチェックします…
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ブラシ残量 こっち側は約7.0mm
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ブラシ残量 反対側は約7.5mm
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ブラシ残量は、前回点検(2022年8月)から▲0.5mm程度と殆ど減っていません。
使用頻度の影響もあると思いますが、マキタ電動工具のブラシたいへん優秀です (^^;)


コミュテーターと組み合わせたところ…
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ブラシ残量の心配は当分無さそうだナ。
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錆転換剤の1回目塗布が乾燥したら、2回目を塗布していきます。
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頑丈な防錆皮膜となって、
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今後の赤錆発生を防いで欲しいところ…
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その気持ちを込めて少し多めにたっぷり塗りました。
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一通り清掃・点検・補修と終わり、モーター軸受部分に軽くCRCを吹いて組み戻します。
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モーターの蓋を通しボルトで固定して、
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お風呂で洗ってキレイになったファンを取り付け、
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無事にブロワモーターAssyの姿に戻りました。
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クルマに戻って車両ハーネスと接続して試運転…  うん、快調にファンが回ります♪
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ブロワモーターAssyを助手席足元の空調ユニットに不自由な姿勢で取り付け、
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これで効果が有るのか?無いのか?分からないモーター遮音カバーを、
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モーターに被せて出来上がり!
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またほとぼりが冷めた頃にネタにしよう…www
(ファンは定期的に洗わないとダメだし、今回赤錆部の経過も気になるし、ブラシは大丈夫そうだけど)

*****
今日のお別れは、「PC-8001+CMU-800でRYDEEN(YMO)を演奏」 ですw 

Posted at 2024/03/01 14:42:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | テラノ(WD21) | クルマ

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