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つねサンのブログ一覧

2023年06月20日 イイね!

暇つぶし用「オモチャ」着弾!

暇つぶしに、ヤフオクの「PA機材」を覗いていたら、昔お世話になったMixing Consoleの弟分が出品されていた。

昔、コンサート中継で使っていたのはYAMAHA PM3000-40Cです。(写真ネットから借用)


もともとは、PA卓と言われる、コンサートホールのハウスPA用のConsoleではありますが、ある時アメリカの中継クルーのお手伝いをした時、このPM3000をオーダーしてきたのです。
普通コンサート中継の時は、レコーディング中継車(音声中継車)を使うのですが、多くの大型車(映像中継車+音声中継車+電源車)の駐車場所が確保できない場合、音声は可搬型を持ち込み、楽屋や会議室を借りて「臨時ミキシングルーム」を構築します。

その時、「高S/N比」「多チャンネル入力」「多くの出力回路」「インサーション回路あり」「多くのグルーピングが出来る」等の機能があるConsoleが求められます。
勿論、音声中継車は、全ての機能を有しています。しかし、使用料が半端じゃない!制作費をケチる番組では、「手持ちの機材を組み上げて何とかしてほしい!」と要求してくる。
そこで、可搬型となると・・・・・
「放送中継用Console」もあるが、上記の機能全てを満足させるものはありません。
考えられるのが、PA用のConsoleの流用です。PA卓は高機能Consoleが多いのです。
このConsoleは、全てを満足させるものでした。

そして今回見つけたのが、この機種の弟分的Consoleです。機能は殆ど同じ。OUT系が少ない程度です。
それが何と、1980円で出品されていて、誰も入札していません。送料の方が高い!
古い卓なので、ガリやSWの接触不良は想定済み。それらをメンテするのが楽しみなのです。


入力チャンネルは12チャンネルです。
配達されてまず、物理的機能のチェックから。


先ず、フェーダー・ノブの欠品が2個。スイッチ・カバーが1個欠品。


他、物理的動作は問題ないようだ。全てのVol系・フェーダー系・SW系は問題なく動きました 。

問題は信号系です。音源には、マイクを使う手もあるが、常時音声信号を流しておきたいので、DAPを繋いで音源を流しっぱなしでチェックしていきます。モニターはヘッドフォンで。

マスター系を規定値に上げておいて、1チャンネルづつ、入力可変&各出力可変を聴いてみる。
すると・・・・・
①Vol系はほぼガリも無く使用可能!(フェーダーによるゲインコントロール/ 各AUX系出力可変 / EQ可変 / HA.Gain可変)
②SWは、ほぼ使用不可に近い。特に「BUS-OUT・切り替えSW」「PAD・SW」は酷い!
他のSWは、何度かON-OFFを繰り返せば、使えそうだが・・・全部交換するも、部品が無さそう。
SWを省いて固定化してしまうのがベストかも。
相変わらず、EQの聴き具合は最高です。何かとまだまだ遊べそうです。

Posted at 2023/06/20 22:10:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 日記
2023年06月15日 イイね!

「さよなら中野サンプラザ音楽祭」に行って来た

「さよなら中野サンプラザ音楽祭」に行って来た
いつもの3G(三爺)で「さよなら中野サンプラザ音楽祭」に行って来た。
「三爺」、私達二人は古~い音声仲間。もう一人は、元名SAX奏者。
私達は、音楽番組で何度となくお世話になったサンプラ。片や、色んな歌手のバックバンドとして参加したホールです。


ロビーには、建設当初のホール内の写真(資料)がありました。(写真下)
「黒いプラスチック椅子」、「球型のプロセニアム・スピーカー」。ステージは通常のステージの他、客席を後方にも設置できる仕様(写真)がありました。


写真上の左壁面、蛇腹状の窓は、2階が「音響室」、その上3階が「中継室=ミキシングルーム」でした。
中継室の回線等は、当時にしては素晴らしい設備でした。なにしろ本格的な「エコールーム」付きです。
さて、今日は演歌の大御所をメインとした、一派のコンサートです。


ご多分に漏れず、ほぼシルバー観客です。私達を含めて。
私達の後ろは、出演者の一人、若手歌手の追っかけおばあちゃん達でした(大合唱)。


以前行った時はカラオケ・コンサートでがっかりしたのですが、流石大御所です。
ハーフバンドを従えての、結構いけてる構成でした。が、やっぱりTbは欲しい所でした。

Dr / Eb / Eg / A.Gt / Perc / Pf / Key / Tp×2 / T.Sax / A.Sax / Vl / F.Cho×2
これにTbが加われば文句ないのだが・・・・・Tbの重要性がわかっていない?(Soundに厚みが出るのです)


チョット隠し撮り。

今回もPAが酷かった。
と言うか、某「うたコン」のPA屋さんに慣れている事もあり、演歌系のPA技術にはチョットウルサイです。「N * Kホール」のPA屋さんと一緒に番組をやっていたので、高度な音響技術に慣れていると言うか、演歌系のSoundってそんなもんじゃねえ!って言ってやりたい。
リバーブの使い方がなっちゃいない!もっともっと演歌を聴き込んで出直してきてほしい!
演歌はリヴァーブが命ですよ!
忘れてましたが、今日はTVの中継が入っておりまして、某BS赤坂局のOA-Soundに期待したいと思います。技術は、外部の技術のようでしたが・・・・。


余談ですが、今回のショーは、1970年~1980年のヒット曲をやったのですが、その中で、今日一緒に行ったSAX奏者がレコ-ディングに参加した曲もあり、本人曰く「下手だなあ~」という事で、土曜日のSound Choiceで、その曲にしようか?一気に迷いが出てきました。
何たって、当時八〇*紀さんに「私の専属で吹いてくれな~い!」って誘われた方ですから。
  
Posted at 2023/06/15 21:42:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 日記
2023年03月29日 イイね!

長い事携わってきた2番組卒業!

色々組織的な変更により、降板せざるを得ない状況となった2番組。
2番組とも専属でやって来たのですが、その一つ目、自分的には最後となる収録が先週金曜日に終わった。


同い年のキャストお一人には、結構前に話してあったのだが、他のキャスト&スタッフには当日の昼休みに報告。
と言うのも、何かとイベント的な事をやられるのが大嫌いだから。
でも、結果的に花束をいただいたりして・・・・・・
この番組は、立ち上げ時から参加して10年目。結構収録も楽しかったのだが・・・・・
後任のミキサーへの引継ぎも研修も無く、今後どうするんだろう。

そして、もう一つの番組の収録も、今日で引退しました。
この番組も14年間専属でやって来た。

20代(音声の駆け出し)の頃、師匠に言われた事。
①「出勤は最低でも30分は早く出てくる事!」=心に余裕を持って仕事に取り掛かれる。早めに機器電源をを入れ「ヒートラン」をする事によって特性の安定化が図れる。機器トラブルがあっても、30分あれば何某かの対処が出来る。
②「健康管理も仕事のうち」=暴飲暴食をやめ、健康管理をきちんとする事。
③「番組は全て生放送のつもりで!」=全ての番組において、緊張感とリアリティを持って音創りするように!
これらの事を、いつも頭の隅に置いて仕事をしてきたし、後輩にも言ってきた。
今の時代、こんな事を言ってると「馬鹿じゃね~の}なんて言われそうですが・・・・
しかし、4年前、人生初の「入院生活」をする羽目に。残念でならない。

今朝は早めに出勤し、電源投入前に、長い事お世話になったコンソールのホコリ取り。


このコンソールも、設置後一番使ったのは私?
何しろ週の半分は此処での作業。My Studioのような?別荘のような?存在でした。


この番組に関しては、事前に報告していた人もいる事から、昨日の時点で殆どのスタッフに知られる事となり、番組恒例?のイベントと化した。


一応今日関わったスタッフ&キャストで花束贈呈と記念写真。
顔を塗り潰しているので誰だか判らないと思うが・・・・

その後、コントロール・ルームで音声スタッフのみで記念撮影!


その後、自分的には最後の撤収作業!と言っても大した作業ではないのだが・・・。


これで、此処に来ることはまずないでしょう。
長年通いなれた制作エリアの廊下。気のせいか淋しく感じます。って、普段からこんな感じで殺風景なんですが。


さて、暫くはのんびりしていたいけど、いつまでもそうしてる訳にもいきません。
只今、絶賛検討中!


Posted at 2023/03/29 22:00:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音声業界 | 日記
2022年09月23日 イイね!

内視鏡検査の後コンサートへ

昨日は「大腸内視鏡検査」。
いつもと変わらない流れではあるが、毎回「今年こそは検査中の画像を見てみたい」と思いつつ、麻酔を打たれて数秒後には眠っている。
今回も同じ。看護師さんに起こされて目が覚め、リクライニングチェアーに移動。
1個のポリープ切除。他に、今回初めて「憩室炎」が発見された。
憩室炎とは、腸壁が外側に膨らんで、その袋に炎症が起こる症状らしい。小さい袋で、通常は症状は出ないらしいが、悪化すると痛みや発熱、最悪破れて腹膜炎を発症するらしい。
今のところ症状が無いから、要観察と言う所でしょうか。1年後無くなっている事を祈るばかり。

帰宅して、夜には「Big Band & Wind Orchestra」のコンサートに行く。
なぜか、この時間でもお尻がムズムズしてる。今までにない症状。(下剤が残ってる?)



初めて行くホール「めぐろパーシモン・ホール」。多分?昔の「目黒公会堂」???。
なかなか音響特性を考えたクラシック ・ホールでした。パーシモンと言うだけあって、反響板が、多分パーシモンを使っている?? 座席は「半リクライニング」になっていて、座り心地最高!
ステージ上のシャンデリア下部には、アクリルで作られた、日本初の可動式反射板が備えられています。


「国立音楽院」の発表会的なコンサートです。
色んな音大のコンサートは行きましたが、クラシックホールで、「生音」だけのBig Bandを聴いたのは初めてでした。正直、聴くに耐えられないバランスです。PAの重要性を改めて感じます。
ウッドベースが、殆んど聴こえません。エレキベースに持ち替えた曲もありましたが、ベースアンプがショボくて、ギターと変わらないようなSoundで酷いもんでした。ドラムのキックがやたらと目立ってしまい、バランスが滅茶苦茶です。
一応、Solo用に、ステージ手前に2本のマイクがあるのですが、前に出て来た演奏者が、全くマイクを意識しないで吹いてしまうので、折角のマイクが何の役にも立っていません。
途中で、指揮者(講師=元ニューハードなどでトロンボーンをやってたプロ)が、マイク位置を直してあげたりしてましたが、次の奏者になると全く無視です。(余裕が無いのかな?)
プロのバンドマンだと、自分の楽器に合わせて、セルフでマイク位置を直すのが決まりなのだが。
生音で行くならば、各楽器の位置関係を考えて配置すれば、かなり違ったはずです。
(弱音楽器を前に持ってくる等)

後半は「Wind Orchestra」の演奏です。(下写真はBig Bandの位置関係ですが)

恥ずかしい話ですが「Wind Orchestra」と言うジャンル、知りませんでした。
簡単に言うと、「吹奏楽」の大規模集団って感じです。つまり、交響楽団のヴァイオリン・セクションを、クラリネットに置き換えた感じです。位置関係も、VlⅠとVlⅡ、Vlaの位置にクラリネットが陣取ります。クラリネットの人数が10人以上います。(写真撮影は禁止 m(__)m )
演奏もなかなかのもんでした。

完全な交響楽団なら判るが、やはりこのようなスタイルの演奏にはPAは不可欠かな?
と言うより、クラッシック・ホールで、このようなスタイルの演奏は難しいものがあるかな?(反射がありすぎる)逆に、普通の多目的ホールで、PAを介して演奏したほうが良いと思うのだが・・・・
クラッシックだって、何十本と言う「スポット・マイク=補助マイク」を使って録音してるんですから、生音に拘るより、バンド全体のバランスを考えた方が良いと思うのだが・・・。

「Wind Orchestra」と言うジャンルを知っただけでも大きな収穫でした。
考えてみれば、「自衛隊音楽隊」等も、「Wind Orchestra」の一種かも知れませんね。吹奏楽よりかなり大掛かりなバンド構成ですから。ちゃんと独自のPAも介しています。

本来ならこれからのシーズン、各音大の学園祭へ行ってみると楽しいんだけど、今年はどうなんだろうね。ある音大はネット配信だけだと言うけど・・・・。

Posted at 2022/09/23 22:40:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 音楽/映画/テレビ
2022年08月25日 イイね!

レコードのデジタイズその後

諸事情により、仕事が結構暇!
暇を利用してレコードのデジタイズをしているのですが、40年以上前には気にもしなかったことが、今になって、非常に興味深い事が判ったりして楽しい!


1979年~1982年頃のアルバムが殆ど。中にはそれ以前の洋楽もある。
丁度デジタル・テープ録音が始まった頃です。


私の持ってるアルバムの1/3は、資料用に頂いた販促版(番組の資料音源)なのですが・・・
「こんな曲で、こんなアレンジです」と言ったSoundの原型を知る為に頂く音源です。
 
デジタイズには実時間掛かるので、その間にジャケットを読んでみたりする。(チョットかび臭い)
すると、ジャケットにエンジニアの名前やスタジオミュージシャンの名前まで丁寧に載せているアルバムは、非常に凝ったSoundに仕上がっている。

 
そして、「いい音してるな~」と思うアルバムのエンジニアは、業界では今でも名声を博している。
参考までに・・・吉田保さん・内沼映二さん・高田英男さん・梅津達男さん・吉野金治さん
機会があったら、検索してみると良いと思います。

我々のTV業界も同じですが、番組最後のスタッフロール・スーパーを見ると判ります。如何に技術を重んじている番組か否か。制作系は表記するが技術系はカットみたいな。全て表記しても、目の回るようなスピードで表示。体裁上やってるだけと言う、スタッフ表記には重要な意味がある事が判っていない制作担当者が多い。表記する事によって「責任感を持たせる」と言う事です。

昔は、仕事につながる「TV番組のミキサー名」は気にして見ていました。
「Sound S」「ベストテン」「ミュージックフェア―」「夜のヒットスタジオ」「レコード大賞」「紅白歌合戦」「歌謡大賞」等のミキサーさん。

そんなこんなで、ジャケットの中を見てたらこんなものが・・・


割りと新しいアルバムに入っていた(CDが出始めた頃)告知です。
これを見ると、ハウンドドックや、白井貴子、尾崎豊などもCDオーディションからデビューしてたんですね。色々と楽しい事が新発見できる遊び?です。

最近、「ホテル・カリフォルニア」の音源が、一部で盛り上がっているのですが、音楽の聴き方って、最終的にメディアは何であろうと、録音環境がどうであろうと、自分の感性に合えばどうでも良い事。
私の好きなMadonnaの「La Isla Bnita」等も、アルバムによって全く違うSoundに仕上がっています。
でも、個人的に好きなのは、「THE IMMACULATE COLLECTION 言うアルバムのLa Isla Bonita」なんです。
ミュージシャンは、アルバムを出す時、「既存の曲を集め直してCD化する」場合、「同じ曲でも、違うスタッフ(エンジニアも含め)で録音し直す場合」「アレンジを変えて録音し直す場合」等があります。
特にLIVE盤は、会場ごとや場所ごとに出す場合が多々あります。同じスタッフで回っている場合は良いのですが、技術系はその都度違う場合もあります。すると同じ曲でも全く違うイメージに出来上がります。また、Liveになると、アレンジもノリでどんどん変わってくる場合もあります。

ま、結果論、リスナー本人が気に入ればよい訳ですが、じゃあ何を基準にReferenceを決めたらいいか?
先ほど記したエンジニアで選んでみるとか、私が結構参考にするのは雑誌「Pro Sound」を購読するとか、サンレコ「Sound Recording」を購読するとか。
音の入り口「マイク」の事とか、「セッティング法によって、音がどう変わるか」、「EQ処理で、倍音成分がどう変わるか」、「ダイナミックス処理」で音がどう変わるか?等‥。
作る側の技術を少しでも理解すると、色んな疑問が解ける事があると思います。
所詮、CD化になった時点で「レコーディング」と言う、音の加工処理がなされている訳ですから。
その加工されたものが、CDであれレコードであれ、はたまたカセットテープであれ、「録音メディア」を含めたSoundが「〇〇と言う1曲全て」なんです。

 
Posted at 2022/08/25 11:06:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音声業界 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「@Black Diamonds 毎朝♪好きです川崎愛の街♪を鳴らしながら「ゴミ収集車」が家の前を通ります。これが川崎の風物詩。ジャズ・アベの川崎公演でもよく演奏してくれます(笑)JAZZアレンジでね。」
何シテル?   07/20 09:55
「つねサン」です。よろしくお願いします。TV制作の音屋。生涯現役を貫き頑張っております。長年乗り継いできたオデッセイから、エコカーのデミオ君に乗り換えたのをきっ...
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