昨日は「大腸内視鏡検査」。
いつもと変わらない流れではあるが、毎回「今年こそは検査中の画像を見てみたい」と思いつつ、麻酔を打たれて数秒後には眠っている。
今回も同じ。看護師さんに起こされて目が覚め、リクライニングチェアーに移動。
1個のポリープ切除。他に、今回初めて「憩室炎」が発見された。
憩室炎とは、腸壁が外側に膨らんで、その袋に炎症が起こる症状らしい。小さい袋で、通常は症状は出ないらしいが、悪化すると痛みや発熱、最悪破れて腹膜炎を発症するらしい。
今のところ症状が無いから、要観察と言う所でしょうか。1年後無くなっている事を祈るばかり。
帰宅して、夜には「Big Band & Wind Orchestra」のコンサートに行く。
なぜか、この時間でもお尻がムズムズしてる。今までにない症状。(下剤が残ってる?)
初めて行くホール「めぐろパーシモン・ホール」。多分?昔の「目黒公会堂」???。
なかなか音響特性を考えたクラシック ・ホールでした。パーシモンと言うだけあって、反響板が、多分パーシモンを使っている?? 座席は「半リクライニング」になっていて、座り心地最高!
ステージ上のシャンデリア下部には、アクリルで作られた、日本初の可動式反射板が備えられています。
「国立音楽院」の発表会的なコンサートです。
色んな音大のコンサートは行きましたが、クラシックホールで、「生音」だけのBig Bandを聴いたのは初めてでした。正直、聴くに耐えられないバランスです。PAの重要性を改めて感じます。
ウッドベースが、殆んど聴こえません。エレキベースに持ち替えた曲もありましたが、ベースアンプがショボくて、ギターと変わらないようなSoundで酷いもんでした。ドラムのキックがやたらと目立ってしまい、バランスが滅茶苦茶です。
一応、Solo用に、ステージ手前に2本のマイクがあるのですが、前に出て来た演奏者が、全くマイクを意識しないで吹いてしまうので、折角のマイクが何の役にも立っていません。
途中で、指揮者(講師=元ニューハードなどでトロンボーンをやってたプロ)が、マイク位置を直してあげたりしてましたが、次の奏者になると全く無視です。(余裕が無いのかな?)
プロのバンドマンだと、自分の楽器に合わせて、セルフでマイク位置を直すのが決まりなのだが。
生音で行くならば、各楽器の位置関係を考えて配置すれば、かなり違ったはずです。
(弱音楽器を前に持ってくる等)
後半は「Wind Orchestra」の演奏です。(下写真はBig Bandの位置関係ですが)
恥ずかしい話ですが「Wind Orchestra」と言うジャンル、知りませんでした。
簡単に言うと、「吹奏楽」の大規模集団って感じです。つまり、交響楽団のヴァイオリン・セクションを、クラリネットに置き換えた感じです。位置関係も、VlⅠとVlⅡ、Vlaの位置にクラリネットが陣取ります。クラリネットの人数が10人以上います。(写真撮影は禁止 m(__)m )
演奏もなかなかのもんでした。
完全な交響楽団なら判るが、やはりこのようなスタイルの演奏にはPAは不可欠かな?
と言うより、クラッシック・ホールで、このようなスタイルの演奏は難しいものがあるかな?(反射がありすぎる)逆に、普通の多目的ホールで、PAを介して演奏したほうが良いと思うのだが・・・・
クラッシックだって、何十本と言う「スポット・マイク=補助マイク」を使って録音してるんですから、生音に拘るより、バンド全体のバランスを考えた方が良いと思うのだが・・・。
「Wind Orchestra」と言うジャンルを知っただけでも大きな収穫でした。
考えてみれば、「自衛隊音楽隊」等も、「Wind Orchestra」の一種かも知れませんね。吹奏楽よりかなり大掛かりなバンド構成ですから。ちゃんと独自のPAも介しています。
本来ならこれからのシーズン、各音大の学園祭へ行ってみると楽しいんだけど、今年はどうなんだろうね。ある音大はネット配信だけだと言うけど・・・・。
Posted at 2022/09/23 22:40:58 | |
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