7年前の「急性膵炎」から、年2回のフォローアップ検査を経て、とうとう大手術に挑む事になった。途中から、地元の病院から「お手上げ状態」と言う事で、築地の「国立がん研究センター中央病院」を紹介されて3年。
全てが、ラッキーづくしの7年であった。
①地元市立病院から紹介されたのが「築地・がん研」。当初、個人的には同じ神奈川県内の「膵臓に強い病院」を指名したのだが、当時の担当医が、「どうせ行くんなら、国内最高位の病院に行きなさい!」と言われたのが「築地・がん研」でした。
②当時、仕事の都合上、火曜日しか行けなくて、初めて「がん研」を受診したのが火曜日。
すると、火曜日の外来担当医が、名医だった。(今回の執刀医)
③「肝胆膵外科」を受診したのだが、最初のCT画像を見て「膵臓の病変は、市立病院の見立て通りだと思うが、肺に癌があるよ」と、簡単に言われてしまった。「隣の呼吸器外科の外来に、肺がんの名ドクターが居るから、直ぐ見てもらいなさい!」と言われ、「呼吸器外科」へ!
④肺がんの担当医も、超有名なエキスパートのドクターだった。で、初診から2カ月後「肺がん手術」。この時、ステージ1bだったので、早期発見で助かった。
⑤その後も、年2回の「膵嚢胞」のフォローアップをしていくのだが、徐々に拡大傾向に・・・・
最終的に、今年3月の検査で結論を出す事に・・・。淡々と判りやすく説明してくれたので、思い切って「手術してください」と言えた。この先生になら命を預けられる。
年齢も年齢なので、長時間(通常8時間と言われている)の手術に耐えられるかが一番のネックに。2カ月後の入院までに体力を付けないと。とは言っても大したことはやらなかったのだが・・・。
手術の2日前に入院し、最終チェックをする。
手術は「ロボット(ダビンチ)支援下・膵頭十二指腸切除術」である。消化器官の手術では最難関の手術だと言う。(写真はネットから借用しましたが、ほぼ同じ状況でした=麻酔が効く前に見た感じと同じです)
ダビンチの他、腹腔鏡も併用する。
手術室はNo7。手術時間が長い事もあり、一番早い患者でした。
朝 9 時前に手術室に入り、背中に「硬膜外麻酔」の針を入れられる。「肺がんの時も同じだったなあ」と思っていたら・・・・・目が覚めたら、壁の時計が9時半を指していた。
此処は何処?? ICUだった。と言う事は12時間経ってるって事?後に妻への説明で「10時間に及ぶ手術だった。癒着が酷かったが、出血が60ccで済んだ。輸血無しです」と言われたと言う。
凄いテクニック!と言わざるを得ない。普通は凄い出血量らしい。
「胆のう」「膵臓の1/3」「十二指腸」を切除し、上の写真のように「再建術」をしたのです。
ICUに2日間。一般病棟の個室で5日間。最終的に「希望の差額ベット」に入ったのは術後1週間後でした。
窓からの眺めだけは最高です。前回(肺がん手術)も同じでしたが、この景色が観られる窓側が「差額ベット」なのがチョッと納得がいかないのですが・・・・
眼下には、これから大開発が始まる「築地市場跡」が見えます。遠くに「レインボー・ブリッジ」、目の前が「築地場外市場」「勝鬨橋」など、眺めは最高なのですが・・・・
で、なんだかんだあって、何事も無ければ3週間ほどの入院で退院できるはず。ところが、3週間目にして、「どうも炎症反応がでてる。膵液がチョットだけ漏れている」と言いう事で、1週間伸びて、今日の退院になったと言う訳です。
この手術は、所謂「膵臓癌」の手術と全く同じなのですが、私の場合「癌化する前に切り取ってください」とお願いしたようなものなので、周囲の同じ患者さんを見ていると、抗ガン剤併用とか、痛みに耐えてるとか、再入院してきたとか・・・大変な様子を見て来たので、あ~早期治療をしてホントに良かったと、つくづく思います。
ただし、今後とも食事には神経を使う事になりますが、基本的には制限はないと言われてます。
Posted at 2026/07/16 18:38:35 | |
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