
8月4日から7日の日程で息子と二人出掛けた「西日本漫遊記」も今回が最終回。
奇しくも本日終戦記念日にこの内容をうpするとは・・「人生数奇也」ですね。
最終目的地は広島・原爆ドーム及び資料館です。
前日8月6日は式典等で混雑が予想されたので、市街地には7日に来ました。
昭和47年式の僕もココ原爆ドームを訪うのは初めてでありまして、正直。
『小学四年生に原爆関係は荷が勝ち過ぎてはいないか?』
とも思ったのですが、今思えば僕がここら辺に初めて触れたのが小学五年の時ガッコの図書室で読んだ
「はだしのゲン」
確かに衝撃も大きかったのですが、ココロというか
理解の許容量を超える分は「丁度桶から水が溢れ出る」様にこぼれ出て、結果うまくバランスしてたんだな~・・と思いまして・・・。
『先ずは水を入れてみるか?』
と父は思ったのですた。^-^
前日の戦艦大和と共に
「息子君戦争を知る夏」の仕上げで御座います。^皿^
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(C)サンデ
京都~福岡~広島と渡り歩いていた時は「起きたら次の街まで移動」だったので「7時過ぎには起床」だったのですが・・。
この前日にチェックインして夕方までこの町に居る事になっているので、チョイ朝寝坊。w
蓄積した旅の疲れもあって9時まで爆睡して10時頃街へ。
17:13の新幹線で帰るので、16時過ぎまで時間はあります。
と云う訳でまずは市内観光とお昼をを何とかしよう、ついでに駅のコインロッカーに荷物を置いてこよう。
とゆー訳で市内を走る路面電車「ひろでん」で広島駅へ。
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(C)サンデ
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(C)サンデ
ひろでん広島駅ターミナル。
彼的にはココで次々と来る新しかったりレトロだったりする路面電車を激写するのが大興奮の様で。w
30分ほど付き合って路面電車コレクション。^ー^
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新しい車両が続きます、軌道の石畳の趣も加わってヨーロッパのLRTみたい。
と思うとこんな日本的なレトロ車両も。
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(C)サンデ
古いモノには「昭和32年」製造というコーションプレートもありました、60年近く前の車両が当然の様に稼働しているんだから、ひろでん及び広島市民のこの
路面電車(及び広島カープw)に対する深い愛情が感じられます。
ホント古いけど良く手入れされていて綺麗でした、何かこう「黒光りしてるぜ」って感じ?w
たぶん見た中ではコレが一番古い筈。
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(C)サンデ
ひとしきり眺めた後はそれに乗って市街地「本通」停留所まで、アーケード街を歩いてラーメン屋。
美味いラーメンだなぁ、と思ったらチェーン店で・・帰って調べたら
地元にも在ったりしてんのね、灯台下暗し。^□^
「銀山町」からまた路面に乗って、遂に来ました
「原爆ドーム前」
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(C)サンデ
写真や映像で何度となく目にしているので「既視感」はパネェのですが、しかしながら実際目の当たりにするとその凄みというかある種威容には気圧されます。
さすが世界遺産。
・・・地元(というか富岡市)の富岡製糸場が昨今世界遺産に登録されましたが・・、正直ココと同じくに扱うのはおこがましい感じ。 ̄△ ̄;
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(C)サンデ
川沿いに回り込む。
市と国と有志の努力の甲斐あって、時間を凍結したまま永久保存が成されています。
FBにも感想を述べているのですが、荘厳さに混じって諦めにも似た悲しさを内包している様に見えました。
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69年前、累々の屍で埋め尽くされたであろう元安川の川面。
今は反面教師の様に無機質で静かです。
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階段で水面レベルまで降りてみる。
遊ぶ様な子供の姿は無く、魚が気持ちよさそうに無防備な姿を見せてくれます。
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原子爆弾投下目標とされた、T字構造が特徴的な相生橋。
今は無骨な鉄橋に姿を変えていますね。
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(C)サンデ
平和記念公園から原爆ドームを望む。
非常に良く見かける構図です、拝む。
前日の式典の片づけで係りの人が忙しく働いていました、屋根は全て撤去出来るんですね。
→原爆資料館へ。
資料館は撮影禁止らしいのでカメラは仕舞いましたが、まあ外国人観光客での無い限り写真撮る気にはなりませんやね・・。
事前に原爆の予習なく修学旅行で来た女子中学生等では、展示
閲覧中に卒倒する子も居るとか居ないとか・・。
確かに凄惨な内容の展示物が多いです。
映像資料や休憩所で流されている「NHKスペシャル」の原爆関連番組等もとても「涙無くしては語れない」モノで―。
人々の生活に叩き込まれた「原子爆弾」は余りにも大きい影響を、放射能汚染よりも長い時間、破壊された市域より広い世界全体に今でも影響を残し続けているのですが、ややもすると人間はそれを忘れてしまうのですね。
息子にはGW明けから
「旅行までにはだしのゲン全巻読んどけ」と指令を出していたのですが、それが奏功したのかショックは随分少なかった様です。
ぶっちゃけ「はだゲン」で原爆資料館の多くの部分を理解出来ます。
世界中で教科書にされるだけあってあのマンガ結構凄いですわ。
かくいう僕も、キンドルで全巻落として30年以上ぶりに読んだのですが。
「へー、こういう話だったんだ・・」
と改めてあらすじを理解しました。
正直原爆投下後の描写とか隆二がヤクザ撃ち殺して逃げるトコとか、絵描きの兄ちゃんが原爆症で壮絶に死ぬトコロしか覚えてませんでした。
・・・あと結構な勢いで左寄りですね、それもこの歳になって初めて理解した事です。
つまり、
小学生には小学生なりの、大人には大人なりの理解と解釈があると云う事。
手塚治虫もそうですが、昔の漫画は知ってるヒトしか理解できない『隠し扉』を多く含んでて深いです。
表現の規制も多い昨今ですが、今の漫画とは違いますね。
と云う訳で原爆ドームから資料館まで、ゆっくり眺めて4時間ちかく掛かりました。
恐ろしい事に悲惨凄惨な話も、訊き続けていると麻痺してしまうのですね。 ̄エ ̄;
喉元過ぎれば何とやら。
この手の教育は一度にドン、ではなく小出しに回数を重ねる事が大事だと思いました。
原爆ドームに舞い戻り、カフェで休憩。
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(C)サンデ
不謹慎かもしれませんが「慰霊」が「怨霊」に見えて一瞬ドキッとしました。
そう言えば「はだゲン」で川に取り残された死者のドクロに「怨」の字を入れてMPに売るシーンがあったな・・・。
キレイ事では済まないと言う事も、確実に在る、と言う事か・・・。
16時過ぎ―そろそろ広島の街ともお別れのお時間です。
心身共に疲れ果てました。
帰りの広島-東京間の新幹線はグリーン車にしちゃいましたよ、最後の贅沢と云う事で。
この4日間の旅。
前半は友人や親戚等と歓談してほのぼのと過ごし、後半は
「息子君戦争と平和を知る夏」となりました。
戦艦大和関連では徴用された兵士が。
原爆関係では一般市民が戦火によって多く死んで往った事実を知り、奴も奴なりに思うトコロがあった様です。
バカ親目線で言うのもナンですが、この旅で随分と精神的にも「人間の輪郭がしっかりしてきた」というか、フワフワした赤ん坊から男っぽくなったかなぁ?
なんて思いましたね。 ̄^ ̄=3
22:18高崎到着。
ママさんとお姉ちゃんが迎えに来てくれました。^-^
旅も終わりです。
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(C)サンデ
たぶんコレが最初で最後の「父と息子の二人旅」になると思うのですが、この旅が彼の人生に何かしら残ってくれれば父親としてはこれ以上の事はありませんね。
と云う訳でご静観有難う御座いました~。
あす以降は通常営業(トホホ系クルマブログ)に戻りますぅ~。^ー^)ノシ