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【2007年8月16日　11時30分】
■石川県小松市・小松飛行場(小松空港)＆石川県立航空プラザ


北陸自動車道を小松インターチェンジで下りて、やってきたのは小松飛行場(小松空港)。
北陸の空の玄関口として東京はもちろん全国各地とを空路で結んでいます。
ここは航空自衛隊との共用で、小松基地が隣接しています。

今回の遠出の目的のひとつが、ここでの飛行機の写真撮影。
しかし事前にある程度のリサーチで分かっていたとはいえ、なかなか良好な撮影ポイントに恵まれず、残念ながら収穫はゼロ。

そこで、空港のそばにある「石川県立航空プラザ」を訪問。
いわゆる航空博物館のひとつであり、館内には模型などで航空機の歴史を展示したりしています。

また実機もブルーインパルス仕様の三菱T-2をはじめとして屋内外に展示されています。
往年の名ヘリコプター・川崎ベル47G-2を間近に出来たのが大きな収穫でした。

さらにここには実際に使用されていたYS-11のシミュレーターもあり、500円で体験することが出来ます。もっとも今回、私自身は体験しませんでしたが。

もうひとつ面白いのは航空管制の仕組みを学べるコーナーもあること。
管制卓が展示されており、100円で管制のシミュレーションを体験することも可能です。


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【2007年8月16日　11時10分】
■石川県白山市・北陸自動車道 美川インターチェンジ付近


富山を抜けて車は石川県に入りました。

石川県には過去に取材で訪れたことが一度ありますが、自走でやってきたのは今回が初めてです。
ちなみにこれで、私が自走で訪れたことの無い都道府県は、残すところ沖縄県と福井県のみとなりました(今回は残念ながら福井県まで足を伸ばす余裕無し･･･)。

そして、石川県は白山市の北陸自動車道・美川インターチェンジ付近では、写真のような看板にお出迎えされました。

この看板、結構有名らしいですね。
まぁダジャレ･･･、なのでしょうが、それをここまで堂々と巨大なサイズの看板にしてしまったのは凄いかも。

なお、「県一の町」を高らかに謳っていた美川町は2005年に平成の台合併によって白山市の一部となりました。

ちなみに歌手の美川憲一さんは、長野県・諏訪市のご出身です･･･。

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【2007年8月16日　10時05分】
■富山県富山市・北陸自動車道 富山インターチェンジ


東京・町田を出発して6時間半、北陸は富山市にやってきました。

実は富山県に足を踏み入れたのは今回が初めて。

しかし、今日のところは富山市は通過のみ。

中心部を見ることなく、富山インターチェンジから北陸自動車道へと入ります。


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【2007年8月16日　9時20分】
■岐阜県飛騨市・神岡鉱山前駅


安房トンネルを抜けて岐阜県に入ると、国道471号線で富山方面へと進路を取ります。

写真は神岡鉱山前駅。
この駅は2006年で廃止されているのですが、それまでは神岡鉄道という路線がありました。

神岡は奈良時代から亜鉛や鉛、銀などを採掘している神岡鉱山で知られた地区。
東洋一の鉱山と言われ、最盛期には当時の神岡町は人口3万人近くという隆盛ぶりだったそうです。

しかし学校の社会科でも習った「イタイイタイ病」の原因という一面も持っています。

現在は産炭地と同じように合理化や採掘の中止などにより人口が減少、今では神岡町は合併により飛騨市の一部となりました。

衰退傾向にあった神岡ですが、近年は神岡鉱山内を利用したニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」でその名を知られるようになり、再び注目を集めています。


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【2007年8月16日　7時25分】
■長野県松本市・安房トンネル


空は爽やかすぎるほどの青空、エアコンの効いた車内にいるとはいえ、今日も陽射しがきついことを感じながら車を走らせます。

途中、上高地へのバス乗り場には早朝から大勢の人がいました。
お盆休みも終盤、猛暑の都会を脱出した皆さんでしょうか。

さて、車は松本市側から安房トンネルへと入ります。トンネルを抜けると、そこはもう岐阜県です。

安房トンネルは1997年の12月に開通。普通車で750円という設定の有料道路ですが、とても価値のある道路です。
なぜならトンネル開通までは、大変険しい安房峠越えを強いられていたからです。

交通の難所を解消すべく造られた安房トンネルは、完成まで実に33年もの時間を要しました。
日本アルプスを貫くトンネルなのですから、相当の大工事であったことは容易に想像できますね。


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