10・15モードを基にエコ運転を考えよう！

10・15モードは、エネルギー消費効率（km/l）測定のための走行パターンとして長年使われえきました。
実燃費との差が大きく、実用的な走行パターンではないとして、JC08モードが使われるようになりました。

JC08モードは、１秒ごとの速度が決められており、エコ運転を考えるときのパターンとしては複雑になってしまいます。
そこで、これまで使われてきた、10・15モードを基に、エコ運転について考えていきます。

まずは、10・15モード 走行パターンを MS-Excel でグラフにしてみました。



10・15モード法は、10モードを３サイクルと 15モードを１サイクルを加えた４サイクルで測定するものです。

このグラフに、加速部分（赤色）と減速部分（青色）を入れてみました。



加速部分は、ガソリンのエネルギー（熱エネルギー）をエンジンで運動エネルギーに変え、速度を上げている部分です。
減速部分は、速度（運動エネルギー）をブレーキで熱エネルギーに換えて、放出している部分です。

この、赤色・青色の部分、エネルギーの変換部分を小さくすることでエネルギーを使わない運転（エコ運転）ができそうです。

つづく