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2016年04月30日

ホンダはスバルの下請けだった

ホンダはスバルの下請けだった ホンダドリーム50の整備手帳にコメントをいただきました。
その最後の一行に、

「ところでホンダは、
終戦までスバル(中島飛行機)の下請けだった
って知っています?」

と、ありました。

知らなかった!

ホンダは、

「本田宗一郎が戦後、独自に設立した会社で、前身会社はない。」

というのが、SaeXaの認識でした。

自分の知らないことが出てくると、俄然ファイトが沸きます。

いろいろと調べてみました。

キーワード
中島飛行機、本田技研工業、本田宗一郎、アート商会、アート金属工業、東海精機重工業、東海精機工業、豊田自動織機、中村良夫

以上のキーワードで調べたことをつないでいきます。
()内は、SaeXaのつぶやき・判断です。

中島飛行機は、群馬県太田市が発祥地。東京武蔵野市・群馬県邑楽郡小泉町・栃木県宇都宮市に工場を開設。
(中心は東京以北の関東地方)
1922年 本田宗一郎は、自動車修理工場「アート商会」に入社
1926年 アート商会 アルミ軽合金属ピストンの開発試作に成功 納品先については未記載
(中島飛行機 発動機組み立ての武蔵製作所に納品の可能性あり)
1928年 本田宗一郎 アート商会浜松支店を設立して独立
1939年 アート商会浜松支店から東海精機重工業株式会社に社名変更
1939年 東海精機重工業 自動車用ピストンリングの生産開始
(ピストンリングの納品先が中島飛行機の可能性あり。土地柄トヨタが中心では?)
1943年 アート商会は工場を長野県上田市に工場を疎開させる。
(中島飛行機の本拠地に近いことから、中島飛行機との関係が感じられる)
1945年 本田宗一郎は、所有していた東海精機重工業の全株を豊田自動織機に売却して退社
1945年 東海精機株式会社に社名変更、磐田(現在地)に移転
(ここで本田宗一郎と経歴会社との関係は分断される。)
1946年 本田宗一郎は、浜松市に本田技術研究所 (旧)設立
1948年 本田宗一郎は、本田技研工業株式会社を浜松に設立
(出資関係については分からないが、前身会社のない独立企業と考えられる。)

以上のことから・・・

「ホンダは、終戦までスバル(中島飛行機)の下請けだった。」

に対して、SaeXaとしては、

「ホンダ(本田宗一郎)が中島飛行機の下請けとして仕事をしていた。」

ということなら理解できます。が、

「ホンダ(本田技研工業)が、中島飛行機の下請けだった。」

という意味でとらえると違うような気がします。

この辺りのことを詳しく知っている方は教えてください。


本田宗一郎がアート商会、東海精機重工業で学んだ知識・技能が本田技研工業の自動車に活かされていることは間違いないと思っています。


中村良夫は、中島飛行機の技術開発者で日本内燃機製造(オート三輪メーカー)を経て本田技研工業に転職した方です。
今回調べた中で唯一中島飛行機と本田技研工業を直接つなぐ人物でした。
ホンダでは、市販車の開発責任者とF1監督として成果を上げた方です。

(敬称略ですみません)
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2016/04/30 18:53:48

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この記事へのコメント

2016年4月30日 21:47
こんばんは、素晴らしく 対応速いですね。
下請けの時は、勿論ホンダと言う会社では
ありませんが!

アート商会は、他の方に譲って、ピストン
リングの会社を創めるのですが、最初は
うまくいかなかったようです。

2年位経過して、やっと中島飛行機や、他
の会社に納品出来るようになったようです
元々が天才ですから
コメントへの返答
2016年5月1日 20:05
私が調べた範囲では、ホンダ(本田技研工業)と、中島飛行機の下請け関係は確認できません。

調べた記述の中に、「宗一郎は社名に個人の姓を付したことも後悔もしていた。」というのがありました。
これは、企業は個人の持ちモノではない考えのもとに出てきた言葉ですが、企業としての「ホンダ」と宗一郎個人としての「ホンダ」が混同されることを恐れていて出てきた言葉なのではないかと調べながら思いました。
2016年5月1日 21:16
こんばんは、この件はちょっと最後に一行
入れただけなのに、素晴らしいです。

下請けの表現が、正しいかは不明ですが
ウィキペディアにそう書いてあったので
ちょっとお借りしました。

中村良夫氏(帝大)もきちんと調べてあり
好感です。4輪は、彼がいなければ不可
だったと思われます。この両者では、空冷
と水冷で、かなり揉めたようですね。
ここを調べれば、宗一郎氏は 余り理論
的でないように思われます。

でも、日本楽器(ヤマハ)の木製プロペラ
の切削機も、作ったのですから、流石です
これは、それまでに比べ、すごい能率
だったようです。

ホンダのホームページの「パワー・オブ・
ドリーム」にも、アート商会や アートピス
トンリング研究所・東海精機重工業に
ついて、かなり書いてあります。

あとホンダの経営全権を握っていた
宗一郎氏の参謀、藤沢武夫氏や
河島喜好氏も、調べると楽しいと思わ
れます。
コメントへの返答
2016年5月1日 22:33
ウィキペディア「MH02」の項目の「開発の経緯」に、「ホンダ自体、第二次世界大戦敗戦まで中島飛行機の下請けをしており…」の記述を見つけました。

ブログ本文に書いたことを基に考えると、「開発の経緯」の一行目の「ホンダ」は本田技研工業であり、2行目の「ホンダ」は本田宗一郎自身と読むと納得できます。

「その縁があって中島飛行機の技術者が本田技研に移った」は疑問が残るところです。
中島飛行機の技術者は、解体後機械系メーカーに移り活躍されています。
神話となったスカイラインの連勝記録も元・中島飛行機の技術陣の勝利だと思っています。

2016年5月1日 23:30
再度こんばんは、スカイラインに付きましては
私も、その通りと思います。 

電動工具も、マキタを使用していますが、前身
が、中島飛行機だと思うと、何か嬉しいです。

ところで、お願いがありますが、私の零戦の
ブログに、何かコメント頂ければ嬉しいです。
何でも良いです。
コメントへの返答
2016年5月3日 7:58
零戦については、いいコメントができないと思います。
零戦は良い飛行機だけれども、戦闘機としては・・・
一式陸攻もまた・・・
要求性能を満たすために犠牲が大きい。
戦後、財閥は解体され企業分化されていますが、体質が引き継がれているような気がしてなりません。

プロフィール

「アルミテープ効果の”見える化”と検証 https://minkara.carview.co.jp/summary/1741/
何シテル?   05/12 22:41
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