ロビー・ロバートソンが
SNSで「カフーツ」発売50周年と、
アップしてました。
「カフーツ50thアニバーサリー」BOXは、
新しいミックス+ボーナストラック。
パリのライブ+ボーナストラック。
カフーツのLPレコード。
そして、
日本版のカーニバル(Life is a Carnival」のシングルなどなど。
タワーレコードで20000円ぐらい。
ボーナストラックとライブはちょい気にかかるけど、買うべきかどうか…。
アルバム発売何周年記念という旧世代狙い撃ちの商法、
そろそろ止めて欲しいのですが…。
例えばR.E.Mあたりは毎年のように25周年記念再発版を出してて、
また毎5年後には30周年記念再発版を出す無限ループの予感。
話は元に戻りますが、
ザ・バンドは、もちろんリアルタイムではなく、
「ラストワルツ」が出た後に知ったレベルで、

すべて後追いなのですが、
それでも今の自分のルーツ・ロック好きのルーツは、
間違いなくザ・バンドと言い切れます。
こういう泥臭い音、洋楽を聴き始めたた頃はあまり聴く機会がなく、
どちらかと言えばイギリス系の音が好みで、
それも時代をさかのぼってデビッド・ボウイあたりを聴き込んでいた頃。
特にお気に入りだったのが、
「ジギー・スターダスト」

「アラジン・セイン」あたり。
その「ジギー・スターダスト」
2022年は50周年を迎えるということで、こんな映画が。
音的には対照的なボウイとザ・バンドですが、
自分の中では、アメリカの音とか、イギリスの音とか、
そういう区別なく、前後のつながり(カルチャーも含めた)や
音そのものを楽しむきっかけになった2つのアーティストです。
デビッド・ボウイは、それ以前に聴いていたモッズやパンク、
さらにはアバンギャルドなスタイルの源流につながり、
ザ・バンドは、その後のルーツ・ロック好きの源流で、
ニューオリンズやメンフィスにつながっていきました。
それでは今日の1曲。
ジョン・クーガー・メレンキャンプの
「ジャック&ダイアン」。
80年代のアメリカン・ロックを代表する曲で、
今はジョン・メレンキャンプと名前を変えていますが、
まさにルーツ・ロックの流れを組むアーティストです。
で、この曲。実はデビッド・ボウイ・サウンドと共通項があります。
Pはボウイの全盛期のサウンドを支えたギタリストのミック・ロンソン。
「ジギー・スターダスト」時代のサウンドは
彼のギターなしには語れません。
そのミックがボウイと離れ、Pとして声が掛かったのがこの曲。
アレンジャーとしても超一流だったミック、
彼は弾いてはいないのですが、
ギター・サウンドのかっこよさは秀逸です。
Posted at 2021/12/11 02:02:44 | |
トラックバック(0) | 日記