いよいよ運命の日がやってきました。
コレです。
B2リーグはレギュラーシーズンを終えて、
上位8チームのチャンピオンシップトーナメントに入っています。
そして決勝に進んだ2チームが来季のB1に上がることができます。
すでに左側の山にいるFE名古屋がB1入りを決めて決勝進出。
右側の山の2番目、1-1になっているところ。
残る1チームを決める戦いが今日です。
対戦するのは、
香川ファイブアローズと
仙台89ers
ファイブアローズが勝てば四国で初めてのB1入り。
東というか、特に名古屋・愛知地区に偏りがちなBリーグにあって、
四国エリアのB1クラブはぜひ欲しいところ。
1戦目には香川出身でNBA選手の渡邊雄太選手が応援に駆けつけました。
一方、89ersは昨年も悔しさを経験した上で今年もB1入りにチャレンジです。
仙台は、ゴールデンイーグルス、ベガルタとプロチームの先駆者があり、
プロスポーツ観戦の環境は素晴らしいものがあります。
また89ersの
アリーナはB1レベルで、89ersの熱いファンも根付いています。
どちらのクラブにとってもB1に上がるべき理由があります。
また、Bリーグは2026年から
新基準を導入予定。
これがとてもビジネスライクなもので、
入れ替え戦による下部からの昇格はなくなり、
売上等の基準を満たさなければ降格。
あとはエクスパンション(拡張)による新規加入のみという感じです。
なので、どのクラブも2025年までにB1に上がっていたい!
というのが本音です。
ちなみに一戦目のスコアとスタッツ

ニ戦目のスコアとスタッツ。
この2戦の結果を考えれば、相手を60点台に抑えれば勝てる!
単純に言うとそういうゲームプランを立てるわけです(笑)。
2戦目のファイブアローズは、
ローポスト(ゴール下のポジション)に入った外国人に対し、
ヘルプディフェンスで2人、3人、ときには4人が守りに入り、
ゴール下であまり仕事をさせなかった。
例えば、こういうシーンです。

パスコースも限定されるので、パスカットも狙えます。
こうしたプレーを繰り返すことによってストレスを与えて、
気持ちよくプレーさせずにシュート成功率を下げる。
日本ではプレッシャーの一言ですべて片付けがちですが、
心理的ストレスを与え、気持ちよくプレーさせないというのは、
スポーツのディフェンスの基本です。
逆に言えば、楽しくプレーしないといいプレーは生まれないとも言えます。
たった1つのプレーで気持ちよくなったり下がったり…。
ゴルフの一打一打みたいなものです。
ファイブアローズが仕掛けたディフェンスによって、
89ersの1試合目の外国人選手の合計得点が37点だったのに対し、
2試合目ではわずか合計得点は22点。
ほぼ得点差と同じくらいの数字になっています。
89ersがそこまで悪かったかというと、そうでもありません。
ベンチポイントも多く、第4Q途中まではほぼ接戦。
バスケの場合、一旦流れを失うと一瞬で10点差が付いてしまいます。
ファイブアローズは、児玉選手とウッドベリー選手は
リーグでも屈指のスピードがあり、1対1で局面を打開できる選手。
そう簡単には止められません。
守りから速い攻撃につなげるところにファイブアローズの強みがあります。
ただ、ディフェンス力は89ersも高く、
2戦目ではインサイドが抑えられたものの、
89ersは3Pも武器で、岡田選手、渡辺選手、寒竹選手あたりは、
厳しい場面でもタフショットを決められる選手。
彼らの得点が伸びてくると十分勝機がでてきます。
ただ、ファイブアローズの児玉選手が攻守でフル稼働しているので、
彼をどこかで止めないことには89ersのB1は遠いでしょう。
1、2戦でそれぞれいいところ、悪いところが出た中での3戦目。
香川と仙台、中立地点にいる身としては、どっちもB1入れてあげて!
そう思ってしまいます。
香川のうどんはGWに四国へ行ったので食べたけど、
もっと極めたい!という思いはあるし、
宮城で飲んだお酒はほんと美味しかったという思い出もあるし。
B1に上がって見に行くなら、
讃岐でうどん屋巡りと
島のアート巡り。

それとも、杜の都で牛タンや海鮮を満喫しつつ、

今年VもありそうなチームとのWヘッダーで観覧車に乗りにいくのも悪くない。
なんてことを妄想しながら、今日の一戦を楽しもうと思います(笑)
Posted at 2022/05/16 09:33:03 | |
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