今年は全国でアリーナがオープン予定です。
一昨年は沖縄アリーナ、

SAGAアリーナ
群馬太田オープンハウスアリーナ
横浜BUNTAI

昨年はLaLaアリーナ、

長崎ハピネスアリーナ、

今年は香川のあなぶりアリーナ、

神戸Gライオンアリーナ、
新設ではなくリニューアルして5000人規模になった
福島の宝来屋ボンズアリーナは今日こけら落とし。
5月開業の名古屋IGアリーナ

そしてこの秋開業のお台場のTOYOTAアリーナ。
昭和時代に作られた体育館の多くが老朽化と同時に、
少子化や体育教育の変化により体育施設としての維持管理が困難な状況に。
それを集客施設とし多目的に使えるように政策として取り組んだ結果、
各地にアリーナができている状況です。
中でも、最高レベルのエンタメ施設となりそうな神戸Gライオンアリーナ。
早速行ってきました。
その神戸に、高齢な母親も行くことになり、
「神戸牛が食べたい」「鉄板焼がいい」
などと言い出しまして…(笑)
神戸牛、鉄板焼…となると、お金も含めてなかなか厳しいー!
なんとか安く神戸牛を食べられるお店を探すものの、
神戸牛と付くだけで、軽く1万円は突破します。
但馬牛でもよければそこそこあるのですが、
正真正銘の神戸牛を出すお店は限られています。
(神戸牛は但馬牛のA5ランク)
個人的には但馬牛でもなんでも良いんだけどと思いつつ、
ふと、ある場所を思い出しました。
芦屋です。
巨人の定宿として知られるホテルにある
長嶋茂雄氏を愛したと言われるお店。
三宮で駐車場を探す手間も省けるし、
久々に芦屋も訪れてみたいということで芦屋のお店に決めました。
これが大正解!
神戸牛のロースとシェフにおすすめされた但馬牛のフィレ。
ちなみにこれ、1人前じゃなくて4人前です。
80グラムなので(笑)。
ただ、これでもコースだと十分満足できました。
神戸牛のステーキ話は
こちらで
その後、ちょこっと芦屋の六麓荘地区を見学。
次元が違いすぎる家々にもう笑うしかありません。
みんカラバスケ部で神戸ツアーを企画した際には、
ぜひ芦屋見学も入れたいと思っています。
ということで神戸Gライオンアリーナの話に戻ります。
Gライオンアリーナは神戸の第二突堤の再開発地域に
作られたアリーナで、位置的にはメリケンパークの隣。

横浜で言うならば、
ガンダムファクトリーに近い感じの立地です。
そのほか、第二突堤には温泉施設、
フードコートもあり、

そのエリアのメインとしてのGライオンアリーナです。
アクセスは三宮駅から歩いてもいけますが、
三宮駅の阪急前からシャトルバスが出て、
Gアリの目の前につきます。
ポートライナーの貿易センタービルから歩いて15分くらい。
距離はそれほどないのですが、
大きな道路を渡る歩道橋が長いです。
ただ、車椅子でもOKの歩道橋です。
駅からはこんな風に見えます。
Gライオンアリーナ外観。

1Fはレストラン街があり、
ひっぱりたこ飯でおなじみ淡路屋のお店、おもうつぼをはじめ、

神戸グルメが堪能できるお店があります。
Gアリーナの先には
TOTTEIパークという公園になっていて
コンサートなどが開けるようになっています。
それでは中に入ってみましょう。
アリーナ席は見やすい。

基本、スポーツ兼用のアリーナは、
コンサート専用と違ってフロアが低いので、臨場感があります。
片側は大型ビジョン。4面のビジョンも吊るされています。

5階席からの眺め。

ここは立ち見も可能で、

バーがあるのもいいです。

Gアリやバスケを体験してみるのに、
この席でというもありでしょう。
ホストの神戸ストークス。

チームとしてはまだB2ですが、
Gライオンアリーナとともに、
2027年からプレミア入りが決定しています。
チームを支え続けるベテラン選手が3人おり、
地元に根付いたクラブ作りを進めています。
今回のオープニングゲームのために、
チアやパイロを使った演出もパワーアップ。

なかなかハイレベルなチアだったのも印象的です。
オープニングゲームの対戦相手は山形ワイヴァンズ。
今季は成績で伸び悩みましたが、
3ポイントの強さはB2でも屈指のチーム。
俊野選手、ベル選手を筆頭に誰でも打てる。
さらにガードの村上選手のスピードも脅威。
ゲーム前半からワイヴァンズが10点近くリードする展開。
後半に入っても追いつけそうで追い越せない展開。
4Q残り5分でようやく追い付き逆転に成功するも、
再逆転され、残る31秒で82-88の6点差。
30秒で3P2本入れれば同点ですが、
ストークスの負ける確率は高い状況になってきました。
そこからストークスが2点返して、
さらに相手ボールをスチール。
残り4秒 84-88でフリースローをゲット。
4点取るには2本決めて、すぐにファウルに行く。
もしくはフリースローを外して3ポイント。
その2つの選択しかありません。
打つのはチームの顔でもある道原選手。
1本めを決めて85-88。
周囲もよく決めてくれたと思った瞬間。
道原選手がすぐにボールを投げてリングに当て、
戻ってきたボールを野溝選手にパス。
なんと残り0.07秒で3ポイントを打ち同点に!
久々に腰が浮いて会場が大熱狂に包まれました。
正直、どんだけバスケの試合を見たかわかりませんが、
わざとフリースローを外して成功した事例、
初めてみました。しかも3ポイント。
今季BリーグNo.1のベストショットで、
ストークス史上に残る神シュート。
これを生で見ただけでも神戸に来た価値がありました。
ただ、その後0.07秒から再開してワイヴァンズのベル選手の
シュートが入りそうになったのはビビりましたが(笑)。
結局、オーバータイムの末、ストークスが勝利。

初めてバスケを体験した人たちにとっては、
あれがバスケ観戦の基準になっていくのでしょう。
会場を出ると、メリケンパークとポートタワーが
ストークスカラーの緑に。
試合後にこんな夜景を楽しめるのは神戸だけでしょう。
帰りの駅では、豪華客船が停泊中。

ストークスがB1に入れば、外国人のお客さんも増えそうです。
今後はミーシャやオフスプリング、マライア・キャリーやスティングなど、大物のコンサートが予定されています。
音楽ファンも行きたくなるのはもちろん、
アーティスト側も神戸を指名するようなアリーナになっていきそうです。
Posted at 2025/04/13 01:15:41 | |
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