
先日のオートサロン展示で現車を見た
「CIVIC無限RR ADVANCED CONCEPT」
観客が多い中、撮影に熱心だった自分は
外観ばかり気にして、細かいスペックは
持ち帰ったカタログで見ようとの考え。
さあ~て
まずエンジンパワー。シビックR標準がカタログ値225PSであるが、
大体の国産車はパワー計測で実馬力が出てないのに対し、
このシビックRの評判はちゃんと220PS以上出ているらしい。
これを踏まえて、雑誌・評判・各方面情報から察するに、
吸排気とカム交換で+20PSは出そうだから、去年出たRRの
パワーは妥当性あり。今回のコンセプトは排気量が2.2L化
されたから、ECU含めその分+20PSも納得かと。
けど、排気量を上げた事でトルクが上がっているが、
ピーク6,750rpmとノーマルより+650rpmも高回転寄りになった為、
やむおえず専用クロスミッションで回転合わせしたという所だろうか??
これがノーマルミッションだったら、ターボみたいな加速になる(笑)
次に重量。いきなり軽くなっている。
シビックR標準が1,270kg、RRが1,255kgだが、
この差はシートをバケットに変更すればほぼ可能レベル。
けど、今回のコンセプトは1,095kg!
-175kg!!俺2人分より軽い(爆)
ドアのカーボン化で前後≒-60kg、これは簡単に出来ないね。
ボンネットとトランク、スポイラー他外装で≒-25kg位かな?
他はチタンエキマニとシート・・・ここら辺は現実性があるね。
もっと凄いと思ったのは、タイヤがRR標準ラジアルである事と、
ショックが車高調整では無く、ノーマルケース+バネ形状であった事。
形に囚われず、ちゃんと機能・性能を満たしてセットすれば
クルマはちゃんと走るしタイムも出る。
この代償が筑波コース2000で2.5秒ものタイム更新をする。
ちなみに、ドライバーは山野哲也さん。そう、スター山野(笑)
あんなに目立ちたがりなのに、カタログに名前載ってない(爆)
やればこうなると想像可能な市販のハコ車を、
ちゃんと現実の形として実現する所。
こんな事が出来るのも無限ならではと関心してしまいます。
TRDやニスモがするならばGTレース車位なもので、
ショーモデルとしては出せないと思う。
果たして、これを世間ではお幾らなら買うのだろうか・・・?
また、これを見た去年物のシビックRRを買ったユーザーは
どういう反応を示すのか・・・想像にお任せします。