今週は全日本ジムカーナ仙台ハイランドの明るい話題を連載・・・と思いましたが、
公式モータースポーツ戦に参加する皆さんに伝えたい話題をカキコします。
一部WEB情報やリザルトを見てご存知の方も居るでしょうが、
再車検落ちによる失格の裁定が下されたクラスがありました。
ドライバーは若手選手でクルマはレンタル車両にて戦闘力も充分な車両。
しかしながら本来のオーナーも知らない現実がその車両にはあった様です。
その結果が再車検での車両規則違反の発覚にて失格の裁定が下された物です。
オーナーはその昔、始めたばかりの頃にサイドターン練習を教えてあげたり、
その後は急成長して同じクラス一緒に戦った事もあるドライバーですが、
とにかく努力家で生粋のスポーツマンな方です。
そして借りたドライバーも誰もが認める若手急上昇中のドライバーです。
モータースポーツ公式競技会での再車検落ちは色々聞いており、内容も知っていますが、
他責・過失・故意に関わらず、車両規則違反には厳しい裁定があるという現実
始めたばかりの方、ベテランの方問わず、そして私も車両規則認識を高めましょう!
・画像は再車検後の車両保管プール場
【以下、本人のフェイスブック内容転載】――――――――――――――――
ジムカーナ関係者の皆さんへ(本日の再車検について)
ご存知の方も多いかと思いますが、本日の全日本選手権で関口君が6位入賞を果たしたものの、最車検で引っかかり失格となりました。
原因はヘッドガスケット。純正品に加工された形跡があると指摘されました。
まず今回のことでお騒がせしまして、N1クラスの皆さんには本当に申し訳なく思っています。また誰よりも関口君に対しては、合わせる顔がありません。
あの車のオーナーは僕で、僕が「レギュレーションに完全に適合している」と伝えて提供しているので、関口君は一切悪くありません。
僕もそんな加工がされているとは知らず、今日の出来事は寝耳に水でした。しかし、この世界では「ショップさんが勝手にやったんです、僕は知りませんでした」という言い訳は通用しませんので、全ての責任は車両のオーナーである僕にあります。例えガスケットがコンマ1ミリ薄くなっていただけでも、例え排気量が2000ccになっていたとしても、レギュレーション違反はレギュレーション違反です。
もう存在しないショップさんですが、100%レギュレーション範囲内でのエンジンOHを依頼したにも関わらず、このようなことになってしまい驚いています。まさか自分の車が全日本で失格になることになるとは、正直夢にも思っていませんでした。
今回指摘されたレギュレーション違反点に関しては早急に修正し、今後については関口君とゆっくり相談します。
最後になりますが、せっかくの全日本の戦いに水を差してしまい、本当に申し訳ございませんでした。