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　DA17W系クリッパーリオ4WD（＝エブリィ）の夏タイヤ交換をしました。交換したタイヤはG015交換時にも候補に挙がっていた、トランパスLuK155/65r14です。

　実は、LuKを履くのは初めてはなく、他車でインチアップの際に2回既に履いています。その際に履き替えた車種は、ハイト系のタントエグゼカスタムRSですが、1回目のフィーリングが群を抜いて良かったので、2回目も同じタイヤを選択しました。

　良かったと感じた主な点は、①自動車専用道などの横風に強い、②ダンピングの効いた乗り心地、③ひび割れ・グリップ力など経年劣化に強い、という点でしょうか。

　今回のエブリィへの履き替えも、当然、上述した効果を狙ってです。スタッドレス以前に装着していた夏タイヤのG015は良いタイヤですが、あくまでオフロード向けのタイヤなので、多少、燃費も悪かろうと、昨今の燃料代の高止まりを要因としてオンロード向けのタイヤを試してみたくなったというのが正直な所です。

　初期インプレッションは、エブリィには少し硬いかなという印象でしたが、一般道で、30－4０㎞ほど走行した後に西名阪道を80㎞ぐらいのスピードで走行したところ、想像通り大型車が隣車線を駆け抜けていく際の吹っ飛ばされ感と言おうか、エブリィが風圧で飛ばされるような感覚が大幅に減少しました。感覚的に言わば1mぐらいは吹っ飛ばされていたものが、少し車体が揺れる程度になったとか、1mから10㎝ぐらいに改善したというような感じです。タイヤ幅が純正より1㎝狭く厚みも増しているのに、フラフラ具合は大幅に低減されています。勿論、数々試行してきた車体剛性アップも寄与していると考えられます。

　当日は、なんやかんやで100㎞ぐらいは走行しているので、帰り道に一般道を走行していたら、タイヤが慣れてきたのか乗り心地も、装着直後とは違い非常にまろやかになっていました。今回のエブリィも純正タイヤとは相対的に静粛性・横揺れ・乗り心地が大幅に改善されたので、長距離や高速道を走るならこのタイヤだなと再認識させられました。

　がしかし、トーヨータイヤのサイトを閲覧すると驚きの展開が...新製品でとるやないかいっ！「PROXES LuKⅡ」てリネームまでしてどないしてくれんねんワレっ！！って感じです。
↓新製品
https://www.toyotires.jp/product/pxlk2
↓またまた新製品（エブリィの特性を考えるとこんなタイヤが欲しかった。これもまた後悔）
https://www.toyotires.jp/product/opht2/

　DA17Ｗエブリィワゴン系のフロントショック「MONROE　OEスペクトラム（＝MO）」結局買って交換しちゃいました。

　何年かぶりかのフロントサス交換で、緊張はしましたが、流石、ビジネスから一般ユーザーまで人気のエブリィは、心配せずとも、「みんから　整備手帳」やyoutubeに、素人からプロまで資料がたくさんありました。

　ということで取付前には、エアインパクトの作動音も手伝ってメカニックみたいな面持ちになっていました。がしかし、作業は理想どうりに進捗するわけもではなく、想像していた以上に時間を要した箇所もありました。

　純正品とMOをひ比べると、明らかに取り外した純正ショックよりMOの方がロッドの長さが長く、品番があっているのか確認から始まりました。他にも、純正スプリングの巻き数が非常に少なく、スプリングコンプレッサーの爪をスプリングに装着してから、縮めて次のショックへ納めるのに時間を要してしましました。



↑これくらいロッドが長いのなら、ちょいあげの伸びきった時でも底づきし無さそう。

　3時間後ぐらいかな、各所をトルクレンチで確認して最後はストラットタワー1G締めで無事装着できました。総走行距離が1万キロに満たないため、アッパーマウント・ストラットベアリング、ロアシートは交換しませんでしたが、ショックが純正より長そうなのでトー調整だけはした方が良さそうな感じです。

　

　当方が所有するDA17Ｗエブリィワゴン系、クリッパーリオ4WDの乗り心地は、ボディ補強で大幅に改善しましたが、今回行った作業にて、乗り心地が悪い他の原因が一つ判明したと思われます。

　当該車両は、軽カテゴリーの中では、車高が高いと言えどロングホイールベースで、ENG・ミッション・ガソリンタンクなどの重量物は、乗員より低い位置に設置され、スぺタイヤに関してもボディ後方の下面に設置されていおり、重量物のほとんどが低い位置に設置されています。

　重量配分に関しても前後50対50に近く、FRベースのディマンド型4WDで、これらのスペックだけを見れば、理想的な多目的スポーツカーと言えなくもありません。

　しかしまた、今回、発注してから約2か月遅れで到着したリヤショック交換時に、純正品が油圧式ショックであったという事実が判明しました。補足するならば、走行距離が約9千キロほどなので、両方のショックが抜けてショックが伸びないとは考えにくいです。

　この事実が、恐らく原因の一つになっているのは間違いありません。現在まで、何回か交換した軽トラやバンなどは、耐荷重・耐久性を考慮してか、この種のショックだったのですが、軽乗用車用は、以前少し所有して、当時としても相対的に重量のあったパジェロミニでもガスが混入されたショックだったように思います。エブリィでもワゴンは後者のタイプだと踏んでいたので、少しショックを受けました。

　今回、リヤから伝わる微振動改善のために導入した「MONROE OEスペクトラム」は、ガスが混入されたショックアブソーバーでした。取り付けてすぐのインプレッションとしては、少し硬いかなというフィーリングでしたが、段差などを通過してもフラット感が増し、不快な横揺れが余計に少なくなったのが感じ取れました。慣らしが終わった段階でレビューしてみたいと考えていますが、リヤ側のフィーリングが劇的によければフロント導入についても検討してみます。






　

　DA17Wエブリィ系のクリッパーリオにSWK仕様のECUを投入しました。

　年末、SWKにECU書き換えについて問い合わせたところ、自宅近くの販売店に奈良遠征に来られるという情報を聞きつけ、10%Offのイベント価格にて書き換えしてもらいました。

　今冬一番の寒気が日本列島に舞い込み、底冷えする盆地形状の奈良も例外なく強い寒気にさらされる中、書き換え作業をしていただきました。誘導されていたスタッフの方も、奈良の寒さは身に堪えたのではと推察しております。

　ECU書き換えの目的は、ガソリン価格があまりにも高止まりしして下落の見こみがないため、本来の速くする目的ではなく、アクセル踏み込み量低減を狙った燃費低減と常用しているハイオクガソリンの有効活用です。

　書き換え後、試走をかねて雪が舞い散る吉野方面へと1時間くらいかけて試走に向かいました。登坂路で時速60㎞ぐらいで走行していると、ダイハツ製の軽１BOXに張り付かれました。此方としては、雪が降っているし、外気温は限りなく0℃に近いし邪魔しない程度の速度で走行しながらも、滑らないように安全に配慮して走行していたつもりです。

　ですが、こちらはECU書き換え後の試走も兼ねており、現ラリー車（ST205）乗りでもあります。如何ほどパワーアップしているか、もってこいのシチュエーションで試さない手はありません。勿論、それまでの走行過程でも2500rpmぐらいからのふけ上りの良さは感じていたのですが、絶好の機会なので、7割程度のアクセルをくれてやりました。

　すると今まで煽り気味だった奴が登坂路で全くついてこられません。自身も登坂路で、軽１BOXとは思えないほどの加速をしていく様を体感した時には、施行前とは別の自動車に乗っているような感覚でした。

　そのあとは、雪道にて4WDと今年度新たに投入したブリザックVRX2の効き具合を確かめ良い気分で帰路につきました。

　肝心の燃費については、同じような走行シチュエーションで0.5㎞/Lほど少し向上したかなと言う感じです。登坂路の急加速がなければもうす少し結果に反映されたかもしれません。

　ほぼ、3点同時に補強パーツを装着したDA17Ｗ・エブリィワゴン系レビューです。

　結論から言うと、其々のレビューは出来かねますが、ガラスが割れたりしない限り施行した3点装着はお勧めです。

　まず、第1に、下からのごつごつした突き上げで揺れるボディが大分と改善されました。具体的には、歩道の段差等を横切る時の揺れ軽減、アスファルトが割れた道路での微振動の軽減等があげられます。

　第2に、直進安定性が大幅に増したように思います。高速道路走行時や強風時の直進安定性が増しました。

　第3に、ボディ剛性が増した成果、同じサスペンション・ショックアブソーバーの組み合わせですが、サスの動きが感じられやすくなり、それとつながるロードインフォメーションが解り易くなりました。

　第4に、第3で書いた通りのサスセッティングながら、交差点・山岳路の大小カーブが曲がりやすくなりました。ロール剛性が増したのか、ロールも少なくなったように感じます。

　第5に、第4までの結果、運転していても以前より体が疲れにくくなりました。タナベの前後強化ブレース装着段階だけでは、リヤのごつごつ感が目立ちましたが、シュピーゲル・フロアサポートバーを装着後に良いフィーリングになりました。これで、しなやかに動くショックアブソーバーがあれば、いう事はありません。（まずリヤ側だけモンローを装着予定）

　ST205や嘗て所有した他車でも感じましたが、ボディ補強はサスペンションやショックアブソーバー並みにと言うか、それ以上に乗り心地に関係するというのが正直なところです。

　またしかし、事故など損傷を伴った場合、損傷個所が増えるケースがあるので注意する必要はありますが、今回取付した補強パーツは劣化しにくく一生ものなのでコスパは良いと考えています。