核融合炉って、ある意味で増殖炉だったのかぁ

平成27年 1月 8日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
TANAKA ホールディングス株式会社
核融合炉でトリチウムを効率的に回収するための新たな触媒開発に成功
~世界最高効率を達成、核融合炉の技術的課題解決に見通し~
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p15010801/
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へー、三重水素って遠心分離じゃなくて化学反応で分離できるんだぁ。確かに遠心分離なんかしてたら、電力をどんだけ消費するんやねん、って感じだもんね。化学反応と言っても三重水素の相変移と普通の水の相変移のエネルギー差の微妙なものなんだねぇ。

でも、冷却水が炉体内から放出される中性子を吸収して重水素化する。それを回収して核融合の燃料に使う、ってことは燃料が増殖するんじゃん。勝手に反応が進んだりしないから、暴走はないけどね。こりゃ、きちんと回収しなきゃ放射性ガスの漏洩問題になっちゃうね。

ところでこの技術って原発の排水の浄化にも使えるのかな。たぶんコスト的に割りに合わないだろうけど、福島の排水タンクって、排水中から重水素が分離できないから溜め込んでるんだよね。分離できれば海洋放出してもなんら問題なし、ってなるよね。
でももっと研究が進めばコスト問題も解決するかもね、って大量使用で白金が高騰しそうだな。買っとくかぁ。（嘘）