
前回裏蓋を外したところで時間切れだった
ジェネレーターのアーマチュアに相当する
回転子を外して清掃研磨しました。
フィールドコイルに相当する側も油分を
パーツクリーナーで落としてみました。
両側端子にテスターを当てると導通は
ありましたので断線して無い様でした。
シャフトのeクリップを外して回転子を外して導通を確認しました。
回転子は鋳物の様で溝部分に鋳型の跡が見えオイルで汚れていました。
カーボンブラシは無くブラシレスの発電装置です。
ダイヤモンドバーと筆型ステンブラシでざっと研磨なので鋳型は残ってます。
旋盤加工されたままなので角は鋭利な状態なので軽く面取りもしました。
銅板とスラストワッシャーも外して研磨しました。
回転子側を綺麗にして元に戻しました。
ケースとフィールドコイル側にはオイルが染み込んでいるので
パーツクリーナーを吹き掛けてオイル分を除去しました。
端子ベースのビスを外して持ち上げて隙間から配線を確認しましたが
ハンダ部分はしっかりしていて問題は無い様です。
機能には関係ありませんがケース外側も筆型ステンブラシで
研磨して汚れを取りました。
端子とケース側にテスターを当てて確認しましたが
どちらの端子も導通は無く絶縁は確保されている様です。
コイル部分とケースも絶縁されてました。
電圧が出ないのは他に原因があるのでしょうか。
昼食後にシャフトにグリスを塗って回転子を仮組みしてテストしました。
電圧計測のためテスターを端子に繋いでインパクトレンチで回してみました。
そのままでは回せないのでソケットをセットして滑り止めを入れました。
直流レンジで回してみると針が微振動して動かずダメか~と思いましたが
これは交流では?と気付いて交流レンジにしたら針が振れました😅。
インパクトの回転を上げると呼応して針も上がります。
原因がはっきりしませんが電圧が出たので大丈夫でしょう。
カチカチに硬化したOリングを外して研磨して綺麗にしました。
手持ちのOリングセットの中から適当な物を選んで見ました。
太さが足りませんが代用は出来そうです。
右側の元のOリングは硬化していて外す時に割れました😣。
嵌めて見ると溝に対して隙間が出来ます。
カムカバーに押し込んだら潰れて広がると思います。
コイル部分はケースと遊びがあり大きなスペーサーを入れて
蓋をすれば落ち着く様です。
アルミの蓋も筆型ステンブラシで研磨しました。
蓋をケースに嵌める際はきつめなので樹脂を挟んで小型ハンマーで
押し込んでマイナスドライバーでカシメました。
振動を与えたので問題無いかもう一度回転テストをしました。
問題無く針が振れたので全体を磨いて置きました。
UNC1/4ピッチ20山の並目で5/8長さの六角穴付ボルトと内歯ワッシャーが
1組紛失しているのでステンレスのボルトと内歯ワッシャーに交換します。
手持ちがないのでネットで注文して置きました。

パーツリストでは3本のボルトで共締めするプレートがある様ですが
取敢えず無くても3本でしっかり締めれば大丈夫でしょう😅。
ボルト類が届いたら装着して見ようと思います。
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Posted at 2024/05/21 19:25:58 | |
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JAGUAR3.8S | 日記