本日の作業

先日の新しいスリップユニバーサルジョイントの
スプラインの問題を解決する方法ですが、
なんとなく思い付いてはいるものの、
それには新品のアクスルシャフトギヤがもうひとつ必要となるんですよね。

でも今はそれを準備している時間的余地がないので、
今回はやはり、ユニバーサルジョイントとスライディングスリーブを新品に交換して
古い方のスリップユニバーサルジョイントを使用する事にしました。

なので今日は先ず、スリップユニバーサルジョイントの
ユニバーサルジョイントを分解する事から始めました。

昨日、規定より薄い調整シムを入れる事によって
つじつまが合わなくなった部分をなんとかする為の、
加工をレース屋さんにお願いしてくる予定だと書きましたが、
その加工をする為にもユニバーサルジョイントの分解が必要だったんですよね。

当初、やり方が良く判らなかったので余裕が無くて
行程を画像に残していませんが、
結局、30mmソケットとプレスを用いて外し、画像のように分解されました。

その他の作業に付いては整備手帳の方に書きましたので、
下の関連情報URLよりそちらをご覧下さい(笑）。

今日の作業は全部思った通りにすっと遂行出来たので、
とても気分が良かったです(笑）。
今後もこんな感じに進んでくれると良いのですが…。

それで、15:00頃にレース屋さんに行ったのですが、
画像上側のようにデファレンシャルケースと
スプラインがついた側のジョイントフォークを合体させた状態のものを
持って行きました。

つじつまが合わなくなった部分というのが
赤矢印の部分のクリアランスなのですが、
通常一番薄くて1.3mmのギヤ側の調整シムを0.95mmにしてしまっているせいで
そのクリアランスが赤矢印の部分に入る調整シムを一番厚い2mmにしても
メーカー指定値より広くなってしまうんですよね。

デファレンシャルケースを挟んでいる部分の距離を短くするには
スプラインの先端をコンマ何ミリか削るしかないので、
その作業をお願いしてきたというわけです。

現状の間隔からメーカー指定値を引いて得た値の分だけ
削れば良さそうな気がするのですが、
実測しながらやってもらった方がより確実なので
そんな形にして持ち込む事にしました。

加工の際、ジョイントフォークを機械に銜えるのに
ジグが必要だそうで、
それを作ると言う事は費用が高くなるのは確実なので
果たして幾らになるのかと怯えているわたくしでありました(苦笑）。