今日、お昼に仕事から戻ると、
こないだ衝動買いしたブツが届いておりました。
コチラで御座います。
VDOの時計で御座います。
220君のそれは動いてさえくれれば結構正確(一応裏のダイヤルで調整しましたので)なのですが、
寒い季節だと朝見ると、止まっていて、
そのままどこかに出掛けて室内が暖まると動き出す感じなんですよね。
恐らく歯車や軸受けに注された油が古くなっていて、粘度が増していて
寒い内は抵抗が大きくて止まってしまうけれども、
暖かくなると油も柔らかくなるので動き出すという、
長年オーバーホールをしていない機械式腕時計と
同じような状態になっているものと思われるんですよね。
で、先日お話した通り、一応完璧に動作すると出品者が言っていた訳ですが、
もし本当ならば、これを220君に取り付けて、
今220君に付いている時計を分解出来るようならば分解、
届いた物が駄目だったら、そちらをバラしてみる事として、
私に出来るかどうかは判りませんが、OHにチャレンジしてみようかな、、、
と思ったわけでありました。
で、部品に歪みがあるかも?と言っていたのはクロームの枠だったのですが、
これはやはり見事に歪んでおりました(苦笑)。
仮にこの時計が使える状態であれば、
そのクローム枠は今220君に付いている時計のモノを使用しようと思います。
このスタンプからすると、、、
53ってのは何だか判らないけど、1963年の11月製造かな???
とりあえずバッテリーに繋いで3時間稼働させてみましたが、
正確に動いていましたので、
このまま稼働させて今晩の冷え込みに耐えて、正確に時を刻み続けるようであれば、
クローム枠を交換した上で正式採用する事にしようと思います(笑)。
さて、ここからが本題なのですが、
今日は午後からまた車庫に行って参りました。
さて、今日は何をしましょうかね?と思ったのですが、
220君のファブリック製ヘッドライナーをクリーニングしてみよう、、、と思い立ちました。
こないだCピラーの汚れは綺麗にしたのですが、
今回は全体を綺麗にしてみようと思い立ったわけであります。
というのも、いつもクラブのPさんに
ヘッドライナーが汚くなったねぇ、、、と虐められるので(笑)、
どの程度綺麗になるかは判らないけど、やってみようと思ったわけでありました。
方法としてはパーツクリーナーを吹きかけた布でヘッドライナーを拭くだけ。
実家に居た頃に和光ケミカルの営業の方に聞いたのだったと思うのですが、
当時のパーツクリーナーの成分はドライクリーニングに使用するものと同じだという話だったので、
安心して布に使ったものですけど、
有機則の絡みかなにかで20数年前から物が変わってしまったんですよね~。
なので、一寸おっかなびっくりなんですけど、こないだ部分的に使った時に
大丈夫だったので、まぁ、行けるだろうという事でやってみました。
因みに220君の場合はヘッドライナーの取り付けが吊り天井と言われる方式なので
布さえ大丈夫ならほぼ問題ないのですが、
今の車の布張りヘッドライナーは台紙に貼り付け方式なので
多分、問題があるでしょうね。
私もおっかなびっくりでやった作業ですので、
対象が昔の車であっても今の車であっても模倣はされない事をお薦めします(笑)。
で、一拭き目でゲッ!という感じ(苦笑)。
真っ黒け。
屋根全体を綺麗にするのにワックス掛けに使い捨てで使っているウエスが
全面真っ黒になりました(苦笑)。
その後でもう一度軽く違うウエスで同じ事をしましたが、
多少は汚れが付いたものの、そこまで真っ黒にはならなかったので
それなりに綺麗になったのだと思います。
画像では判らないと思うのですが、仕上がりはこんな感じで御座いました。
220君を車庫に収めた時、外からの光の当たり加減で、
これは綺麗に見えるなと思ったのでもう一枚。
まぁ、Pさんにはクリーニングしてもまだ汚いよね、、、って言われるかもですが(笑)、
私的には結構満足出来る仕上がりで御座いました。
起毛タイプのファブリックヘッドライナーなので
その毛が抜けてブチになるから、綺麗になっていても、
少しムラがあるように見えるのかもしれません。
窓を開けて走る以上、汚れるのはファブリック製ヘッドライナーの宿命なので、
我慢出来なくなったらまた張り替えるしかないんですよねぇ。
因みに私の220君のオリジナルのヘッドライナーはファブリック製なんですけど、
厳密に言うと起毛タイプのそれはオリジナルではなく、
恐らくオリジナル同等の物を扱っているだろうというお店を見付けてはあるので、
本音を言うとお金さえあればそれに張り替えたい所なんですけどね(笑)。
その作業が終わった後に室内をみるとシート等の上にヘッドライナーの抜け毛が一杯(苦笑)。
それに革の油を吸いとられてはマズイと思ったので、
ウエスで軽く一通り革の表面を拭き上げてこんどこそ作業終了。
暫く220君内で座席を移動してはボケッと車内を眺めていましたが、
その内、一度も挨拶を交わした事のない隣の国産旧車のおっちゃんが来たので、
220君を車庫内に収めて(その時撮影したのが上の写真です)、
早々に引き揚げる事にしました。
人からするとアホな時間の過ごし方ですけど(笑)、
私的には非常に楽しく過ごせました(爆)。
さてさて、明日は何をして遊びましょうかねぇ(笑)。
それはそうと、もうとっくに発送準備が出来ていなければならない所なのに、
部品の注文をしたドイツのお店からまだ連絡が来ません。
ひょっとすると、武漢(チャイナ)ウイルス絡みで部品調達に問題が生じているのでは?
と一寸懸念して居る所で御座います。
次の週末までに連絡が無かったら様子を問い合わせてみようと思っていますが、果たして…。