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ぽおる・ぶらっくのブログ一覧

2020年12月20日 イイね!

叫んじゃった(笑)。

数日前から腰が痛いので、今日はお籠りしている事にしたのですが、
久々に国内物件でも見てみるかぁ、、、と思ってカーセンサーを何気に覗いたら、
問題となる画像をスルーしかけて2度見し、
思わず『おぉ!』と叫んでしまった物件がありました。

その車がコチラで御座います。



車は250SEクーペなのですが、驚いたその問題の画像がコレでありました。



出たぁ~、レザーとファブリックのコンビ内装!!!

W111/112クーペの超激レアオプションです。

私がネットで見るのは横浜パトロールさんがお乗りだった250SEクーペに次いで
これが2例目です。

あれだけ海外物件を見て回っているのに、その2例が2例とも国内物件ってどゆこと(笑)?

因みにこれ、W111系クーペの中でも
220SEbクーペと250SEクーペと300SEクーペにのみ設定されたものらしいです。

W111クーペは革内装が基本なのですけれども、
中には革が苦手と言う人も居るという事で設定されたものなのでしょうね。

ドアやクウォーターパネルの内張りは綺麗そうですが、
リアシートはかなり褪せちゃってますね(汗)。



フロントシートはカバーが掛かっていますが、
チラっと見えている地の感じでは残念ながら張り替えちゃってあるみたいですね。



このブログを書く前に、心当たりを捜してみたのですが、
とりあえずは見付けられなかったので、
オリジナルの生地を調達して張り直すのは結構厳しそうですが、
レアな4座席バケットシートなどと比べても、
比べものにならない程の、ほんっとに世界的激レアオプションなので
何とかなるものなら何とかしたい所ですよねぇ。

生地自体はW112やW109のセダンでも使われていた物なので、
何処かにありそうな気はするのですがねぇ。

それらセダンの物まで含めて今まで見た事があるのは皆緑系だったと思うのですが、
青系の生地は今回初めて見た気がします。

しかし面白いのは売っているお店がこのレア度に何も触れていないところ(笑)。

クーペは通常、革張りである所をファブリックで張られているのに加えて、
フロントシートを張り替えちゃってあるから、プラスには考えていないのでしょうね。

いやぁ、横浜パトロールさんの車は見る機会を逸してしまっているし、
これは是非実物を見てみたい所だなァ。

それも比較的近場の車屋さんにあるので、220君が手元に居たならば、
(冷やかしになっちゃいますが)何を置いても見に行く所なんですけどねぇ。

因みに、カーセンサーって車体番号の下3桁を表記するようになっているんですけど、
実はそれだと車体番号の1文字以外、全て判っちゃうんですよね(笑)。

その予想される車体番号は1110211008X690で、
エンジン下部の画像にエンジンダンパーが写っていた(赤丸)ので、



それから行くと084138以降の車両である筈で
且つ、前期内装を持っているので088724以前ですから、
Xには4~8までのの何れかの数字が入る筈なんですよねぇ(笑)。

画像で見た範囲で、お店の言う通り本当に1966年式かどうかは
私にはわからないのですけれども、
もしそれが間違いないのだとすれば、更にその中から8も除外出来てしまいます(笑)。

この車、沼津33ナンバーがついているようなのですが、
って事は私が220君を入手する前から沼津ナンバーエリアで登録されていたのですね~。

そんなに遠くない所にこのような車が居たとは…という感じで、
同じ陸運局エリアでも、ほぼ富士富士宮地区しか行き来していない私には
まだまだ知らない古MBが居るのだろうなァと思いました。


以上の事とは別に今日のお籠りでこんな物を見付けました。



以前、私が海外で落札した雑誌広告のページと基本的に同じ物なのですが、
これはフランス語で書かれていて(私のは英語)、
メーターの上部までしっかり見えているのですよね。

国が違っても内容が同じ広告を出していたのだなァと思いました。

私のは額に入れて部屋の壁に掛けてあるのですけれども、
それは直射日光には当たっていないものの、時代が付いてきていまして(笑)、
元々はこんなに明るいものだったのだなァと思わされました(笑)。

これは220SEbクーペの物と思われ(300SEクーペの可能性も否定は出来ない)、
当初、私の220君とウッドも革の色も一緒だなァなんて思っていたのですが、
私が持っている物の方は黒ずんで来ていて、
そこの所が、良く判らなくなってきちゃってますからねぇ(笑)。

もひとつオマケ。



おねいさんの方はハッキリ言ってどーでもよいのですが(笑)、
この画像でこの車が220SEbクーペの前期型だと判る人は
恐らく私と同じ病気だろうと思います(大笑)。
Posted at 2020/12/20 22:34:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年12月19日 イイね!

初期型220SEbクーペ

他車種で初期型探索をしてみた後は、自分の車のそれも気になってくるというもので(笑)、
一寸調べてみる事にしました。

しかし、220SEbクーペでそれをやるのに当たって非常に厄介なのが、
230SLのように車体番号下6桁の製造番号が単独処理ではなく、
220SEb3車種の合算である事でして、
しかもその本格生産開始時期がセダンが1959年の8月、クーペが1961年の2月、
カブリオレが1961年の9月というようにバラバラになっている事なのですよね。

因みに終わりに関してはセダンと2枚扉ではズレがある為に、
2枚扉の終了の下6桁が082990である事だけは判っており、
また上6桁がクーペ、カブリオレのそれぞれで220SEbと同じである、250SEでは
それが082991から始まっている事も判っております。

そして、220SEb全体の生産台数が82988台なので
000001から082990までの間に欠番が2つある、、、
というところまでは分かっている訳でありました。

それで話は戻って、220SEbクーペのスタートの車体番号についてなのですけれども、
1959年の8月から1960年の終わりまでに生産された220SEbセダンの台数は10826台、
1960年に製造された220SEbクーペ(プロトタイプ?)が2台なので、
1961年の頭の車両の車体番号下6桁は欠番を加味して010829~010831ってところで、
220SEbクーペの通常生産は2月からですから、
そこに1961年の220SEbセダンの年間の生産台数を12で割った物をプラスした辺りが
通常生産車両の頭と考えられる所なので
当初、大体011726近辺なのでは?という予想だけは立てていたのですよね。

ただ、EPCによると、
クーペでは私が年式無視で採用している(笑)クロームメッキの空調レバーが011486まで
プラスチック製のそれが011487からという事になっていまして、
その変更時期にセダンとはズレがある(セダンは011781までと011782から)ことから、
少なくともその011486、011487の何れかはクーペの車体番号だと思われますし、
年生産1万台以上の車両(セダンの事です)の、ある月の生産台数に
その年の平均から240~250台程度の落ち込みがあるのは
考えられない事ではないだろうと思われるので、
まぁ、ざっくりと011400番台の後半辺りがクーペのスタート時期だと考えるのが
妥当な所なのだろうなァと私的には思っています。

そうした前提の中で、表記の内容についての証拠が示されていないので、
資料として完全に信用する事は出来ませんけれども
今回、スウェーデンのW111.seというサイトに220台の220SEbクーペの登録があって
そこにそのほぼ全ての車体番号が記録されているのを見付けたのですよね。

その中で一番古い車両の下6桁は010881という事になっていました。

その車、2008年現在で現役車両だったようですけど、
先程の1961年の220SEbセダンの最初の車体番号から考えると、
そこからほぼ50台後というのは、なんか一寸怪しいかもと思っております(笑)。

しかも初年度登録が1963年の7月って書いてありますからねぇ。
ひょっとすると040881の誤植かもしれないなァって思います。

んで、その次に番号が古いのが012316なのですが、
この辺りだったらあり得る所かなぁという所ですね。

これだと恐らく工場出荷は恐らく2月中か、行っても3月辺りかと思われるのですが、
初年度登録は1961年の5月5日らしいです。

因みにさらにその次に古いのが012389なのですが、
この車は何故かそれより初年度登録が早くて、1961年の4月10日という事になっています。

012316の方に何らかの事情があって登録が遅れたという事なのでしょうが、
この辺りからしても予想はそう大きく外れていないだろうと思うのですよね。

この012316も2008年の時点では現役だったようですので、
今後、ネットの何処かで見掛けられる機会があったら嬉しいのだけれど、、、
と思ったりしております(笑)。


うわ、前置きだけで随分長くなりました(苦笑)。
では完全に信頼しても良さそうな車両の紹介に行きましょう(笑)。

先ずは車体番号のプレートの画像は無いのですが、
とりあえず画像がある中で一番古いと思われる車両から。



Bonhamsオークションに2度(2004年の10月と2010年の4月)出品された経歴のある車両です。

残念ながらその2度のオークションの記録に残っている画像が1枚ずつしかなく、
証拠の車体番号画像がないのですが、
まぁ、オークション会社が言う事なら、車体番号は信用しても良いだろうと思ったので採用しました。

その下6桁は014332でした。
それからすると、私の予想では1961年の4月頃の車両ではなかろうかと言う所であります。

でも、説明文の中で法螺だなァと思ったのは4MTがオプションだと書いてある事で
更に『 floor-mounted』のギヤチェンジレバーを備えた4ATが標準装備だと書いてあるんですよねぇ。

再三、このブログでも言っている通り、220SEbクーペ/カブリオレには
EPCを見る限りではフロア4ATは存在しない筈で
それは250SEの時代から始まった装備だと思われるのですよねぇ。

また、4MTがオプションというのは300SEクーペ/カブリオレと勘違いしているのでしょうね。

因みにそれは減額オプションでした(笑)。

しかし、有名なオークション会社も結構いい加減なものですねぇ(笑)。


続いてはコチラ。



レストアベースなんだか部品取りなんだか良く判らない状態ですが(笑)、
とにかく古いという事だけは間違いありません。

証拠のプレート。



これによると下6桁は015652となっていますね。
予想では1961年5月頃の車両だろうと思われます。

しかし何でしょう、このプレート。
初めて見ました。
この画像だとこれが付いている場所も良く判りません。

カロッセリープレート。



これによると、元色は黒だったようですね。

お次は結構新しくなってしまいますが、コチラ。



バンパーが108用になっているのが私的に一寸残念な所であります。

ミラーが1963年以降の位置に移動してしまっていますが、正真正銘の1961年式です。

この車、US仕様なのですが、何故かヘッドランプユニットとグリルの間に
釣鐘型のウインカーがありません。

ひょっとしてこの時期の車両ではそれが付いていないなんて事があったりするのでしょうかねぇ?

で、証拠のプレートがコチラ。



下6桁が018795とあります。

私の予想では1961年の8月頃の車両ではないかと思います。

ボディナンバーの打刻。



あらら、カロッセリープレートは紛失しちゃったのね、、、
と思いきや、



おろっ?別の場所にあるじゃない!
これは一体…。

そういや、プレートが付いている筈と思った場所には
元々そこに付いていたのならばプレートを固定する為に空けてある筈の穴がないので、
これは最初からこの場所に付いているのだろうと想像する事が出来ました。

これの場所については次の車両で解決させます(笑)。

エンジンプレート及びエンジンナンバーの打刻。



先の230SLの話の中でエンジンナンバーの下6桁は
製造番号のそれよりやや多い事が朧げに判明していますので、
この時点で左ハンドルのMTの220SEbクーペは1200台近くは作られているのでしょうね。

MTとATの割合、又左右ハンドルの割合がどの程度か判りませんが、
この年に2枚扉の220SEbが2537台造られている事を考えると、
8月辺りでその位の台数の左ハンドルMT車が作られていると考えるのには
そこそこ妥当な線であるような気がするところであります。

結構前のブログに書いた通り、
自社製ATが装備出来るようになったのは1961年の4月10日からという感じらしく、
デリバリー開始からは一寸出遅れていますし、
先程のスウェーデンのサイトのデータでも1961年式の車両では
AT車が極端に少ないのですよね。

一寸脱線しますが、この車、ベッカーのカセットデッキ付き。



データカードの画像もあったので、メーカーオプションで付けられたものでは?
と、一寸期待しましたけれども、撃沈でした(笑)。
しかしベッカーメキシコが装備されていた事を示すコード518はありましたので、
ダッシュボード上に付いているラジオに関しては新車当時からの装備品のようであります(笑)。

さて、今回ご紹介する最後の車両がコチラになります。





四角のフォグランプ、アウトサイドミラー、14インチホイールはオリジナルではありませんが、
なかなか雰囲気の好い一台であります。

そういや、当時の220SEbクーペのカタログにこんな色の車が出ていたような…。

上の画像をよく見ても判りますが、右ハンドルの英国仕様です。



で、肝心な車体番号はと言いますと、





右ハンドルMTなので20でそれに次いで016071となっています。

予想では1961年の5月頃の車両かと思われる所であります。

上のプレートは前の方の車両で初めて存在を知ったものと、同じ物で、
この画像により、右のサブフレームマウントの取り付けの為のサービスホールの前側に
それがあるのが判明。

画像中左に見えているのがサービスホールのメクラブタでありました。

下のプレートはUS仕様だけの物かと思っていたら、英国仕様にも付いていたのですね。

ただ、これと同じ物が写っていた、上のUS仕様では
これがラジエターコアサポート上に付いていましたが、
この車では下のプレートの脇を立ちあがる右のインナーフェンダー?の上方の
中央からやや前寄りに付いているようです。

肝心な年式の方は、予想では1961年の5月~6月位の車両かと思われます。

ボディナンバーの打刻。



やっぱりこの場所にカロッセリープレートは無く、
かつて何らかのプレートが付いていた事を示すような穴も開いていません。

で、結局、そのカロッセリープレートは
先の230SLの事からも想像された事ではありましたが、この場所にありました。



現状、いつまでなのかは判りませんけれども、初期型ではここに付くのですね。

因みに、これを見付けた後で、これとは関係なく、
1965年度版のオリジナルパーツリストを見ていましたら、
ちゃんと、ボディナンバーとカラーコードのプレート(つまり私の言うカロッセリープレート)が、
この場所かラジエターコアサポートに取り付けられている事が示されているイラストが
(対象はセダンでしたが)描かれているのを発見しました(笑)。

因みに1962年の9月版のそれでもやはり2箇所のどちらかという形になっていたので
それ以前の時期に切り替わったものと思われます。

エンジンルーム。



この画像を用意した時には気付きませんでしたが、
これで先程のサービスホール脇の小さなプレートと
インナーフェンダー上の長細いプレートの位置がハッキリと確認出来ますよね。

この画像を見ると、右ハンドルを設定する事を考えた時に、
マスターシリンダーとブースターが別体だったからこそ
採用出来た初期型インマニだった事が判りますよね(笑)。

なるほど、それらを一体化するに当たって、右ハンドルの事まで考えた上での
インマニ変更だったのか、、、と、納得させられました。

この車の新車当時のボディ色は
カロッセリープレートから516ミディアムレッドという事が判るので、
恐らく外観はリペイントはされているかもしれませんけれども、元色のままだと思うのですが、
それならそれで何故エンジンルームが黒塗りされているのかな?と思ったりしています。

前後シートの様子。





右フロントシートとリアシートのクッションの同じ場所に
残念なほつれはあるものの、
革自体は絶妙なヌメ感があって好い感じに時代が付いていますよね。

ワタクシ、汚れやすいからパーチメントは嫌、、、って、普段から言っていますけど、
これは古ぼけた見苦しさも皆無で、品の好い高級感が漂っていますし、
こんな感じに維持出来るなら、これもイイかなって思えますよね。

但し、並々ならぬ努力の結晶だろうと思われますけど…。

この車両、私好みの手動サンルーフが付いていました。



サンバイザーの間に一寸シミのようなものは見えますが、
ファブリック張りのヘッドライナーがそのまま残っていますねぇ。

ファブリック張りのヘッドライナーは021864までと021865からで2種類あるので、
これはその前期型という訳ですね。

生地の目が見えているので、そうでないようにも見えるのですが、
ひょっとしたら目の細かい起毛タイプなのかなぁという感じもします。

因みに私のは張り替えてしまっていますけど、元々は後期型の方で、
剥がしたその生地の一部を記念に(笑)、取ってありますが、
起毛という感じではない織物という感じの仕上げの物なのですよね。

で、今、張られている物は起毛タイプなのですけれども、
これとは全然雰囲気が違うのですよねぇ。

それも悪くはないけれども、やっぱりオリジナルがイイよなァ。

サンバイザーにも2種類あるのは判っていたのですが、
これは明らかに表面が起毛タイプの生地で張られていて、
こんなのあったのかなぁ、、、と思って調べてみたのですが、
左ハンドルとは境目が違うのですが、
右ハンドルでは050979までと050980からのやはり2種類しかなく、
という事は最初からイミテーションレザー張りのみの筈なので、
これは後から張り替えた物という判断をする事になります。


こうして初期型限定で見ていくのも興味深いものがありますよね。

カロッセリープレートの移動や車体番号の小プレートの存在など、
知らなかった事を知る事も出来たので嬉しかったです。

実はこの調査企画、先だっての230SLのブログを書き終わった後に
すぐに取り掛かっているのですけれども、
チェックしている間に一寸ずつ加筆したりしていって、
完成が延び延びになった上にこんな長文になってしまいました(苦笑)。

220君のトラブルの件で何処かのお陰で長々と悶々としつつ、
その220君自身もいつ戻って来るかも全く目処が立っていない最中なので、
こんな事しか気をまぎらす事の出来る楽しみがなかったりするのですよねぇ。

さてさて、次はどんな事を調査して遊ぼうかしら?
Posted at 2020/12/19 20:40:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年12月13日 イイね!

超初期型230SL

先だっての下6桁が000146の230SLを見付けた勢いで
ネットでどれだけ番号の少ない230SLが見付けられるモノか、
一寸やってみました(笑)。

結果、私が捜した範囲ではこれが最も初期の車両でした。



ミラーが250SL後期以降用ですが、
113にあまり詳しくない私的にはそれ以外はオリジナル状態に見える車両で御座います。

因みに113って、なかなか私のブログに登場しない傾向にあって、
ぽおるさんってあまり113が好きじゃないんじゃない?
って密かに思われている方も居るかもですけど、決してそうではなくて、
自分の車と系統が違うので、あまり詳しくないのに加えて
私が知らないだけかも知れませんけれども、
他の車種に比べると、年代による目に見える変化が少なくて、
ネタにしようがないので、自然とそうなってしまっているだけなのですよね。

勿論、幌付き



ハードトップ付き。



私、このアンテナの位置ってオリジナルじゃないだろうって思っていたのですけど、
少ないものの、たまにこうしてリアの左に付いている車を見掛けるので、
最近、ひょっとすると注文でこんなのも選べたのかも?
と思ったりしています。

室内



ベッカーの年代が違うのとホーンリングが円形ではないのが付いていますが、
私的にそれ以外に不自然な所は見受けられません。

この車、アメリカにある車らしいですが、アメリカに入国したのは1976年との事で、
見掛け通り、アメリカ仕様ではなく、元々はドイツから来た車なのだそうです。

故にメーター類もそっちの仕様のままです。

シートも綺麗ですねぇ。



内装に手を入れているような事は書かれているんですけど、
具体的に革シートを張り替えたような書き方はしていないのですが、
ひょっとしてオリジナルなんでしょうかねぇ?

これが張り替えているとしたら、かなり綺麗な仕上がりだと思います。

ヘッドライナーは張り替えているらしいです。



220SEbクーペでもうちの220君の一寸後からイミテーションレザー張りですから、
超初期型でも230SLではオリジナルもコレだったのでしょうね。

そう考えてみると、あまり気にした事は無かったけれども、
190SLのハードトップの内張りは年代から行ってファブリックだったのかしら???

こないだの230SLでは下廻りからの画像だけ載せましたが、
上からトランクを見ると、スペアはこんな感じに載っています。



う~ん、これはこれで一番左まで寄せ切れていない気がする
(かと言って、この位置じゃないと出し入れ出来なさそうですよね)し、
果たして新旧どちらのスペアタイヤのマウント方法の方が
スペースを有効に使えるのでしょうかねぇ???

エンジンルーム



いつも言う事ですが、仕上げましたっ、、、て感じじゃなく、
それで且つみすぼらしくもない所が好いですねぇ。

で、肝心な車体番号はコチラ。



何と下6桁000057でありました(凄)。

当然カロッセリープレートはドアを開いたヒンジ側のピラー上に。



000057に対して00060で御座いました。
ホント、ボディナンバーって意味不明だなァ。

で、一寸見にくいけど、ボディナンバーの打刻も画像がありました。



エンジンナンバーも。



これも見にくいけど、000069かな?
もしかするとエンジンは何らかの理由で撥ねられるものもあるから、
車体番号末尾と一致しないんですかね?

床廻りの画像も色々あったのですが、
私が気になったのはコレ。



フューエルポンプカバーです。

220君のそれがフルカバーで、その後、前側三方を囲うタイプになるのですが、
これまたフルカバーではありませんか。

113のは円筒形っぽいイメージがあったので調べてみたのですが、
どうやら000202までと000203から007024までと007205からの3つのタイプがあったようです。

つまりこの車のは最初期のタイプってわけですね。

000202までとその後では元々は
タンクの品番が違った(今は共通の番号に変更になっている)ようなので、
その辺りの影響でこの部品も違ったのでしょうねぇ。

また、250SLと280SLのそれは共通らしいのですけれども、
それと230SLの最後のタイプとでは違う品番になっているのですよねぇ。

一瞬なんで?と思ったのですが、230SLまでは65Lタンクで
250SL以降が82Lタンクになったのをすっかり忘れておりました(笑)。

従って、これもタンクの違いからだと思われます。

一つの興味から芋づる式に違う事が判ってくるのが
こうした調べものの楽しさですな(笑)。

他の人には理解されない事だろうけど(爆)。

因みにこの車、今の売り物では無くて、
丁度一昨年の今頃に何らかのオークション形式で売られた車だったようなのですが、
その際に、47250ドルで落札されているようです。

車はとても綺麗そうだし、
私的には好い買い物だったのではないかなァと思う所であります。
Posted at 2020/12/13 22:23:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年12月12日 イイね!

ストレスですかねぇ。

前から時々発生していた耳管開放症が
最近は一寸標高の高い所に行くと、発生しやすくなっていたのですが、
更にここに来て右耳に拍動性耳鳴らしきものも出てきているのですよねぇ。

後者は頭とかその他に問題がある可能性もあるようなのですけれども、
何れも急に痩せた人にも起こる事らしく、
まぁ、1か月1キロペースで合計11キロ減がそれに該当するのかは分からないのですが、
まぁ、その辺りなのかな?と思いつつも、ストレスというのもない話ではないみたいなので、
これってひょっとして今のブレーキブースター問題でのそれなのかなぁ、、、
なんていう風にも思ったりしております(苦笑)。

お腹の調子も相変わらず悪いし、
早くケリを付けないと本当に体のあちこちにガタがでてしまいそうです(涙)。
Posted at 2020/12/12 15:12:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年12月11日 イイね!

ヤレヤレ、困りましたなァ。

これ、書こうかどうしようかと思ったのですが、
ヤナセに今回の件の診断なんかホントに出来るんかいな、、、
と思って悩んでしまっています。

とにかく、やっている事が行き当たりばったり過ぎ。

ブースターはマスターからのオイルが混入していた時や
ブレーキの効きの甘さでそれに疑いがあった時に交換する物で、
基本的にその際に一々理屈など考えずに交換しちゃう物だから、
私自身も今回、新品にヘンテコなトラブルが起こってドイツ語のマニュアルでお勉強するまでは、
インマニからのバキュームの力を使って倍力作用を起こしている事は判っていても、
それが具体的にどういう理屈で動いているのかなんて事は判っていなかったし、
それを完全に把握しつつ整備士をやっている人はそんなにいないと思うのですよね。

第一、マスター一体型と分離型とでは原理は一緒でも動きは違うでしょうから、
今回のケースでは尚更のことだと思います。

だから、知らない事に対しては全然恥でもなんでもないと私としては思うのですが、
重要なのはそこから。

良悪の『診断』をする、という目的で車を預かった場合には話は別で
知らないのを知らないままにしておいて、作業をするというのは
その目的に対しての取り組み方としてはとんでもないやり方で
行き当たりばったり以外の何物でもないと思うのですよね。

そんなんでは恐らくいつまで経っても終わらないと思います。

今回のケースでは場合が場合ですし、そんなに高額な診断料など払えないよ、、、
という前提の下で作業してもらっているのでまだ良いですけど、
その状態で長引かせるだけ長引かせて、無駄な工賃だけ嵩んでいくのには
誰しも納得のいく所ではないと思います。

しかも、昨晩、貰ったメールでは、22年間その状態で使って来た、
バキュームホース上のワンウェイバルブがこの車には使われている筈のない物だから、
それを付けない『正常な状態』でテストしていますという話があって愕然としてしまいました。

あのねぇ、、、私も一応整備士資格を持っている人間ですし、
データもそれなりに揃えて22年間維持してきているわけですから、
そんなアホな状態で乗っているわけないじゃないですか(苦笑)。

第一、それが誤りで且つ問題になる事なら、
どうして今までのブースターで今回のようなトラブルが起こらなかったか?
という疑問は当然出てくるわけで、
それについての説明をどうつける積りなのでしょうかね?

確かにEPCをサラッと表面だけ眺めただけでは、メーカー側の説明が足りないので、
そう思うのは仕方がない事だとは思うけれども、
私が持ち込んだT50/26の図解にちゃんと目を通した上で、
こないだあちらで行われた作業中に、ちゃんと観察が行き届いていれば、
そんな結論には達しようがないし、
更にEPCを熟読?するだけでも、私のやっている事が
間違いのない事(メーカーの指定通りである事)が判る事なんですけどねぇ(溜息)。

基本的に相手を甘く見ているというか、
その能力を疑って掛かっているとしか思いようがないのですよねぇ(苦笑)。

自分では全く弄らずにただひたすら乗っているだけの相手ではない事は
向こうも判っている筈なのですから、
繰り返しになりますけど、知らないのは恥ではない事柄ですし、
何か変だな?と思う事があれば、聞けばそれだけで解決する事もあるわけですから、
何故素直にそう言う事が出来ないのかな?というのが正直な所です。

求められずともバラした実物の一部を置いて来ているくらいなわけですし、
請われれば、構造に関しても、説明に出向いても良いとまで思っていますけど、
それが出来ないというのは
やっぱりヤナセとしてのプライドが邪魔をするのかなァって思ったりする所であります。

私としても220君の芝浦での年越しは最早覚悟はしておりますけれども、
この分だと、年内の診断終了自体も無理なのでは?と思う所であります。

本当に困ったなァ…。
Posted at 2020/12/11 07:22:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「一寸情報が古かった(大苦笑)。」
何シテル?   04/08 22:55
1962年式の220SEbクーペに乗っています。 物心ついた頃からMBファンである私が (何度も買い替え出来るご身分ではないので) 最初で最後のMBに...
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