今日は朝から久々にヤフオクエンジンバラシの続きを行いました。
先ずはアッパーのオイルパンの取り外し。
この前にクランクプーリーやらバイブレーションダンパやらを外そうと思ったのですが、
メチャ堅で外れなかったので、
先にオイルパンを外してしまいました。
がっ、オイルパンを外そうとしたら、前端でクランクシールに癒着していて
なかなか外れなくてプチ難儀しました。
で、気になる所をチェック。
このエンジンはとりあえずスラストメタルのガタが出ていたので見てみたのですが、
矢印の所だけ見ても当然、何もわからずでした(苦笑)。
この後オイルポンプも外しています。
で、ピストンを抜く前に上死点時にトップリングの届かない箇所の
シリンダーウォールのカーボンを除去。
これを見てもらうと判ると思うのですが、
リングが摺動していない部分にはクロスハッチが残っているのですが、
リングが摺動している変色していない部分のそれは殆ど消えてしまっています。
因みにカーボンを取る前の状態を写すのを忘れたので隣のシリンダーで。
このエンジンではインジェクションポンプ側に
ヘッド側の燃焼室がオーバーハングした形になっている為、
デッキ面にもその形状でカーボンが堆積する形になっているのですが、
その部分沿いの隙間のカーボンがなかなかガンコに付いていて取れにくかったです。
んで、こないだ1番だけピストンヘッドのカーボンを取りましたが、
その後で残りの5気筒分とそのデッキ面に堆積したカーボンを除去し、
それからピストンを抜きました。
一番右が1番で後は番号順に並んでいます。
OHエンジンをヘッポコ整備士がバラした時にはトップリングがバラバラでしたが、
オイル消費が多かっただけでそれほど調子は悪くなかっただけに
今回はそのような事はありませんでした。
故にシリンダーは殆ど傷もなく綺麗な物でした。
ピストンを抜いた状態でシリンダーをよくよく観察すると、
首振り方向、つまり横方向についてはクロスハッチが完全に近い形で消えていて、
前後方向については無論減りはあるので完璧な形ではありませんけれども、
それと指摘できる跡位は確認する事が出来ました。
という感じの状態ですので
これで81.5mmのオーバーサイズピストンが入手出来るならば、
それに合わせてボーリングして貰えば、こちらは問題なかろうと思われます。
お次はクランクシャフト外し。
その為には先程外れなかった
クランクプーリーとバイブレーションダンパは外して置いた方がイイよなと思い、
頑張ってみた結果、何とか外すに至りました(笑)。
で、ベアリングキャップを外してクランクシャフトが外れましたの図。
後はインジェクションポンプを回しているスプロケット(これでオイルポンプも駆動しています)と
そのシャフトを取り外しました。
で、オイルポンプドライブ兼、タコメータードライブの外し方がよく判らんので
それだけまだ残っていますが、
ほぼバラしましたの図。
初めてこのエンジンを載せた際にロアのオイルパンだけ外して
中を覗いているのですが、このクランクケース内の赤色の鮮明さには
とても驚いたんですよね。
これってメーカーリビルトの際に塗り直していたのだろうか???
で、最後にコンロッドジャーナルとクランクジャーナルの径を
代表して一箇所ずつざっくり測定。
コンロッドジャーナルは47.712mmでクランクジャーナルは59.715mmという所でした。
ちゅうことは両方共メタルはリペアサイズⅠが入っているようですね。
適当な計測ですし、あまり場所を考えずに測定したので、
何処まで当てになるか判りませんが、
もしこれが正確な値に近かったとして、このクランクを使うのだとするならば、
一応テクニカルデータブック上のリペアサイズⅠを使用した場合の値の範囲内なので、
1箇所ずつ代表して測定したとはいえ、かなりイイ感じだと思われます。
がっ、問題は明確なガタが出ていたスラストメタルですねぇ。
ただ、スラストメタルは明らかに減りが見られる感じで、
前後共地の色が出ていたのでこれは結構希望が持てる状態なのかもしれません(笑)。
以上からすると上手くすればクランクを加工せずに済むかも?という雰囲気ですが、
改めて測定してみてがっかりするような結果が出ないと良いのですがねぇ(苦笑)。
Posted at 2026/06/28 20:44:23 | |
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