先日より体内花粉センサーが大爆発してえらいことになっている私ですが、薬物のおかげでなんとか正気を保てております。お薬が大好きなので、ワクチンは可能な限り早く打ちたい派です。
着地に向けてセンターパネルを仮設します。上のスイッチは左からブロアファンコントローラー、なんちゃってキルスイッチ、ASRスイッチとなります。
ブロアファンコントローラーのツマミはランチア・ストラトスの純正品。というのは嘘で、ストラトキャスターについてたやつの中古。ASRスイッチはなんか転がってたモーメンタリスイッチです。
キルスイッチがなんちゃってというのは、現状燃料ポンプの配線にしかつながっていないため。一応オフにするとエンジンは止まります。5秒後くらいに。あ、ちなみにバッ直(常時12V)にもつながっていて、そこからブロアファン、USB電源、OBD2コネクタの常時12V線へとつながっています。
このあたりにはロガー用のあれこれとかをつなぐつもりで(下の方にちょっと見切れてるけど)、普通はイグニッションONでの12Vラインに繋ぐわけですが、スタート進行でエンジンOFFにする時止まっちゃうといろいろめんどくさい(ロガー再起動したりブロアファン止まって窓が曇ったり)けど、常に給電されてるとそれはそれでめんどくさい(バッテリーが上がりやすかったり、OBD2用通信モジュールをいちいち外さなきゃだったり)ため、このような配線になっております。
ポリカーボネートウインドウの養生フィルムを剥がします。新車と無縁の人生を送っている私にとっては、新車感を全身で楽しめる唯一の瞬間です。うひょひょひょひょ。
今回選択したのは3mmのクリアタイプ。クリアというのはつまりほんとのクリアなわけで、パッと見た感じの違和感がすごいというか、レーシングカー感がすごいというか、うほほほほほ。
というわけで、無事に大地に立ったメガーヌさん。近所をウロウロしてみたのですが、なんというか、わりと本物のレーシングカー感がありました。取れるものをほぼ取った乱暴な軽量化が功を奏して、100km/hまではほんとに速くなってます。
で、自重よりも空気が相手になってくるそれ以上の領域は、体感できるような差は特にありません。まあエンジン関係なんにもやってないから当たり前ですけど、空力っぽいアレコレやったんだからもうちょっと劇的に変わってくれてもいいのにブツブツ。
もちろんバネとかもなにも変えてないのですが、ダイレクト感が増したように感じるのはおそらくイスと、あと直付けのシートレールのせい。ポジションがアホみたいに下がったのも影響ある気が。
ちなみにどれくらい軽量化されたかというと、ご覧の車高バランスになる程度。前のめりにも程がありますが、死ぬとしたら前のめりに死にたいので、まあなんとかしたいと思います。これだとリアタイヤ全然発熱しなさそうだし。
作業場所が砂利どころか土でデコボコのため、皆目見当がつかなかったアンダーパネルと地面とのクリアランスはご覧の通り。現状の車高だとアゴの部分で12cm程度のクリアランスは確保できています。
ご覧の通りほぼ完璧に水平ですが、車高のバランスを取るとたぶんちょっと前上がり。まあそれはむしろ狙い通りなのでこれはこれでOKですね。で、気づいた問題点は以下の通り。
① ポジション低すぎて何も見えない
② ポジション低すぎてドアミラーの調整範囲を超えてる
③ ブロアファンコントローラーが不安定
④ ペダル類というか特にクラッチが遠い
⑤ 今日の午後ちょっと陽が出た段階ですでに暑い
まあ①は慣れの問題。メーターパネルとかサイドウインドウの位置関係で言えば、こんな感じでドイツ車乗ってるちっちゃいおじさんとかよく見ますし(すごい偏見)、よく見えて遅いよりは見えないけど速いほうがいいに決まってます。
②はちょっと問題。なのでこれはなんとかしないと。
③ですが、さっきのボリュームの位置を変えなくても、ファンのスピードが早くなったり遅くなったりします。どういうことかと考えてみたらこのコントローラー、別に安定化電源とかではないのですね。つまり、車両側の電圧が変化するにつれてファンのスピードも変わるわけで、電圧計と思えば気にもならないわけで(ほんとか?)、そもそも走り出しちゃえばうるさくてファンの音なんて聞こえないわけで、これも問題解決。
④も慣れの問題といえば問題。クラッチを床まで踏もうとするとつま先でエイヤってやる必要があるレベルで遠いのですが、これもよく考えたらクラッチなんて床まで踏む必要はゼロのため、特に問題なしということに。まあ重いっちゃ重いけど。
⑤が一番の問題。とにかく風が一切入ってこないうえにガンメタという黒に次いで最悪のカラーリングのため、ちょっとでも陽が出てると車内温度が急上昇します。まあ作業中に薄々気づいてはいましたが、こればっかりは手っ取り早い解決方法が見当たらないので、うーん、どうしよう。
まあでも走る曲がる止まるという点ではわりとマトモにそこそこちゃんとしたクルマになりそうな気配なので、引き続き仕上げに移っていきたいと思います。頑張るぞ!
Posted at 2021/02/15 19:46:13 | |
トラックバック(0) |
MEGANE | クルマ