車選びは突然に。。。第一章(最初で最後w)
それは、2/1・・・とはもう到底言えないような、日付が変わって2/2ミッドナイトな時間に、相変わらずカーセンサーのアプリで車を見ていました。
今頃は首都高本気組のお時間、希望の車が見つからずに延々と次世代機と言えば聞こえがいい我が家のファミリーカーは決まらずに居ました。
遡ればその前日は、修理から上がってきたはずのECUがまさかの治ってないと言うふざけた対応の後始末で、深夜のDIYからのコンビニ直行でECUリペア業者に送り返しなんかをやっていて、いい加減CLSでの続行が不安が付きまとっていた日でした。
希望の装備、車、金額が折り合いつかず、いろんな意味で全く折り合いの付かないカイエンSハイブリッドが買えないだろうかなんていう現実逃避をしてみたり。
付き合いのあるポルシェDの認定中古車、走行2万キロ行っていない極上で、新車価格の半額!と聞けば聞こえはいいものの、実際のプライスは700万円とちょっと笑って過ごせないお値段。
2350kgという超ヘビー級車両は一般の機械式駐車場に全拒否される重さで、自走式駐車場でお値段安めなところに問い合わせてみたものの、空きなしとつれない回答。これは駐車場目処が全く付かないとんでもない展開。。。
中古車価格がお値段以上な、メルセデスを中心に探すも、昨今の金太郎政策(←MBジャパンの社長の事)もあり、私が欲しいオプションNo1のシートクーラー装着車はもはや絶滅危惧種どころかシーカランス状態で、日本全国探してもSクラスなどを除くとほぼ存在しない。。。
黒白銀外装×黒内装しかなければ、車選びは楽しくないだろ!!と思うのは私だけでしょうか。
でも、販売台数輸入車No1を生み出すのに必要なのはこれなのかもしれない。
そんな中、じゃあシートクーラーは100歩譲って無くても良いとして!!(ほんとにいいのかよ!?)
これが欲しいと思ったものを絞りこみリストに入れていく。
・メルセデスベンツ
・右ハンドル
・本革シート
・シートヒーター(嫁の優先順位1位(笑)
・サンルーフ
・衝突被害軽減機能
・排気量3000cc以上(6気筒)
・2013年式以降(初回車検での手放しを想定)
・走行距離3万キロ以下(過走行は除外)
→そんな絞込み結果の1番最初に出てきた車は、ちょっと青っぽい、シルバーじゃない色の車。
あーこれがダイヤモンドシルバーって言うのか~と思いながら、写真を眺める。
あれ??
コイツシートクーラー付いてるじゃん!!
とこの時間から始まるカーセンサー見積もり依頼メール(爆)
値段もばっちり予算内?です。
そう、車は50万、300万、600万、1000万で買え!のマイルールの300万を割ったぐらいです。
相手の担当者はなんと思ったのだろうか。。。受信時間は見ないでくれ・・・。
翌日、睡眠時間が短い中、全く眠くならない覚醒状態が続く・・・w
しかし見れば見るほど、不思議な車両でして、

サンルーフ・ムーンルーフ装備。

ムーンルーフになると、スライドしたときの行き場所がなくなるので、アウタースラーダーになるんですね。
しかも、これまたオプションの
harman/kardonロジック7 サラウンドサウンドシステム!!
なんと、驚きの14スピーカー。CLSの9スピーカーだって捜索にだいぶ苦労したのに。。。
CLSで欲しかった装備がまさかの棚ボタ状態。

地味にあまり見ないこのスイッチ。リアシートのシートヒーター。
前席ではなく、全席シートヒーターも喜ばれそうな装備です。
フルオプションのE350アバンギャルド、素の状態で872万が定価のE350、これだけオプションつければコミコミ1000万の大台は超えそうな価格の上に、このオーダーとなるオプションてんこ盛り。発注した方はどのぐらい待ったのだろうかと不安になります。
付いてないのは、AMGスポーツパッケージのような気もするけど、アバンギャルドの時点でだいぶスポーティーですが。。。
★ここでちょっと脱線★
W212にも1日でだいぶ詳しくなりました。
・212のデビュー直後は、レーダーセーフティーは存在せず、このときのE350はCLSに載っているM272型エンジン(昔のポート噴射)が搭載。排気量変わらず低スペックのE300も並行して存在。
・前期の後期になると、レーダーセーフティーが搭載されるようになり、E350は現在の直噴モデルにスイッチ。
・13年5月、ビックマイナーで見た目が変わってここから後期型、ボンネットマスコットが無くなる。
後期の前期型はレーダーセーフティーが第2世代に進化。レーダーに加えてカメラを搭載したので、歩行者飛び出し検知機能やら、リアCPAなどが装備される。また、従来24GHz帯のレーダーだった関係で、天文台に影響を及ぼすことから常磐道の約2/3でクルーズコントロールを含むすべてがカットされていましたが、25GHz帯に変更するという気合の入れようで、常磐道でも問題なく利用が出来るように。
・14年4月、装備見直しでE350アバンギャルド他にAMGスポーツパッケージの標準装備化が行われる。
・後期の後期型はエンジンが従来の直噴ベースのまま排気量を3Lへ落としてターボ装着のになり、E400として登場。このときE350のNA直噴はカタログ落ち。
と、欲しい6気筒エンジンだけでもこれだけのバリエーション。。。今回はレーダーセーフティーが欲しいので基本直噴6気筒狙い。E400は玉数が極端に少なくまだ新しくて高いので見送り状態でした。W213のE400も基本このエンジンが継続してます。
★脱線終わり★
しかし、1点だけ気になるといえば、評価点3.5と微妙に低いこの点数。
普通このレベルだと4点か5点が多いのに、なぜこんな低いのか。左リア修復とは何なのか。。。
お店に連絡を入れます。
土曜日見に行くから、よろしく
→車が売れずにあるか分からないから前日連絡くれ(なんとツンデレw) これ、木曜日の話です。
理由は後ほど明らかに。
金曜日に連絡を入れよう。。。と思うものの、飲み会からの2次会でダーツ、負けてテキーラという流れで連絡入れられるわけも無く。。。終電を逃す・・・。
本日行く直前に連絡すると、売れないように確保しておきます!といわれてお店に急行。
実車を見ても。。。普通に綺麗だなぁ。
何をしたのかオークションの評価書を確認すると、左のリアドアはXXということで、これは交換だからパネルのゆがみはあるわけが無い。塗装もばっちりで全く分からない。
修復暦がありではないので、フレーム骨格は問題なしといった感じ。
バイクに突っ込まれたとか、ポールを巻き込んだとかそんなやつでしょうか。
部品の状況見ても、屋内保管のように見えるし、特に問題なさそう。
整備書は、、、これは問題ありまでは行かないけど、直近の履歴が無い。
新車、半年、1年、2年で3年が無い。これはどういうことだ??メルケアはどうした・・・。
前オーナーは、、、どうやらみんなが知ってる外資系ホテルの日本法人。
役員の社用車だろうか。黒じゃないとなると、、、通勤用??それにしては距離が短い。
ベンツの正規Dも詰めが甘いのか、車検証の前オーナーはMBの販売店に変えているのに、何故か新車保証書の記名欄取り忘れるとは。。。
販売店曰く、お得意様なので、名義変えてまでして出してきているのかもしれませんねと。
で、何でこんなところに流れたかというと、ドア交換していると認定中古車になれないみたいなので、オークションに流したようです。なので車検前に車検切って点検せず、3ヶ月ぐらいどこかで寝かされて?、1月のオークション出品と思われます。
ドア交換なら個人的には全然OKなので、問題なしですけどね!
走行に影響は無い部分ですから。
ということで、最後に値段交渉
オークションの落札相場がネットで見られてしまう昨今、それっぽい落札履歴があるので価格がわかってしまいます。こいつは240万前後。これに手数料、輸送費、消費税などが入るので、本体価格的には利益10万程度だろうか。。。しかも本体価格に整備代込みだって!?
車検2年の税金関係はしょうがないとして、年式も新しいので自動車取得税もかかり、、、結局利益っぽいのは、登録代行費用と県外登録費用の合わせて15万ぐらいだろうか。。。ここが無駄に高いけど、利益らしいところはここぐらい。
結局今日決めるって事で▲10万引きを引き出して、めでたく成約。
普通のお店なら、落札価格に100万載せて、378万コミコミ400万が相場ってところ。
認定中古車なら、448万~でもおかしくないところ。良い買い物でした!
余談:聞くと1ヶ月でお店の車の半分が入れ替わるらしい。ということは商品の平均滞在2ヶ月。
店長含む営業5人で月75台販売の超薄利多売。こりゃ中古車屋さんはやってはいけません。。。
契約したあとに、しっかり確認の健康診断。
問題無さそうでした。
特段故障整備は無さそうです。
契約までしたのでめっきり日が暮れました。
次来るときは迎えに来るぞ~!
ということで、誰かE212後期の前期型(発売直後)ぐらいのカタログ持っている方がいましたら、諸々確認したいこともあり譲ってくださいませ。。。
我が家のライブラリーにあると思ったら前期しかありませんでした。
コーヒーぐらいおごります(笑)