ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、数週間前、とてつもなく心が荒むことがありました。
ストレスが酷過ぎて、動悸もするし、耳鳴りが止まない。
そんな事が数日続き、自分が自分でない気がしてほんと辛い日々でした。
『みんカラ』上の出来事なので、いっそ『みんカラ』から撤退してしまえば楽になれると思いアカウントを消そうとしてました。
この年で新しい友人が出来るのも難しいけど、出来た友人を失うとダメージはかなりのものです。
それでも、楽しいはずの趣味の世界で居心地が悪い、もっと言えば息苦しいくらいに追い詰められるなら、それはボクの居場所ではないと。
有難いことに守ってくれる仲間たちの励ましと彼らの決断に助けられ、『みんカラ』に残る事ができ、前よりももっと楽しくなりました。
本当にありがとうございました。
みなさん、これからもよろしくお願いします。
さてさて、ここからが本題。
そんな心が荒みきってた時、インスタで藤あや子さんのポストが流れた。
マルとオレという飼い猫の動画。
ボクには母性愛というものがないのかと思うくらいに、子供が可愛いとかペットが可愛いとかいうのが無い。
と、思ってたのです。
が、何なんだ、この感情は!
キュン!キュン!
おい、そんなに弱っているのか?????
たかが猫の動画だぞ。
そっか、猫か、ボクを癒してくれるのは猫なのか??!
仕事から帰って来た嫁に
「猫を飼おうか?」
猫が飼いたくて飼いたくてたまらない嫁は即答。
「うん」
ボクは飼うならブルドッグが欲しい。とずっと言い続けてきた。
数年前、大須を歩いてたときに真っ白いスーツを着て、真っ白いブルドッグを連れたお兄ちゃんを見かけ、ブルドッグ欲しい!になった。
ブリーダーのサイト見たり、ブルドッグの動画を見たりしてたけど、
どうも中々の手強いハードルがあって半ば諦めモードでいた。
猫はどうだ?ハードルは?
周りに猫を飼ってる人は「楽だよ」とか「良いよ、猫は」と口々に言う。
いつも世話になってる美容院の方も保護猫を引き取った話をよくしてくれる。
そうだ、相談しよう!とLINEをする。
うちのお客さんが保護猫の預かり親をしてるから、電話かけてみなよ。
教えられた電話番号にかけて、保護猫を引き取りたいですって話をする。
HPがあるからそこから気に入った子を選んでフォームに記入して送ってねと言われる。
で、HPを見る。
嫁は壊れたプレイヤーのように「可愛い」を連呼しまくる。
元々、和猫が欲しいだのハチワレが良いだのずっと言ってた。
家の周りの野良猫に亡き母親が餌をやり続けてて、その子、孫とずっと家の周りにいた。
こんな景色が毎日だった。
母が亡くなって餌をやらなくなり、庭先で見かける事も少なくなってた今日この頃。
嫁にとってはボクが荒んで猫を飼うのは、朗報でしかない。
HPを見ながらこの子もいいね、この子もいいねと普段の数十倍の優柔不断を見せる嫁。
仕方ないか、でも日に日にHPが更新され新しい子の写真が増えると共に、嫁ぎ先が決まり消えていく可愛い子たち。
悩むねぇ。
「沢山会いたい子がいる時はどうすれば良いの?」と紹介された保護猫の預かり親さんに再び電話。
「全部、書いてください。ただ、コロナ事もあって事前予約された日にその子が連れてこれるか判りません。あと、HPにこれから載せる可愛い子はまだまだ沢山いますよ。」
うー、苦しい。違う苦しさ。選ばなきゃならない苦しさ。
でもね、決めなきゃ飼えないよ!
そう嫁を諭して候補を絞ってスケジュールを組んだ。
それが今日!
一粒万倍日なんだって。
新しいことを始めるのにとっても良い日。
今回、リクエストした子はHP上では5兄弟。
白い子が3匹、黒い子が2匹。白い子のうちメスの
小雪とオスの
白玉がオッドアイ。
もう1匹の子はブルーアイ。
我が家は白黒の2匹が欲しいとリクエスト。
ただ、事前の情報だと同日、ボクらより前に予約を入れてる2組がそれぞれ白い子を欲しがってるとか。
マリブ♂
白玉♂
小雪♀
黒丸♂
くろすけ♂
そっか、一番可愛い
マリブ狙いなのか、嫁もマリブを欲しがってたけど、オッドアイは男子心をくすぐるから、その子でも良いやな気分。
その猫の預かり親さんがそれぞれの家を見に行って環境が大丈夫かを見て、スタッフで合議で里親を決めるそう。
我が家は飼い猫経験が無い。ダメかも。
強みは家の大きさとボク自身が家で仕事率が高いことくらい。
予約の時間に行くとボクらの前の予約の方とすれ違う。
子供のいる家庭。
そっか、また敗北の匂い。
担当の方は事前に電話で話をさせていただいた同じ美容院に通う方。
ボクの家の場所も知ってた。
事前のやり取りで担当に付いてくれたのかと思ったら、今回の5兄弟の内4匹までを預かってるので担当に付いてくれたのだとか。
うん、幸先が良い。
ゲージの中には寄り添う黒白のコントラスト。
嫁のテンションがおかしくなる。
うちは子供が居ないから母性愛のやりどころがなく、一気に放出された感じ。
猫の目線にうずくまって、言葉をかける。
ボク自身も小さな生き物の動きに心が、コロロが、こころが‥‥
「プ、プロトカルチャー〜!!」じゃ!
嫁が子猫たちにメロメロになってる間に、担当の方の説明やらお話やらをじっくり聞くと、
ボクらの前の予約の方のリクエストは♀の
小雪をどちらも欲しがられてる。
あとの家族は黒も追加でと黒丸をリクエストされたとか。
うん、
マリブは残ってる。
白玉も。
くろすけも。
「実はこの子たち、6兄弟でもう1匹は
雪丸♂って子なのですが母乳争奪で負ける事が多くて、他の子が1キロ超えたけどまだ800gしかなくてHPには載せて無いんです。」
と写真を見せてくれた。
この子も
小雪と同じ雰囲気で、目の色もオッドアイ。
とてつもなく、可愛い。
前の予約の人はそれを知らない。
「今、うちに預かってるんですが、正直贔屓してしまうほど愛着あるんです。」
「その子はもらう事はできますか?」
「もちろん!」
ならば、
雪丸と他の人と被って無いくろすけが良い。
マリブも
白玉も可愛いけど、雪丸はもっと可愛い。
黒丸の方が顔は可愛いけど尻尾が折れ曲がってる。
くろすけは尻尾が真っ直ぐで鼻筋が通ってる。
嫁もそれで納得。
くろすけと
雪丸がうちの子になる。
「トライアルはいつからにします?ゲージがご用意出来たらすぐ連れて行きますよ。」
ゲージは美容室の方が使わなくなったのでくれると言う。
早ければ今週中。
ワクワクが止まらない。
ありがとう、担当の方。かなりの美人さん。
LINEと友達登録をすませ、そこを離れた。
で、
こうなるわけだ。
普段散財しない嫁が大暴走。
はじまるよ、新しいお話が。
10/20追記。
我が家に来る
雪丸の写真がHPにアップされてました。
今朝、担当の方からLINEが来て22日木曜日夜に子猫たちがやって来る!
雪丸