最後のチーム・ロータス

正確には、１９９０年、キャメル・ロータス・ランボルギーニＴ１０２が最後のチーム・ロータスになるのだろうけど、解散寸前のチームをピーター・コリンズが引き継ぎ、１９９４年迄命を繋いだ。



この最後の年は、序盤戦のサンマリノＧＰで二人のドライバーを失って、車に規制が掛けられ、開発の遅れがさらなる遅れを呼び、このＴ１０９はイタリアＧＰ予選で新型の無限ホンダエンジンを積み４位を獲得したのが唯一の輝きだった。

スペースというスペースに、スポンサー名を埋め込んでも尚、資金は不足した。

何かの媒体で、カーボン地剥きだしの姿を見た事があったが、とても美しいと思える車だった。

時代と噛み合わないと、道の真ん中を走るのは難しい。