
MACROMの59.22を鳴らしてみると、音が小さい気がする
エッジのゴムが潰れてるのでKUREラバープロテクタントで軟化させてみると、
余計に皺が増えていく
どうもスピーカーのダンパー(スパイダー)が保管中に長期間上から重量物で押さえられたせいで変形してしまったようです
目視でもダンパーが沈み込んだままで、硬くなったゴムエッジが持ち上げるように作用してたのが、ゴムが軟化してもっと沈み込んだような感じでしょうか
意を決して作業開始
シンナーをゴムエッジに筆で塗り、ゴムエッジを剥がします
次に剥がした隙間からダンパーの端にシンナーを塗って、ダンパーを剥がします
このスピーカーのダンパー裏のフレームにも通気口があるのですが薄いフェルトが貼ってあり、ダンパー外すのに下から押したいのでこれを破りました
手元にはモレルのCAWシリーズの20cmの同型がありまして、こいつはフェルトを貼ってません、なので無くてもいいかなと安易に思ってます
当時の記憶だと鳴りっぷりはCAWのほうが良かった・・シングルマグネットなのに・・
この鳴りっぷりに惚れてダブルマグネットの59.22を導入したような気がします
まぁ音がおかしければ外から貼る手もあるので作業優先です
そうして外して観察、ボイスコイルに大きなスレは無し変形も無いようです
ゴムエッジも外してみると綺麗な元の形に戻ります
センターキャップは3インチのボイスコイル上部に接着されてて、
これを外すのが一苦労、シンナー多く使うとボイスコイルと振動板の接着までバラしてしまいそうなので、少しだけ塗って接着部をカッターで切るって感じで取りました
ボイスコイルに力が掛かって変形しないように、ゆっくり、ゆっくりって感じ
そして一番の難所凹んだダンパーの修正・・・
まぁできることは揉んで修正していくだけなんですよね・・
熱を加えたら元の形になるか、現状で固定されるかなとも考えたのですが、
ボイスコイルに付けたままヒートガンで焙るとボイスコイルが変形とかもありえるので無理
最悪は外して取り換えと考えて揉み続けます
揉んで1日放置して形を確認って感じで様子を見てます
力入れちゃうとボイスコイルが歪むので慎重に・・
ホント、根気がいります・・
そしてフレームに乗せて見て、振動板を押してボイスコイルが擦れないセンター位置があるのかを探す
ゴムエッジを振動板から外してないのでこんな感じになります
これを繰り返していますが、なんとかなりそうな感じになってきました
来週くらいには接着作業に入れるかなぁ・・・
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Posted at
2025/02/01 20:45:17