HELIX-DSPのリモコンURC-3の接触不良対策のその後です。
まずHELIX-DSP-ULTRAの基盤に配線を追加します。
メスコネクタを基盤にはんだ付けしているところに一緒にはんだ付けしました。
何気にスルーホールが金メッキなのは気分がいいですね。
そして取り出したアースライン、今回は青色の線をリモコンの裸線と繋ぎます。
裸線からも青色で繋いでいます。
残りの線を元の位置、白を左上、赤を右上、緑は黄色に変えてますが中段真ん中、
黒は下段左へと刺します。
これで動作確認、正常動作が確認できました。
ついでにボリューム交換、今回はビスパのR1610Gを使いました。
音の印象と言いたいのですが、実は今まで純正のボリューム基盤に手を入れて、
「通電してみんべ」さんのボリューム改造方法を試していました。
疑似Tにするだけでなく68pFのコンデンサを足す奴です。
これとR1610Gを比較しちゃうのはあれなんですが、カーボンの音だ~ってすぐにわかりました、優しく広がる音ですが・・何時も聞こえてる高域の音が無い・・、改めてボリューム改造の威力を思い知りました。
違和感が大きいので疑似Tにだけはしておきました。
前は4.7kΩを2本直列で9.4kΩを入れてましたが、今回はボリューム位置をテスターで測定して7.5kΩを入れました。
あといくつか忘備録として書いておきます。
使用するボリュームを本体基盤に直接はんだ付けして使うなら、
モノラルではなくステレオの物を使用して6ピンをはんだ付けする。
手で触るところなので力が掛かり、3ピンだけでは短期間で折れます。
本体基盤からリード線を引き出してボリュームは別途固定するなら、
モノラルのボリュームで十分です。
純正の左右のボリュームはどちらもモノラルでしか使われていませんので高価なボリュームを使われるならモノラルを選ぶ方が安くつきます。
使用するボリュームは10kΩの物になります。
配線完了すると左右2つのボリュームが並列状態になりますのでテスターであたると5kΩ以下になります、これで正常です。
リモコンのケーブルをDSP本体と繋いで、アースラインが通じると10kΩとして動きます。アースラインに接触不良が起きると音量が倍になってしまうのはこの為です。
Posted at 2022/09/07 10:10:30 | |
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