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2024年06月01日 イイね!

いろいろな意味で濃い方々

いろいろな意味で濃い方々今日は、イベントの企画といえばこの方と言っても過言ではないみんともさんにお誘いいただきまして、ガレージといえばこの方と言っても過言ではないみんともさんのガレージにて、これ以上はないと言っても過言ではない濃い方々のオフ会に参加させていただきました。

ガレージオフ会は、明日、伊勢崎市で行われるイベントに参加するための前泊に合わせて企画されたそうで、私はそのガレージ訪問のところにだけ参加させていただきました。

本当はF355で行くつもりだったのですが、予報では夕方から雨だったため、今日はインプレッサにて。



まずは、訪問させていただいたガレージはホントに素晴らしいものでした。

F355、997GT3、こだわりバイク2台、ランエボファイナルエディションが並び、整備場所にはリフトにエアツール環境、大きなツールキャビネット等々。
車の前後左右にゆったり余裕がありつつも、間延びはしていないちょうどいいサイズ感。
木造なのに大空間で、珍しいトラス構造の小屋組みが見えます。(2本セットの部材を貫通ボルトでガッチリ組んであってめっちゃ強そう、タイトル画像です)
壁には幅広な巨大な棚が二段、パーツや小物、モデルカーが並べてあります。
ガラスで仕切られたキッチン付き居室スペースからは、そのガレージが見渡せます。

とても心地良い素晴らしい空間でした。


そして、今日来られていた方々は、ホントに濃い方ばかり。

・まずはそのスゴいガレージの持ち主で、ザ・車好きと思わせるに十分な方、
・おそらく、関東地方のフェラーリ、ポルシェ乗りの中で最も顔が広く、恐るべきイベント企画力を持っていらっしゃる方、
・超高額かつ大変希少なF40を普通に乗っていらっしゃる方、
・ナロー6台(製作中含)にF355にボートに‥その他話題に底知れなさを醸し出されている方、
・512TRにバンバン乗られている方、
・348のエンジンを降ろしてタイベル交換するようなことを含めて自分でメンテされる方、
・年間8〜9万kmも走り、300万kmは走ったという驚くべき運転好き・車好きの981ケイマン乗りの方、
‥‥‥

いや〜、平凡な私以外、皆さんマジで凄く濃い方ばかりでした。楽しいひとときをありがとうございました。


またの機会にはよろしくお願いします。
明日のイベントは雨模様になりそうで残念ですね。


《おまけ》

皆さんがホテルに向かわれるところで、私は帰路に着きました。

北関東道を東に進み、県境を超えてトンネルを抜けた辺りから予報通りの雨です。一時はワイパーフル稼働の大雨になりました。
なかなか市内から連れ出すことがないインプレッサが本領発揮、こういうときでも安定の走行性能ですね。緊張とは無縁で何の不安もありません。毎日乗っていても、高速で大雨で乗ることはないので、改めて良さを感じる機会となりました。
Posted at 2024/06/01 21:36:33 | コメント(3) | トラックバック(0)
2024年05月30日 イイね!

海の上なのに

海の上なのに日常的でもありませんが、私は地図を見るのがそこそこ好きです。地図と言っても紙の地図ではなく、最近は専らGoogle mapですけどね。

先日、何気なく四国と九州の間あたりを眺めていて、あることに気が付きました。

まずは、その本題に入る前に前置きの話をば。

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日本全体が入る縮尺で日本を眺めてみると、九州と四国の間ってかなり広く間が空いているように見えますよね。


そこをもっと寄ってみると、実はかなり海が狭くなっていることがわかります。


日本全体の縮尺では海に見えるその場所には、愛媛県から伸びる佐田岬半島が突き出ています。そのため、海の幅は遠目から見たときのおおよそ1/4しかありません。
この佐田岬半島は、日本一細長いと評される半島です。長さも結構長くて約40kmもあります。まさに細長いと表現したくなる根元からの細さですね。

佐田岬半島の突端部の旧三崎町までバスが通じたのは1960年代のことだそうで、それまでは周辺の港から船で行くしかない「陸の孤島」だったそうです。
その頃にも半島を縦貫する国道197号はあったようですが、かつては自動車同士のすれ違いもままならない悪路で、197をもじって、別名「イクナ」酷道(こくどう)と呼ばれていたそうです。

今は佐田岬半島の尾根に沿って半島の付け根から先端まで伸びる佐田岬メロディーライン(1987年完成、http://www.sadamisaki.jp/index.php)に変わっていて、先端まで快適に行けるようになっています。


ここは一度は自分で運転して通ってみたい道の一つですね。全部ではないのでしょうが、尾根の頂上線というのは気持ちよさそうです。

もうだいぶ前のことになりますが、996に乗っている頃に四国にドライブに行ったことがあります。そのときには日程的に残念ながらここまではいけませんでした。いつか行ってみたいですね。

この佐田岬半島と九州との間は、豊予海峡となるわけですが、その間の距離をGoogle mapで測ってみると約13.3kmありました。高島という島が間にあるので、真の海峡の幅は、8.9kmくらいのようです。


まあまあ近いですが、橋を架けるにはちょっと遠いですね。以前には豊後伊予連絡道路として事業計画があったようですが、今は無期限凍結状態のようです。

--------------------

さてと‥、前置きが長くなりました。
ここからが本題です。そんな豊予海峡を見ていて気が付いたことです。

ここには橋はなくてもフェリーが通っていたはずだよなぁと、Google mapをじっくり見ていると‥‥、
 海の上なのに逆おむすびマークの▽197がある!!??
ということに気が付いたのです。


海の上に描かれた点線にはさらに、「Nat'l Rte 197」とも書かれています。Nat'l Rteとは、National Routeの略なので国道のことですね。
どうやらフェリー航路が国道扱いになっている!?のかな?? と、少し驚きとともに気が付いたわけです。

それで少し調べてみるに、国土交通省の規定によると、
 「地上に建設された道路、あるいは橋や海底トンネルなどの構造物が存在しなくても、フェリーボートなどによって道路と道路を結ぶ1本の交通系統として機能があると判断できれば国道に指定する」
ということだそうです。
私は意識したことがありませんでしたが、「海上国道」と呼ばれていて、日本全国に24路線もあるそうです。海上区間がすでに橋や海底トンネルのバイパスで繋がれている路線も含めると、29路線だそうです。

へー、そんなにあるんですね。

でもそんな海上国道のフェリーになんて乗ったことないよなぁ、なんて思いつつ、過去に乗ったことのあるフェリーを思い浮かべてみると‥‥(そして名前も調べて)、
 新日本海フェリー、
 かつての大阪南港那覇直通フェリー、
 防予フェリー、
 スオーナダフェリー、
 有明フェリー、
 三和フェリー、
 JR西日本宮島フェリー、
 ‥
くらいかなぁ、その他短いフェリーにも乗ったかもしれませんが、こんなとこだと思います。

改めて調べてみると、その中の有明フェリーと三和フェリーは、国道389号の一部となっている海上国道のようですね。まだカーナビのない35年くらい前の話ですが、大学の仲間6人で九州一周旅行をしたときに、どうやら無意識のうちに海上国道を通っていたようです。


じゃあ、まとまった休暇が作れるようになったもう何年か後に、たぶん40年ぶりくらいに海上国道を通って、四国から別府温泉にでも行ってみようかな、なんて思ってみたりしたのでした。


そのときの車は何だろう。連日長距離運転しても疲れない全天候OKな運転して楽しい車がいいなぁ。



《蛇足》
たまたま見つけた海上国道197号以外に、Google mapをあちこち見ても、国道マークとNat'l Rteの記載がある海上国道が見つけられません。なぜ?
Posted at 2024/05/30 21:25:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2024年05月27日 イイね!

使い心地の良いバターナイフ

使い心地の良いバターナイフ写真は、嫁さんが結婚前から持っていたバターナイフです。話を聞くに、大学入学で上京するときに、実家にあったものを持ってきたものとか。ウン十年前のものですね。

うちには何本かバターナイフがあるのですが、このバターナイフの使い心地がとてもいいのです。

カーブの仕方と刃の薄さが絶妙で、

加えて柄がしっかりあるからだと思いますが、バターやマーガリンの表面の削り心地が良くて、パンにも塗りやすいのです。

よくあるマーガリンの蓋の端っこの切り欠きのところに挟み込んでおくのには向きませんけどね。

ALLEXの刻印があるので調べてみると、

刃物の街、関市にある林刃物株式会社(http://www.allex-japan.com/)というところの製品のようです。
ここは、一般的な鋏も作っているようですが、医療用刃物、食物加工器具用の特殊な刃などを製造しているメーカのようです。どおりでちゃんとしているわけだ。

ペーパーナイフは今も作られているようですが、今はバターナイフは製品ラインナップになさそうです。もしかすると、ALLEXのバターナイフを使っているというのは、珍しいことなのかも知れません。

まだ問題なく使えるといえば使えるのですが、木の柄の劣化が進んでいて、留め金のところで割れてきています。


ガタ付きが生じたりはまではしていませんが、このまま放っておくと柄が外れてしまうでしょう。

また、もともとは表面に保護剤が塗ってあったと思いますが、長年の使用で木地そのままのかさかさになっています。


そこで、割れを補修してニスを塗り直すことにしました。Moddoreが完成し、休みの日に時間を持て余していることも修繕の後押しになりました。


割れ補修には、エポキシ+タルクを使うことにしました。

エポキシ接着剤を少し出して、

タルク(ベビーパウダー)をまぜて、

様子を見ながら馴染ませるように練りこんでいきます。


マスキングテープを刃のところに二重に巻き、

留め金から刃の方に掛けての割れているところにそれをヘラで充填していきます。



マスキングテープを一重だけはがすことで、はみ出た部分を除去して硬化待ち。


普通の木工用パテでも割れた隙間を埋めることはできますが、強度はまったくありません。そのため、再度の割れや割れの進行を防ぐことはできないでしょう。これならば、ベースがエポキシ接着剤なので強度に期待でき、補修後に同じ場所が割れることはまずないと思います。

十分に硬化した後に、

220番で大まかに平らにして、


600番、1000番で整えました。





1000番はいらないかもしれませんが、真鍮の留め金の表面の傷消しが主な目的です。

そこから元の色に似た色の水性ニス(アクリル)を塗っていきます。

これ↑は塗り1回目。

ちょっとニスは薄めにして、ガーゼで擦り込むように薄く4回塗りました。




タルク入りエポキシで埋めたところは、ニスが浸透しないので白い線が残りますが、それもまた直した味になって良いかなと思います。

強度のことしか考えていなかったので、刃側の割れ中心に補修したのですが、もっと全体に溝を埋める補修をしても良かったかもしれませんね。

まあ、これでいいことにします。
これでしばらくはこのバターナイフを使い続けられるかな。

Posted at 2024/05/27 20:19:12 | コメント(6) | トラックバック(0)
2024年05月26日 イイね!

珍しい車、きれいな車がいっぱい

珍しい車、きれいな車がいっぱい今日は、FMM(Free Motor Meeting、会員制)に参加してきました。

会場はここの駐車場です。



その前に、朝、家を出る前とき、Moddoreをテスト以外で初めて使いました


初めてだったので、ガレージから車を出したシャッター前でエンジンをわざわざ止めて、空いたガレージに戻ってホームポジションに戻る様をしげしげと確認。
送風機も止まって、ちゃんと戻りました。
ばっちりです。

でも、記念に動画を撮ったつもりが、‥‥失敗していて撮れていませんでした‥‥‥う、残念‥‥。


さて、9時開始のFMMの会場に到着したのは9時半頃でした。

白い458が駐まっていたので、引き寄せられるように隣に駐めました。そこはちょうど端っこの区間だったので、たっぷり間を開けて。


今日のフェラーリは、私のを入れてこの2台でしたね。

今日の日光は少し涼しいかと思って、パーカーを羽織って来たのですが、思いの外暖かく、車から降りてパーカーを脱いだりしていると、みんともさんの{ひろ}さんが私を見つけてやって来られました。

結構音がうるさい話から、久しぶりにしばしお話をさせていただきました。{ひろ}さんのカルマンギアも改めて見せていただいたり。

あれっ!!? 写真を撮ったつもりだったのに、肉眼で見るのとお話をするのとにかまけているうちに、カルマンギアの写真を撮り損ねていたようです。
すみません、{ひろ}さん、何シテル?にアップされていた写真を借用します。_o_


その後、F355を見に来られていた方も交えてしばしお話。その方は、NA型ロードスターに34年間乗り続けていらっしゃいました。すごい。

FMMに来ていた車を少し紹介しましょう。

まずは、このシトロエン・アミから。


これを乗りこなすには、オシャレにならないといけませんね。

お次は、ランチア・テーマ8.32 (!)



これは珍しいですね。フェラーリ308のエンジン横置きのテーマ。ここまでじっくり見たのは初めてかもしれません。
でも最近みんカラで知ったのですが、クランクがクロスプレーンに変えてあるそうで、だとするともはや別モノな気はします。

奥には空冷フォルクワーゲンたくさん


お仲間の皆さんのようです。

コルベットもたくさん



964と86の並び


白いNSX


ディアブロ


羽根がデカい! マフラーのパイプ加工がすごい!

ジュリアSprint GT



FCからのFD



超キレイ!

からのNA



チンク越しの私のF355


エンジンフードを開けていたら、気が付くと人集りができていたり‥‥(汗)



他にも、アルファ、ポルシェ、古い日本車等々、たくさんきれいにされている車が集まっていました。

今日はゆっくりたくさんの車を拝見することができました。お昼前に家に戻るため、ちょっと早めの11時頃に家路に着きました。
{ひろ}さん始め、絡んでいただいた方、ありがとうございました。

来週末も伊勢崎でイベントがあるようなので、天気が許せば行ってみようと思います。
Posted at 2024/05/26 21:10:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年05月23日 イイね!

排気ガス排出システムの必要性

排気ガス排出システムの必要性先日ようやく完成したModdore。

Moddoreの前に、そもそも「排気ガスを車のマフラーエンドから直接吸い出す装置」は、あまり一般的なものではありませんね。EG Way Outという製品が、その手の装置のデファクトスタンダードだと思いますが、然程広く知られている製品ではないと思います。


我が家のガレージにある排気装置を初めて見た方々からも、具体的には、私の担当ではない設計事務所営業さん、電気工事屋さん、ガレージ床の磨き屋さん、雑誌ライターさん、ガス機器の修理屋さん、お友達、等々からも、「これは何ですか?」と大抵質問を受けてきました。


# そして用途を説明すると、「なるほど、こういうものが売られているんですね」と言われ、「こういうものは売られていますが、これは自作です」と答え、「?」なお顔をされるところから、さらなる説明をするところまでがセットでの流れとなります。:-p


みんカラには車好きな方が集まっていらっしゃるので、一般の方々とは違ってこういう排気装置をご存じの方が多いかもしれません。さらには、私なんかより前から持っているという方もいらっしゃることでしょう。
そうは思いつつも、Moddore製作の序章ともいえるその排気ガス排出システムの話を改めて少し書いてみようかと思います。
そもそもが「シャッターを閉めたガレージ内で車のエンジンを掛けた状態をしばらく続ける」ようなことをしなければ、まったく必要のない装置の話をです。


私がこのタイプの排気装置を導入しようと考えた主な理由は、出掛ける前に少し暖機をしたかったからです。

最近の車はというか、もうかなり以前の車から、出掛ける前の止まった状態でのアイドリングによる暖機の必要はなくなっていると思います。走り出しのしばらくの間は、あまりアクセルを開けないようにそっと走ってエンジンを温めるというので十分でしょう。走り出す前に本当に暖機が必要だったのは、70年代以前のかなり昔の話だと思います。
それから考えればF355は90年代の十分新しい車ですから、走り出す前にエンジンの暖機が必要というようなことはありません。エンジンの回転は始動直後から十分に安定していて、不機嫌さや扱いづらさを感じるようなことはありません。
それでも私が暖機したいのは、冷えているときにはギアが入れづらくて運転しにくいからなのです。

幸いにも、F355にはエンジン冷却水とミッションオイルとの熱交換を行うヒートエクスチェンジャーが付いています。


これは、ミッションオイルクーラーとして機能するだけではなく、ミッションが冷えているときにはミッションオイルウォーマーとしても機能するもののようです。少し暖機をしてから出発すると、そのおかげなのかミッションが温まって入れやすくなるのです。
(なお、私の運転でミッションが過熱状態になることはないと思われるため、オイルクーラーとして役に立っている場面はないでしょう。)

F355を買ったすぐ後の冬、ガレージがまだなかった頃の話になりますが、駐車場で車を弄るためにエンジンを掛けたままでそれなりにかなり長い時間経った後に走り出したことがありました。そのときは、走り出してすぐから、まるで十分に走ったときのようにギアがスムーズに入れられたのです。アイドリング放置だけで十分にミッション全体が温まっていたというわけです。そのときにはヒートエクスチェンジャーのことは知らなかったので、経験則として結果として学習したということですね。それ以来、ある程度暖機してから車を動かすようになりました。ほとんど暖機しないときもありますが、ちょっとやってからの方が明らかにスムーズなのです。

一方、ごまかしなくきっちり車検に通る遵法レベルの音量ではありますが、アイドリングは一般的に言ってかなりうるさい部類の車です。
私の今の家の周囲は、民家が比較的密集して立ち並ぶところで、周囲の民家との距離が十分に取れるような広い敷地があるわけでもありません。そのため、エンジンがかかった状態にある車をそのまま停めておくようなことは、周囲の迷惑を考えると極力したくないわけです。
そういう状況で出発前にエンジンを掛けておきたいとなれば、車の全周囲極力防音できる素材で極力密閉するしかありません。防音が期待できる外壁と屋根でガレージを作り、極力防音効果の高いシャッターを選ぶという結論となるわけです。
これに気が付いたとき、空調のために断熱材を入れてガレージを造ることにしていましたが、それだけではなく防音の意味でも断熱材を入れるべきだと思い直したりしました。また、ガレージの内壁には、吸音効果のある木毛セメント板を採用することにしました。

これは、機能面だけではなく見た目のテクスチャも気に入ったので一石二鳥だったのですけどね。さらには、リビングとガレージ境界の断熱材の不連続部分に気が付いたことから、図らずもガレージの壁は内側と外側の二重に断熱材を入れることとなったため、結果として防音はより補強されたものとなりました。
シャッターは、効果のほどはどれほどのものかわかりませんが、ちょっといいウレタンフォーム内蔵タイプのものにしました。


他方、防音を考えてほぼ締め切った空間でエンジンを掛けておくとなると、今度は自ずと排気ガスが問題となるわけです。最悪、長時間エンジンを掛けていたりすると一酸化炭素中毒で死ぬ可能性すら考えられます。それはさすがに言い過ぎで、一般的なシャッターには隙間があるので死ぬまでには至らないかもしれませんが、少なくとも体にいい状態ではないことは確かでしょう。したがって、効果的に排気ガスを閉空間の外に排出する手段がセットで必要となると考えたわけです。

なお、エンジンを掛けたあとにはシャッターをすぐに開けるとか、シャッターを閉めている時間は短時間にすぎないというのであれば、神経質にガレージ排気のことを考える必要はまったくないと思います。何かのときのために念のために換気扇をつけておくくらいで十分でしょう。私自身も毎日乗るインプレッサで出掛けるときには、ガレージ換気なんてやりません。というかやる暇すらありません。
また、シャッターを締め切ってエンジンをしばらく掛けておくことがある場合でも、一旦ガレージ内に排気ガスを放出することにしてガレージ全体を換気する方法でも、換気風量が十分取れていれば問題ないと思います。が、一旦空間に放出され希釈された排気ガスを少なからず吸うことにはなってしまうと思いますので、私はそれも避けることにしました。暖機目的ということは、まだ、キャタライザーも効いていないということですからね。健康上の問題までいかなくても、少なくとも臭そうです。

以上が、私が排気ガス排出システムを必要とした理由です。振り返ってまとめてみても、ほとんどの方にとって必要がないものだなぁと改めて思いました。


ところで、インナーガレージ付きの今の家を建てる前にはどうしていたかというと、築面積の広い鉄筋コンクリート造の立体駐車場ビルの1F駐車場を借りていました。仕事で宇都宮に引っ越してきたときに、996のために借りたところです。話が逸れますが、宇都宮で借りたマンションのすぐ近くに偶然その駐車場ビルがあってそこを借りられていたことが、F355を買う後押しにもなりました。もしも横浜に住み続けていたならば、F355は買わなかったかもしれません。
そこで借りていた区画は、1F駐車場の中でもかなり奥まったところでした。

奥まっていて外気の影響を受けにくいためか夏場もそんなには暑くはならず、地面蓄熱の効果のためか冬もそんなには寒くならず、駐車場の外にいればエンジン音も気にならないところでした。しかも、駐車場の周囲は民家ではなく、私の休みと休みがほぼ一致する会社と平置きの月極駐車場とに囲まれていました。そのため、エンジンを掛けた状態での車のチェックなんかも気兼ねなくでき、出掛ける前の暖機も問題なくできていたのです。

この気兼ねなくエンジンを掛けておける環境を維持することが、どういうガレージを造るのかの一つの指標となっていたというわけです。


もしも何かの参考になれば。
Posted at 2024/05/23 21:23:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@{ひろ}さん、 家系は好きなんですよ。ラーメンをよく食べるようになったのは、横浜に住んでいた頃の家系からですから。」
何シテル?   06/02 22:00
F355を購入したことを契機にみんカラ始めてみました。どこまで続くかわかりませんが。車は昔から好きです。フェラーリ初心者です。よろしくお願いします。 昔のゲーセ...
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