今日はクリスマス・イブですね。アメリカではターキー、ヨーロッパでは牛肉料理、豚肉料理、鳥ならガチョウを食べるようですが、ここは日本なので、我が家ではふぐを食べました。きっと、「目一杯美味しいものを家で家族で食べる」ということがしたいことなのでいいのです、たぶん。鳥類にも負けない弾力もありますしね。
でも、おやつでこんなのもちゃんと食べましたよ。
さて、クリスマス・イブでも、そんなにはいつもと変わらないので、排気ガス排出ノズル自動戻し装置の作成をやりました。
最近は電気制御系を作っていましたが、若干飽きてきたので、今日はリンク機構系にしました。具体的には、
リンクアームを仮組してスムーズに動くことまでは確認済みなので、根本のリンク軸をモーター軸に置き換えて、モーター駆動系を組み込む加工です。
以前に載せたリンク軸のこの説明図でいうところの
左下のところです。
さて、リンクは全5層で重なっていますが、左下の最上層リンクとその下の層のリンク間をモーターで回転させる設計です。その薄い層にはモーターは入らないので、その下の層のさらに下側に出っ張らせてモーターを取り付けます。
そのときに、できるだけオフセット量を抑えたいので、2mm厚のアルミアングルを使って固定することにしました。
まずはこれの切り出しです。
モーターを載せてみて、
現物合わせでサイズを決め、金鋸手切りです。
アルミは柔らかいので、この厚さならば手で十分です。
切り出したら、
ネジ穴位置を決め、シャフトの通る穴も開けて、
載せてみるとこういう感じです。
減速機とモーターとは中心がちょっとずれているので、
減速機をL字の奥に寄せるとちょうど板の真ん中辺りになります。
次に、モーター側でリンクの板に固定するための穴を開けます。
これをリンクの板に12mmオフセットして固定したいので、6mm厚のMDF板を2枚重ねで使うことにします。
大小2枚切り出しました。
大きい方は、アルミLアングルとネジ止めすることにして、
小さい方は間に貼り付けてリンクとくっつける部材にします。
ワッシャーとナットを逃がすためにちょっと削りました。
これでリンクの板に貼り付けます。
リンクの板には、まだ6mmの穴が開けてある状態なので、それにシャフトを通して位置決めします。というか、(
仮組でのリンク動作確認と共に)このモーター固定のときの位置決めをするために、本来はいらないところと穴を残していたという方が正しいです。
貼り付けには、スーパー多用途接着剤を使いました。15分で実用強度が出る(完全硬化は1日)ので、ちょっと固まったら次に進みます。
Lアングルを外して、
モーター固定部よりも先の方のいらないリンク板を切り取ります。
これをまたLアングルとネジ止めしてモーターを取り付け、シャフトをベース板に通して見るとこういう感じになりました。
写真がありませんが、見えない当たるところを削ったりしています。その反対側も削ったので、ちょっと丸くなっているのはそれです。
さらに上のリンクも付けてみました。
ベースの板(下、黄色)とモーターの付いたリンク(右、紫)とその上のリンク(左、青)は、下図のような奥行方向の位置関係になっています。横から写真を撮れば良かったですね。
(この絵だと紫のリンク板が無駄にシャフト側に伸びていますが、そこは不要です。)
この上にさらに電磁クラッチが付くことになりますが、そこの作成はまた今度にしておきます。
上のリンクを回してモーター付きのリンクに重ねてみると、穴位置がピタリと一致。
ちゃんと精度が出ていますね。
今日はこれくらいです。
Posted at 2023/12/24 20:45:56 | |
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