
先日のブログで書いた通り、インプレッサに続き355にもドラレコを付けたいのですが、ケーブルを這わすための情報は特に集まらず‥‥。というか、私がみんカラブログで問いかける程度の発信力で、そんな滅多にやる人のいない情報が集まるはずもなく‥。
どうしようかなと思っているそんな中、今日のランチのブログを書いた後のグタグタした昼下がり、何となく車弄りを始めました。自分でちょっと
やってみてから考えようかなということです。特に困ることがないから、あまりネット上に情報がないのかもしれませんしね。
ということで、まずは、フロントガラス際の天井の内張りの中に配線を通したいので、サンバイザーを取り外してみます。
普通にタッピングビスで留まっているだけですね。ドライバーでビスを外しました。
サンバイザーを外した後、ちょっと指を掛けてみると動くので、反対も外してしまえば簡単に取れそうです。
運転席側のサンバイザーも外して、

引っ張れば、
あっさり取れました。
サンバイザーのビス以外は、丸を付けた左右2個所のところにあるプラ製のリテーナーで留まっていました。

あまり無理をせず力を少し掛けるだけで、特に不安感もなく割と簡単に外せました。
この内張りは、薄い鉄板をプレスしたものでできています。分解前に内張りに触った感じが、何となく頑丈そうに思ったのは、鉄板だからかも知れませんね。プラ製じゃない内張りをちゃんと見たのは初めてかも知れない。
鉄板にレザーが貼り付けてあるのですが、裏側はちょっと表面が錆びています。きっと、結露したんだろうなぁ。
このガラス際の内張りを外すと、先日先っぽだけ取り去ったテレビアンテナとGPSアンテナのケーブルが出てきました。
う〜ん、
ガムテープでケーブルが直接貼り付けてありました。真ん中辺りでは、少し余ったケーブルはとぐろ巻いて貼ってあります。
ガムテープを剥がしながらケーブルを撤去して行くのですが、テープの粘着が分解してきていて、
ねっちょねちょの
ベッタベタです。
否応なしにベッタベタが手について、テンション下がる‥‥やな感じ‥‥、他所にベッタベタを付けないように気を付けてAピラーのところまで外しました。
さて、ここからです。この開口部から、Aピラーの内張りの中を通ってダッシュボード下にまでケーブルが通してあるのですが、ダッシュボード下からはとても
直接アクセスできそうにありません。
どうなっているのだろうと、少し想像を巡らせて、このエアコンの吹き出し口の中が、ケーブル通しの中間地点になっているんじゃないかと思って、こいつを外してみることにしました。

(‥‥っと、弄る前の写真を撮り損ねていたようです。ちょっとだけ動かし始めたところです。)
で、こいつがなかなかしぶとくて、
外すのがかなりムズいですね。爪を折ってしまったら取り返しがつかないので、慎重に攻めます。
触っていると、上側を先に外すのは無理で、下側からなら外せそうなことが、何となくわかります。
でも、右側は割と簡単に浮いてくるんですが、左側がなかなか動きません。
内張り剥がしをアレコレ使って、ちょっとずつ位置を変え、ちょっとずつ優しく力を掛けていくと、この端っこのところを攻めたときにちょっと動きました。
ちょっと時間をかけて、無事外れました。
ちっちゃいツィーターがありますね。
右上から来ているこの
3本のケーブルが、GPSアンテナとテレビアンテナのケーブルです。

思った通り、Aピラーからのケーブルをここで捌いているようでした。
というか、中継しているだけではなく、この中の隙間に、いっぱいいろいろなケーブルが突っ込んであります。(^^;
全然別系統の赤黒の電源配線の余りが、下から来てここの隙間に束ねて挿し込んであります。作業の邪魔なので、ひとまず外に出しておきました。

さらに、上から来た3本のアンテナ線もとぐろを巻いてこの中に収納してあります。
ひとまずそれは無視して、この穴からアンテナ線を引っ張ってみたところが、この写真です。
上と下とで、ケーブルを引っ張り合ってみると、一応両方向に動きます。が、ちょっと抵抗が大きいんですよね。
このグニョグニョした感じは、天井際のところがそうだったように、Aピラーの中もガムテープでケーブルが留めてあるためでしょう。
テープの粘着がねちゃねちゃ化して緩んでいるので、
ベッタベタを引き摺りながらケーブルが動いていると思われます。
うーん、このいらないケーブルに新しいケーブルを縛り付けて通そうかと思っていたのですが、ガムテープを剥がさないと無理そうですね。
ならば、ワイヤーを縛り付けて、その継ぎ目の段差でガムテープを剥がす作戦をやってみます。
一応、ワイヤーに置き換えできました。
ワイヤーが通ったので、アンテナの3本のケーブルは抜き取りました。割と大量。
で、この作戦でガムテープはひとつだけ取れてきました。でも、なんかワイヤーが
しっくり通っていない感じがします。通し直した方が良さそうです。
そうなるとAピラーの内張りも触るしかないか。
とりあえず外した内張りのところに開口部があるので、そこを引っ張ってみます。
写真がないですが、さらにドアの上の方も引っ張ると、内張りをちょっと浮かすことができました。
ただし、Aピラー内張りの下側は
ダッシュボードに嵌まりこんでいて、反対側は
Cピラーの内張りの下側になっているので、浮くだけで外れません。
外れはしませんが、これくらい浮いてくれれば、なんとかなりそうなので、ワイヤーの通し直しをやってみます。ガムテープの撤去もできました。
Aピラー内張りは浮かせてあるので、この辺りの下の方からワイヤーが入れられます。
挿し込むと、こんな感じでツィーターの奥の奥にワイヤーの端っこが見えます。
何かカギフックが先に付いたような工具があれば引っ張り出せそうです。ちょうどいい工具がないので、バーベキュー用の串とクリップを使って、

こんな感じの工具を作りました。
これで引っ張り出して、ワイヤーが通りました。
今度はワイヤーはスムーズに動きます。これなら、ドラレコのケーブルを通せそうですね。
ワイヤーをAピラー内張りのリテーナーの前側に通しておいて、

今日のところはひとまず閉めておきました。
まだドラレコを買っていないので、通すケーブルがありませんので。
さて次に、リアカメラ側の確認です。
リアカメラも天井の中に配線を隠して通したいところです。
リアガラスの際も、フロントと同じようにきっちり内張りが付いています。
この図の7番です。
この内張りは、6番のルームランプユニットを外すと外せそうです。
ということで、ルームランプユニットを外しました。
これもかなり固くて外しにくいですね。左側のマップランプ側から頑張って浮かせると外せました。内張り剥がしを2本使って、1本で浮かせながら、もう1本でさらにこじるようにして外しました。幅の狭いマイナスドライバーだとダメージを与えてしまいそうに思ったので、内張り剥がしを使うのがいいと思います。なお、右側のルームランプ側は枠が細くてうまく力がかかりませんでした。
外したルームランプユニットと外すのに使った内張り剥がし2本はこちら。
実は私の車は、ルームランプもマップランプも買ったときから点かないのですが、夜乗らないので、まいっか、とそのまま‥‥。(^^;
で、今回外してみてわかったのは、電源コネクタが外してありました。たぶん、ドア開けっ放しでの整備とかしたかったのかな。
せっかく外したので、一応点くかどうか確認してみると、ルームランプもマップランプも点きました。
ルームランプはLEDの玉が1個しか入っていませんでしたけどね。それに、接点がことごとくダメになっているので、ちゃんと点くようにするにはもうちょっと整備が必要です。
まあ、点かなくても平気なくらいなので、おいおい考えます。
今日は、ドラレコの配線確認なので、内張り側に戻ります。
ルームランプユニットを外したところを覗いてみると、この穴のすぐ横の両側にリテーナーがありました。
ちょっと引っ張ってみると、外れました。こんな感じで次々引っ張れば、この内張りも外せそうです。
これなら、リアカメラのケーブルも内張りの中を通して、天井端からカメラに繋ぐ感じにできそうですね。
ということで、今日のところはこんなところです。
なんとかできそうなので、続きはドラレコを買ってからやることにします。