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中国地方と近畿、東海が梅雨明け 東北と関東中心に大気不安定
2023年7月20日 11時57分
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気象庁は20日午前、中国地方と近畿、それに東海の梅雨明けを発表しました。一方、上空の寒気の影響で東北と関東を中心に大気の状態が不安定になって局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害などに十分注意が必要です。
気象庁によりますと、20日は九州南部など一部の地域を除いて高気圧に覆われ広い範囲で晴れています。
中国地方と近畿、東海ではこの先1週間もおおむね晴れる見込みで、気象庁は20日午前「中国地方と近畿、東海が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
梅雨明けは、いずれも平年より1日遅く、去年と比べて、中国地方では6日、近畿と東海では3日それぞれ早くなっています。
一方、北日本から東日本の上空には寒気が流れ込んでいるため、東北と関東を中心に20日は大気の状態が不安定になる見込みです。
この時間は東北などで局地的に雨雲が発達し、気象庁のレーダーによる解析では、午前11時までの1時間に宮城県栗原市付近で35ミリの激しい雨が降ったとみられます。
20日夜遅くにかけて東北と関東で雷を伴った激しい雨が降り、特に関東北部では局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
21日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽関東北部で100ミリ
▽東北と関東南部で60ミリと予想されています。
記録的な大雨となった秋田県など東北では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも再び災害の危険度が高まるおそれがあります。
気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に十分注意するよう呼びかけています。
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Posted at
2023/07/20 12:36:28