大型連休に入ってから酒量が増えたので「お酒の適量」を考えました。
昨年、適切な飲酒量の判断に役立てようと、厚生労働省は、酒に含まれるアルコールの量で健康へのリスクを示した、「飲酒ガイドライン」が参考になります。
一般的に何をどれだけ飲んだかを飲酒の目安にされてきました。
厚生労働省は、酒に含まれるアルコールの量、「純アルコール量」で健康へのリスクを示しています。
純アルコール量は、飲んだ酒の量とアルコール度数などを掛け合わせて計算できます。
摂取量(ml) × アルコール濃度(度数/100)× 0.8(アルコールの比重)
例:ビール500ml(5%)の場合の純アルコール量
500ml × 5% × 0.8 = 20g
ガイドラインでは、生活習慣病のリスクを高める飲酒量として、国の基本計画で一日当たりの「純アルコール量」を、男性で40g以上、女性で20g以上摂取した場合と定義され、それ以上飲酒する人の割合を減らしていくことが目標になっていると紹介しています。
おお!それならビール500ml2本だとギリギリセーフ!
と、思ってはいけません。
ガイドラインでは病気ごとに発症リスクが上がる飲酒量もまとめています。
「大腸がん」は、純アルコール量で一日20g以上、「高血圧」は少しでも摂取すると発症リスクが上がるなどとしていて体質によっては、より少ない飲酒量にすることが望ましいとしています。
健康に配慮した飲み方として
「あらかじめ量を決めて飲む」
「飲酒前に食事を取ったり飲酒の合間に水を飲んでアルコールをゆっくり吸収できるようにする」
「1週間のうちで飲酒しない日を設ける」
などに気をつける必要があるとしています。
長く飲みたいのでガイドラインをしっかり読んでおきます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38541.html
【参考】
純アルコール量20gの目安
ビール 5% 500ml
酎ハイ 7% 350ml
ワイン 14% 200ml(小グラス2杯)
日本酒 15% 1合弱
ウイスキー 43% 60ml(ダブル)
焼酎 25% 100ml
Posted at 2024/05/03 07:41:01 | |
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