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博物館「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」の山田勝三氏
ミスターが放つオーラを後世に伝えたえてください(^ω^)/
長嶋氏の銅像の右足を磨く山田氏
2010年01月12日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(73)の長男、一茂氏(43)が父の貴重なトロフィー類、実使用グッズ、衣類に至るまでを大量売却していたことが週刊誌に報じられ、一躍有名になったのが、購入者の資産家コレクター、山田勝三氏(65)である。「なぜこんなすごい物がここにあるのか」と見る人を仰天させるコレクションの数々は、自宅を改装してつくった博物館「スポーツ・ミュージアム 山田コレクション」(福井県福井市)で公開されている。いったいどんな人物なのか。
【「3分の1は一茂さんから購入」】
「山田コレクション」には、長嶋氏の銅像が計3体ある。等身大の打撃フォームをかたどったものが2体(計1200万円)、腕組みをした胸像が1体(450万円)。開館30分前の午前9時半、館長の山田氏の一日はこの銅像を布で磨くことから始まる。特に右腕、右足の部分は念入りに。そこは長嶋氏が2004年3月に脳梗塞で倒れて以来、まひの残る部分で、「よくなれ、早くよくなれ」と願いを込めてふくのだという。
約4000平方メートルの土地に建つ自宅の一部を改装した同館は豪華絢爛だ。玄関ホールに立つ長嶋氏の蝋人形の頭上には、重さ500キロ、1500万円也のシャンデリアが輝いている。
オークションなどでかき集めたコレクションは1万点。そのうち5000点が展示され、1000点を長嶋氏関連グッズが占める。「一茂さんから直接購入したのは3分の1くらい」という。
山田氏は小学生当時、長嶋氏が東京六大学のスターだったころから大ファン。「ミスターは日本人みんなにとって太陽やと思う。ミスターが(04年に)倒れていなかったら、こんなことはしていない。あの時、手前ミソですが、私がやらなければミスターに関する物がいつしか散逸し、忘れられてしまうと思った。私は絶対に転売はしませんから。ミスターが放つオーラをここで後世に伝えたい」と訴える。
【これからもなんでも集めたい】
ここまでできるのは、大不況そこのけの資産あればこそ。金銭が介在しているだけに批判的な声もある。ただ、「私もビジネスに関しては抜け目なくやってきたが、ミスターの話をしているときだけは小学生に戻ってしまう」と無邪気な笑顔にうそはない。
「これからもミスターの物はなんでも集めたい。転売しないのだから、鑑定額なんて関係ありません。ただしニセ物は買いませんよ。仮にミスター本人はだませても、私にはわかります」と言い切る。
長嶋氏本人が同館に足を踏み入れることがあるとしたら、果たして何と言うのだろうか。(宮脇広久)
■山田勝三 やまだ・かつぞう 1944年、福井県福井市生まれ。福井実業高(現・福井工大福井)卒後、家業の酒店を手伝ったが、やがて納品先のクラブにボーイなどで雇われ、当時の月給は8500円だった。深夜営業の喫茶店経営などを経て、現在は不動産会社社長で大手コンビニエンスストアチェーンの大株主。一代にして福井で有名な資産家に。妻、娘2人、孫4人。現在は妻と2人暮らし。
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2010/01/13 20:03:13