箱根駅伝　東洋大　総合優勝　いわき出身の柏原主将　４年連続区間賞　「勇気づけられた」　

箱根駅伝で東洋大が新記録で２年ぶり総合優勝しました　おめでとうございます！(｀・ω・´)



昨日の柏原竜二選手の「僕が苦しいのはたった１時間ちょっとなので、福島の人たちに比べたら全然きつくなかった」素晴らしい選手ですね


箱根駅伝：いわき出身の東洋大・柏原主将、４年連続区間賞　「勇気づけられた」　／福島
　２日の第８８回箱根駅伝に出場したいわき市出身の柏原竜二選手（東洋大４年）が、山登りの５区で自身の持つ区間記録を更新する１時間１６分３９秒をマークした。４年連続の区間賞で、東洋大の往路優勝に貢献した。

　柏原選手は４年連続で５区を走る同大のエース。トップでたすきを受けると、２位以下を大きく引き離す快走を見せた。「（初めて）トップでつないで来てくれて、本当にうれしくて、走る前に涙が出そうになった。僕が苦しいのはたった１時間ちょっとなので、福島の人たちに比べたら全然きつくなかった」と笑顔を見せた。

　地元の後援会長を務める若松日出雄さん（６１）は、経営する同市内のすし店でレースを見守った。震災後は魚が手に入らず、しばらくは開店休業状態が続いた。今でも放射線を気にしながらの営業は続くが、この日は柏原選手の父智二さんら１０人が集まり、熱い声援を送った。「福島のために走ってくれ、勇気づけられた。来年は（実業団による）ニューイヤー駅伝で勇姿が見られることを期待したい」と話した。

　柏原選手が卒業したいわき総合高校の佐藤修一監督は小田原中継所で観戦。「昨年は故障やタイムが伸びず悩んでいたが、震災後は自分のできることは走ることだと気づき、復活してくれた。主将としてのプレッシャーもあったと思うが、しっかり仕事をしてくれた」と喜んだ。