菅井きんさん（92）死去...

必殺シリーズなどのテレビドラマや映画の脇役として活躍した女優の菅井きんさんが10日午後　心不全のため東京都内の自宅で亡くなりました



謹んでご冥府浮くをお祈りします...


女優の菅井きんさん死去＝ドラマ「必殺」で活躍―92歳

　「必殺シリーズ」などのテレビドラマや映画の脇役として活躍した女優の菅井きん（すがい・きん、本名佐藤キミ子＝さとう・きみこ）さんが10日午後2時、心不全のため東京都内の自宅で死去した。

　92歳だった。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長女の夫、三上登（みかみ・のぼる）氏。

　OL生活を経て1946年に東京芸術劇場研究所に入所。その後俳優座に移籍し、数々の舞台に出演した。映像作品に進出後は個性派の脇役として重用され、ホームドラマから時代劇まで多彩なジャンルをこなした。「必殺仕事人」などで演じた主人公のしゅうとめ役は当たり役となり、故藤田まことさん演じる同心の中村主水に呼び掛ける「ムコ殿！」のせりふは流行語になった。

　他の代表作に映画「生きる」「ゴジラ」「豚と軍艦」「お葬式」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」、ドラマ「家なき子」など。2008年に82歳で映画に初主演した「ぼくのおばあちゃん」では最高齢映画主演女優としてギネス世界記録に認定され、話題を呼んだ。