東電が家庭向け電気料金値上げ 標準家庭4人 50アンペアで月1090円上がり 年1万1813円上がって酷いです!
みんなの税金から何兆円も資金投入してるのに... 東電社員は夏のボーナスは勿論 冬のボーナスも無いですよね?
東電値上げ、4人家族で年1万円超の負担増
家庭向け電気料金の値上げで、東電が例として示す「標準家庭」の月480円(6・9%)の値上げは、利用者1件当たりの契約電力と使用量の「平均値」を標準家庭としてモデル化したものだ。
ただ、核家族化や少子高齢化で1世帯当たりの家族数が減り、平均値自体は10年ほど横ばい傾向にあるものの、実際は電化や大型家電の普及で、1世帯当たりの電力需要は増え続けている。一般に契約電力が上がる4人家族の場合などでは、値上げによる負担はもっと大きくなる。
東電が示す「標準家庭」のイメージは、夫婦2人の共働き世帯だ。契約電力は水道に例えれば蛇口の大きさで、出てくる電気が最大30アンペアだと、エアコン(約10アンペア)やドライヤー(約10アンペア)、テレビ、照明(計10アンペア)が同時に使える。それを超えると、ブレーカーが落ち、電気が止まる。
一方、使用量は、1カ月に使った水の総量と同じ。月290キロワット時の「標準家庭」では、1日当たり約10キロワット時。30アンペア=3キロワットなので、家電をフルに使えば約3時間分。朝夕の食事や日中の留守時の冷蔵庫使用などで一杯だ。
これが、夫婦と子供2人の4人家族のイメージだと、契約電力が50アンペアに上がり、使用量は月420キロワット時になる。洗濯機(約10アンペア)も同時に使えるなど日中の家事で使用量が増えるが、値上げによる負担も大きくなる。
電気代は月1090円値上がりし、1万1813円になる計算だ。値上げ率も10・2%と高まる。
さらに、家庭向け電気代は、使用量が増えるほど単価が上がる3段階構造になっている。東電が示した「標準家庭」は第2段階だが、ここに収まるのは利用者全体の55%。東電の示す「標準家庭」よりも使用電力が11キロワット時多く、301キロワットを超えれば、超えた分には最も高い第3段階の単価が適用される。
電化や家電の大型化が進み、この部分まで電気を使う利用者は45%とほぼ半分で、まさに「平均的な家庭」といえる。標準家庭の値上げ率6・9%に対し、平均値上げ率が10・28%なのはこのためだ。
一方、電力使用が少なく、家庭向け電気料金が適用されている町の書店(120アンペア、960キロワット時)のケースでは、月2万5993円の電気代が3730円も上がる。値上げ率は14・4%で負担感は大きい。
東電は夜間電力の割引制度を新設したが、日中の外出が多くない人は活用しにくい。また、企業向け料金は個別契約で、期間が満了するまで値上げが拒否できるのに、家庭向けは一斉一律。東電は値上げ反対などによる料金未払いが検針日から52日を過ぎれば、電気供給を止めることができる。
Posted at 2012/05/12 08:46:38 | |
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