なくて面白いもの…その2

他の電気自動車がどうなっているかは分からないのですが…

スマホがキーの代わりになっているテスラは、ドアハンドルに指をかけてドアを開けた時点でクルマが起動します。


そして、シフトレバーを前進あるいは後退に入れるだけで動き始めます。


エンジンのあるクルマは、最初はエンジンがかかっていないわけですから、キーを捻るあるいはスタートボタンを押すことで「エンジンをかける」と言う儀式があります。

ちょっとした緊張が走るこの儀式自体とても楽しいのですが、テスラはなんにもない…

運転を終えたら、シフトレバーの先っちょのボタンを押すとPレンジに入り、サイドブレーキすら付いていません。

えっ、これで降りちゃっていいの？と…

まあ、降りた後でクルマが勝手に走り出しちゃったり、坂道を滑り落ちちゃったりするようなことはないのですから、バカボンのパパじゃないけど「これでいいのだ！」と言うことなのでしょう(笑)


あるべきものがないと言うのは、寂しい気もする反面、今まで何をやっていたのだろうと感じる面白さがありますね。