ちょっと古い話で恐縮ですが、今から1カ月近く前のこと、僕の人生で初めて大阪の街に出向き、老舗のジロン自動車から写真のヒストリックなブリティッシュスポーツを借りて走らせてきました。
1959年アストンマーティンDB2/4マークⅢというのがその車名で、2.9リッターDOHCストレート6エンジンによって2+2クーペの後輪を駆動する、高級にして高性能なスポーツツアラーであります。
これがそのインテリアで、多数のメーター類が並ぶダッシュボードや黒い本革張りのシートからも、適度にスパルタンながら高級感を漂わせる室内の佇まいが伺えるのではないでしょうか。
ただし当のアストンマーティンは、車名に最後に「サルーン」の4文字を与えて、こいつはスポーツカーなんぞじゃございませんぜと謙遜していたのが、いかにもイギリス車らしいところであります。
後端にテールゲートを備えるクーペボディがいかにもブリティッシュな雰囲気を醸し出すDB2/4の斜めリアビューですが、実際この日は4人乗って大阪の街に撮影に繰り出したのでありました。
このアストンDB2/4マークⅢ、現在発売中の自動車誌『GENROQ』5月号の「ヴィンテージ試乗主義」というページに僕がリポートしているので、乗り味その他に興味ある方は覗いてみてください。
Posted at 2012/04/06 01:39:18 | |
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