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吉田 匠のブログ一覧

2011年05月30日 イイね!

雨の箱根でSLS AMG。



昨日のモナコGP、面白かったですね~。 ヴェッテル、アロンソ、バトンのトップ争いも見モノだったけれど、なんといっても小林可夢偉の5位入賞が素晴らしい!

熱いようでいてクール、冷めているようでホット、可夢偉のドライビングには、ステレオタイプには分析できない不思議な魅力がありますね。昨日はTVの前でけっこう興奮しました。

ところで先週の後半、生憎の雨に見舞われた箱根と帰路の東名で、メルセデス・ベンツSLS AMGをドライビングしました。SLS AMGは以前にも乗ったことはありますが、ワインディングを攻めたり、高速をクルージングしたりというのは、今回が初めての経験でした。



571psを叩き出す6.2リッターV8を積むフロントエンジン後輪駆動のスーパースポーツなんて、できればウェットな路面を走りたくない種類のクルマですが、日程の変更は効かないので、止むなく雨のワインディングに出撃したというわけです。

ところが走り出してみると、心配していたような危うい感触はなく、あくまでスムーズなスロットルワークを心掛ければの話ですが、後輪が唐突に滑り出すような兆候は感じられません。

実はSLS AMG、デフより後ろにギアボックスを収めた特異なレイアウトのトランスアクスルを採用していて、前後重量配分がフロント47/リア53というテールヘビー系に仕上がっているんですね。



その結果、ウェットな路面でも後輪が確実にトラクションを生み出してくれるわけで、長いことリアエンジンのポルシェに親しんだスポーツカー親爺としては、かなり安心できるクルマに感じられました。

僕の好みからいうと乗り味にちょっとドライな感触があって、全体にもっとエモーショナルであって欲しいとは思いましたが、その代わり日常性は充分に備わっていて、無理なく普段使いできるスーパースポーツではないかと思いました。

ただしそれには、ガルウイングドアを心おきなくオープンできる天井の高いガレージが必要でありますが・・・。このSLS AMGのロードインプレッション、6月7日発売の『Tipo』7月号に掲載の予定です。
Posted at 2011/05/30 11:11:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月26日 イイね!

356B “Super75GT” 計画、やっとカレラタイプのマフラーをゲット!



1962年ポルシェ356Bの “ユーロアウトロー”、すなわち “Super75GT” 化計画について、3週間ぶりに報告しましょう。

すでに何度か書いているように、この計画を達成するにはホイール、タイヤ、マフラーの3種類のパーツが必要なんですが、僕の欲しい製品がいずれもが世界中の356系ショップやヴィンティッジタイヤショップで欠品中で、手に入らない状態にありました。

ところが最近、スイスの356系ネットショップでスポーツマフラーを発見、さっそく打診してみると在庫もあったので即購入し、今から1週間ほど前に空輸されてきたのが写真の製品です。



356のA後期型およびB、Cのマフラーは、消音機のタイコから出る2本のテールパイプが左と右に曲がりながら別れていき、左右のバンパーオーバーライダーの下側部分を貫通してエグゾーストを排出するという、なにやらちょっとギミックっぽい取り回しを持っています。

僕はどうもそれが好きになれなくて、タイコから2本のテールパイプがストレートに後ろに突き出す、いわゆる “カレラタイプ” のマフラー、それもあまりにも静かな標準仕様よりもいい音を奏でるとされる、スポーツマフラーを探していたわけですね。

アメリカのショップのネットカタログに出ていたスポーツマフラーはマットブラック塗装のテールパイプも選択可能で、僕としてはストイックなそっちの方が好みなのですが、このスイスの製品には写真のようなメッキのテールパイプしか選択肢がなく、これはこれでいいかなと今は思っています。



と同時にスイスから購入したのが上の写真、リプロのフォグランプスイッチと、フォグランプ用のリレーですが、このスイッチ、ランプをオンにするとセンターのイエローの部分にインジケーターランプが灯るという、凝ったデザインがなかなかチャーミングな奴であります。

このフォグランプスイッチはともかくとして、スポーツマフラーはさっそくインストールして、そいつが吐き出す排気音がどの程度のボリュームなのか、そしてどんな音色を奏でるのか、すぐにでも知りたいところなんですが、実は今、356B自体が別件で工場入りしているため、それは果たせません。

シグナルレッドの356Bクーペが何の目的でどんな工場に入っているのかについては、またそのうちリポートしようと思っているので、興味のある方は乞うご期待!
Posted at 2011/05/26 20:31:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月25日 イイね!

スパルタンラボ、夏に向けて節電兵器導入。(笑)



ここ数日涼しい日が続いていましたが、この前の日曜日までは、東京地方は夏のような暑さに見舞われていました。

そこでその日曜日、スパルタンラボ、つまりわが事務所の夏対策用になるべくエアコンを使わなくて済む扇風機を導入しようと、家の近所の家電量販店「K」に出掛けました。

ところがそこに見本が置いてある扇風機は、すでに売り切れのモデルが多いのか、かなりひどいデザインのしかなくて、とても食指が動かないのでありますね。

というわけで近くの別のコーナーに移動してみると、タワーファンというジャンルの商品が並んでいました。

しかもそのなかのいくつかは、けっこうカッコいいじゃん、と思うようなデザインをしています。

そこでタワーファンの冷却能力について店員の一人に聞いてみたら、そりゃあ扇風機の方が全然上ですよ、という。

そうかぁ、とちょっとがっかりして、少し離れた場所で別の店員に一応もう一度聞いてみると、冷やす能力は扇風機と変わりませんよ、風を送る方法が違うだけ、という。

おいおい、どっちが正しいのよ、店のなかでの見解を統一しておいてくれよと思いつつも、自分のデザインの好みを優先して写真中央の筒状の商品、松木技研という少なくとも僕自身は聞いたことのないメーカーが中国でつくる、MATRICというブランドのタワーファンを購入したのでありました。

プライスは、スイッチ類がコンピューター制御されたリモコン付きのタイプで4980円也と、リーズナブルな印象。

そいつをスパイダーラボにセットしてから今日まで比較的涼しい日が続いたため、真夏の暑さのなかでどうなのかは確認できていませんが、椅子に座ってデスクに向かう自分の体に風を当てて暑さを凌ぐという僕の用途には、こいつは充分使えるんじゃないかというのが現時点での印象で、今のところいい買い物をしたと思っています。

本当の夏がきて、もうこれ以上我慢できませんということになったらエアコンのスイッチを入れようとは思っていますが、はてさてどこまでのこのスタイリッシュなタワーファンでいけるのか、僕自身も興味津々というところであります。

ところで皆さん、ご自宅や職場の節電兵器は導入済みですか?
Posted at 2011/05/25 10:07:46 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月20日 イイね!

“912” という名のポルシェに乗ってきた。



昨日、夏のような陽気の名古屋に出掛けて、写真のクルマに乗ってきました。そう、このグリーンのクーペ、実はナローの911じゃなくて、ポルシェ912なのでありますね。



912というのは、1965年から69年まで造られたモデルで、初期型911のボディのリアに90psを発生する356の1.6リッター空冷OHVフラット4を積んだ、いわば911の廉価版というべきクルマでした。



写真の912はショートホイールベースの1967年型ですが、今あらためてドライビングしてみると、単なる911の廉価版ではなく、911とも356とも違う魅力を持った、チャーミングなクルマだと思いました。



詳しいロードインプレッションは、6月7日発売のポルシェ専門誌『911DAYS』Vol.44、2011Summer号にリポートするので、912に興味を持った方は、ぜひチェックしてみてください。

ちなみに後半2枚の写真は、オーナー氏がステアリングを握って帰路につく912の後ろ姿をレンズに収めたものですが、165HR15サイズXASの細さが、いい味を出しています。
Posted at 2011/05/20 20:23:52 | コメント(17) | トラックバック(0) | 日記
2011年05月08日 イイね!

こんなクラシックミニに乗った。



報告するチャンスを逸していたけれど、先月の後半、ちょっと珍しいクラシックミニに乗りました。

奥にある黒いのは珍しくもなんともない現代のミニ・クーパー・クラブマン、つまり僕のクルマなんですが、珍しいのは手前の黄緑色のクルマの方で、その名もミニ1000クラブマン・エステート、その1974年型であります。

つまりこの2台、新旧ミニのワゴンバージョンというわけですが、ネーミングをよく見てみると奇妙なことに気づくはずです。

いうまでもなく現代のミニは、「クラブマン」というのがステーションワゴンを示すバリエーション名として使われています。

ところがクラシックミニの場合はそうではなく、「クラブマン」というのはこのクルマのように角張ったノーズにフルワイズのグリルを持って1969年にデビューした新シリーズの呼び名で、車名の最後に付いた「エステート」がワゴンであることを意味していたんですね。

もちろん普通のノーズのクラシックミニにもエステートはあったし、その他にカントリーマンやトラヴェラーといった、ボディ後半部に木枠の装飾を施した高級モデルなんかも存在していました。

だからニューミニのワゴンバージョンはクラブマンではなく、本当はエステートもしくはカントリーマン、あるいはトラヴェラーといった車名を与えられるべきだった、と思うのでありますね、僕は。

それはともかくとして、この1974年ミニ1000クラブマン・エステート、実は様々なモディファイがなされていて、なかなかドライビングの愉しいクラシックな街乗りエステートに仕立てられているのでした。

もっと詳しく知りたい方は、現在発売中の自動車誌『Tipo』6月号の「Dramatic Scene」のページをチェックしてみてください。
Posted at 2011/05/08 16:30:47 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
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