
10/12(土)に開催された、
湯涌ぼんぼり祭りに今年も行ってきました。
ポスターのキービジュアル。
第3回目となる今年、流れからして"なこち"が加わるのは予想通りとしても、なぜかキャラ絵がひときわ大きくなってるというw
昨年と
一昨年は休暇を取って前日に北陸入りしてましたが、今回はスケジュール的な都合でやむなく前日夜に出発。
上越高田の宿で途中泊してからの金沢入りしました。
湯涌温泉にはお昼前に到着。今回のお宿も"ふくや"こと秀峰閣です。
天気予報がはずれて生憎の雨模様でした。
宿でご一緒するハルさんと合流して、温泉街の散策へ。
まずは、湯涌温泉観光協会へ。
喜翠荘の巨大イラストは、昨年、白雲楼ホテル跡に飾られていたものですよね?
併設のいろは館で「花いろパスポート」をもらいました。
この日から開始した、花いろ旅あるきスタンプラリーの台紙です。
湯涌温泉、のと鉄道車内、穴水駅の3箇所を周ってスタンプを集めます。
1個目のスタンプもここで同時にゲット。
みんちのオムライス
雨が降ってて出店でゆっくりお昼という感じではなかったですが、ぼんぼり祭りに来たからにはやはりこれは外せません。
みどりの里エリアで屋根のある場所は人でいっぱいだったので、仕方なく車の中で食べることに(汗;
食後、気づくと秀峰閣の前に人だかりが出来てます。
何が始まるのだろう?と覗いてみると…
遊学館高校吹奏楽部の面々による、マーチングがスタート。
この時は幸い雨も小ぶりで、演奏しながら稲荷神社下の夢二館前広場の方へ進んで行きました。
マーチングの後について温泉街を歩いていると何とカッパを発見。
なこちの「かっぱっぱ」にちなんでるんでしょうかね?
温泉街の奥にある湯涌稲荷神社
石段を昇って境内へ。

お焚き上げされる前ののぞみ札がまだ掛けられてました。

相変わらずの「画伯」揃いです。
稲荷神社の石段を降りて、扇階段上から夢二館前広場を眺めた風景。
階段脇にずらっと並んでるのは個人協賛ぼんぼりです。
高い位置に掛かっているものもあり、お知り合いのぼんぼりは結局、カカシさんのしか見つけられませんでした(汗;
明るいうちに一度、玉泉湖へ。
この湖畔の浮きステージでのぞみ札のお焚き上げが行われるわけですが、時々強まる雨足に、本番でちゃんと火が点くんだろうかと心配してみたり。
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みどりの里の物販エリア
出店でお昼を買ったときはまだ長蛇の列で、とても雨の中で並ぶ気がせず後回しにしてましたが、午後2時半を過ぎるとさほど並ばずに買えるようになってました。
例年だとこの時間でも結構残ってるんですが、今年は売り切れが多かったですね。来訪者増加の裏付けでしょうか。
ポスターなどを購入。かね某さんにも頼まれていた喜翠荘てぬぐいは残念ながら売り切れでした。再販を期待。
秀峰閣の隣にある戸田屋さん。
駐車場には痛車の姿も。
ポーズを決めるメル先生(?)
この姿勢を続けるのは結構しんどいらしいw
まっちゃん店長さんの緒花仕様コペン。
みん長さんのみんちムーブ。
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午後3時を過ぎ、ハルさんと秀峰閣にチェックインしました。
みふゆさんとみふゆさんのご友人は、お仕事で時間が推したため1時間ほど遅れて到着。
お部屋は
5月のGWにお世話になったときと同じ「戸室」の間です。
今年は宿泊者特典として、花いろのランチョンマットと入浴剤が用意されていてびっくり。
他の宿も同様だったようですが嬉しいサービスです。
なお、人数分のランチョンマットはすべてキャラが異なるため、後ほどあみだくじで分配しました。
ちなみに自分は「みんち」をゲット(^^)
お祭りのスケジュールを考慮して夕食は少し早めに。
そして、テーブルに並ぶ夕食を撮影する人たちの光景w
昨年と同じく"お弁当形式"で出していただきました。
お弁当とはいえ秀峰閣の夕食。
別盛りのお刺身、炊き込みご飯、汁物、そしてデザートが付くという豪華さは変わらず。
さて、お腹もいっぱいになったところでぼんぼり祭りの本番はこれから。
心配していた雨も、この頃にはすでに止んでいました。
巡行が始まる前に稲荷神社階段下の夢二館前広場へ。
そして、そこでまず目にしたのは…

「アニメによる広域観光連携企画」と銘打って、金沢市の隣にある南砺を舞台にしたP.A.WORKS制作のアニメ作品、「true tears」と「恋旅 ~true tours~ NANTO」の紹介。

続いて、それぞれの作品で登場した伝統芸能「むぎや踊り」と「こきりこ踊り」の演舞が披露されました。
恒例の金沢市長の挨拶では、来年もぼんぼり祭りを開催することを早々に公言。
そして、今後はこの「ぼんぼり祭り」を金沢と南砺で盛り上げていくとか。
午後8時、ぼんぼり巡行開始。
神迎の儀の行列が、温泉街入口の喜船商店前から稲荷神社へと向かいます。
温泉街をゆっくりと練り歩き、稲荷神社下の夢二館前広場に到着。
湯涌稲荷神社で神事を行い、続いて玉泉湖畔への神送の儀。
「小さな女の子の神様が神無月に出雲へ帰る道しるべとして、のぞみ札を下げた"ぼんぼり"で送り出す。」
もとは「花咲くいろは」の作中で登場した架空のお祭りでしたが、それが現実のものとなって既に3回目。地元のお祭りとしてこのまま定着しそうですね。
玉泉湖畔でお焚き上げが始まる様子。
稲荷神社と玉泉湖畔はスペースが限られるため、一般参加者は舞台脇のスクリーンで儀式を見守ることになります。
玉泉湖畔での儀式が終わり、来賓やぼんぼり協賛者などの方々と入れ替えで玉泉湖畔へ。
湖畔へと続く道はぼんぼりの灯りで照らされています。
湖畔でのお焚き上げの様子。
今年のぼんぼり祭りもこれで終了です。
前から心待ちにしてたのに、楽しい時が経つのは早いですね。
「湯涌温泉」の横に置かれた「湯乃鷺温泉」のバス停。
5月にも見たので、お祭り期間だけでなく常設されている様子。
こちらは、金沢大学臨時駐車場行きのシャトルバス。
行先表示は例年通り"湯乃鷺温泉⇔金沢大学"になってます。
昨年以降、祭り終了後の便数は余裕をもって確保されているようです。
この日は皆で宿に戻り、風呂に入った後でしばし歓談。
「巴さんって"行き遅れ"扱いされてるけど、実は自分たちよりずっと年下なんだよな…」
「緒花、みんち、なこち、結名にいたっては高校生…」
などについて熱く語り合い、やがて力尽きて就寝しました。
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翌日、10/13(日)の朝。
秀峰閣の朝ごはん。
朝から贅沢な気分です。
ご飯を食べた後は、温泉に今一度入浴。

浴室前のテーブルに置かれた巡礼者ノートはイラストで溢れてました。
いずれもなかなかの力作揃い。
そして、お名残惜しいですが秀峰閣をチェックアウト。
来年の「ぼんぼり祭り」で泊まれるかどうかはまだわかりませんが、また、お祭りの時以外にも訪れてゆっくりしたいと思ってます。
湯涌温泉を離れる前に朝の温泉街を散策。
前日の喧噪が嘘だったかのように、静かさを取り戻しています。

松村商店「結名のベンチ」のそばで、HEROの赤いシャツが朝日に映える。
「私、輝きたいんです!(ぇ
」
そんなこんなで湯涌を後にしました。
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この日は、のと鉄道の「花いろラッピング列車」臨時ダイヤで運行。
1号と2号の2両編成で走るというので、ハルさんと能登まで足を伸ばしました。
ダイヤ編成の都合だと思いますが、全4往復のうち昼間の2往復はなんと田鶴浜~穴水の折り返しです。
七尾に車を止めて列車で移動し、田鶴浜で「花いろラッピング列車」を待ち受けて乗車。
排気ダクトにメル先生のサインが描かれた車内。
そこそこ混みあっています。
車内で、花いろ旅あるきスタンプラリー2個目のスタンプをゲットしました。
走行中は揺れるのでスタンプ押すのは停車中に。
"湯乃鷺"こと西岸に到着した花いろ列車。
臨時ダイヤということで、"湯乃鷺"では10分前後の停車時間が確保されています。
その間に列車や駅を撮影してみたり。
再び列車に乗車して終点の穴水を目指し、
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穴水のホームでは、結名、みんち、緒花、なこち、巴さんのお出迎えを受けました。
駅構内の端に停車していた、急行「ゆのさぎ」。
時々見かけますけど、有志による団体貸切列車(運行の一部では一般乗車可能)のようです。
改札前で、スタンプラリー3つ目のスタンプをゲットしコンプリート。
そして、コンプリートの特典は日付入りのプレミアムスタンプ。ある意味斬新w
どちらかと言えば、湯涌と能登を観光して周った記念の意味合いが強いのだと思います。
折り返しの上り列車に乗車して
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今度は"湯乃鷺"で下車。
ホーム上、"湯乃鷺"の駅名票は相変わらず健在。
西岸駅、にしぎ…
「あれ?」
よく見ると、駅名がすべて"湯乃鷺"になっています。
"西岸駅の消失"
駅舎にいたるまですべて"湯乃鷺"へ。
ぼんぼり祭りにちなんだ期間限定の趣向だと思いますが、地方の無人駅とは言え、「花いろ」が駅の名前を丸ごと変えてしまうことになるとは。
なんともすごいことです(汗;

ここでお昼ごはん。
サンクスで花いろ弁当を買って…なども考えましたが、せっかくなので駅近くにある宮本水産でかき釜めしを堪能。
2時半を過ぎてたので、お店はすいていました。
満腹になりひと休憩した後、"湯乃鷺"から七尾に戻った頃には夕方になり、北陸での日程は終了となりました。
自分はいったん金沢市内に戻り、「ふくひさ!!」向かいのガソリンスタンドで給油して金沢を後に。
「花いろ」抜きにしても北陸は好きな場所なので、また機会を作って訪れるつもりです。
ただ、これからは寒い季節になり、しばらく行き難くなるのは辛いですね。