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HNU12/naganoのブログ一覧

2019年05月25日 イイね!

小田急ロマンスカー、最新GSEと初代SE

小田急ロマンスカー、最新GSEと初代SE小田急の新旧ロマンスカーが並ぶというので、海老名の車両基地で開催された
小田急ファミリー鉄道展2019
へ見に行って来ました。

例年は10月に開催されるのですが、今年は5月のこの時期に。ちなみに去年の10月は、ラストランを終えたロマンスカーLSEが展示されてました。



車は海老名駅近くのコインパーキングに止めて、徒歩で会場へ。
余談ですが、コインパーキング隣のビルの警備員さんにU12珍しがられました(汗;



入口で首かけカード式の会場案内をもらい、会場内の車両展示コーナーへ
こういうイベントで案内チラシもらうことはありますが、手が塞がるので結局しまってしまうので、首かけ式はいいアイデアかと。



まずは、最新のロマンスカーGSE(70000形)
運行開始してから1年ちょっと経ちますが、その間にグッドデザイン賞とブルーリボン賞を受賞。



前面には展望席を備え、スピード感のあるデザインや窓枠の処理など現在の電車らしいです。
車体色はローズバーミリオンと呼ばれるバラをイメージした朱色。
これ、パッと見は一色に見えるのですが、よく見ると窓下には色合いの違うオレンジ色の細い帯が入っていて、屋根も赤色です。



そして、これが初代ロマンスカーSE(3000形)。晩年は8両から5両編成に短縮されて「あさぎり」号として走っていたので、SSE(Short Super Express)と呼ばれていました。



今やロマンスカーの代名詞となっている展望席が初代SE(SSE)にはまだありません。
ただ、SSEが現役の頃に何度か乗ったことがありますが、運転室直後の1列目はなかなかいい眺めでお気に入りでした。



連接部分。
客用扉は手動の内開き式。駅へ着くとCAさんが手で開けます。
乗るときは今よりずっと特別な感じがしました。



新宿寄りの2両は登場時の姿に復元されており、前面のスタイルと塗り分けが異なっています。
このSSE、日本の鉄道に革新をもたらした車両ということで、一度は永久保存されることになっていたのですが、最近の小田急の保存車両整理の一環により中間車2両が解体される予定とのこと。今回が5両を揃って見られる最後の機会になるものと思われます。
しかし、永久保存とは何だったのか…

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1999年10月          
普段は専用の保管庫に保存されて非公開。
20年前に一般公開された時の写真ですが、この時も保管庫の中に入ったままです。
保存後に野外に出された姿を直接見たのは今回が初めてでした。


1999年10月
今回は公開されなかった車内。
運転席は窓ガラスの組み合わせが旅客機のような感じ。


1999年10月
客室。
座席はえんじ色の回転クロスシート。リクライニングはしなかった記憶があります。

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今日のイベントに戻って、新旧ロマンスカーの並び。



両車には約60年の隔たりがあります。



SSEは再来年オープン予定のロマンスカーミュージアムに収蔵される予定なので、車両基地でこの並びを見る機会はもうないかもしれません。

そして今日、車両基地内で見かけたその他の車両・・・


箱根登山カラーの1000形。
この電車では普段見ることができない、急行 箱根湯本/片瀬江ノ島 の行先表示。



地下鉄千代田線に乗り入れるMSE(60000形)と、EXE(30000形)のともに貫通扉側。
こうやって並ぶと思ったより似た雰囲気です。



線路のバラストを整えるバラストスイーパー。



陸軌車と呼ばれる線路を走れるトラック。
リフトで高所作業を行うことから「タワー車」という説明がありました。



今日は一気に真夏になったような陽気でした。
展示は明日の5/26(日)も行われるそうです。
Posted at 2019/05/25 23:41:48 | コメント(2) | 鉄道 | 日記
2019年05月08日 イイね!

琴電「レトロ電車」と「還暦の赤い電車」

琴電「レトロ電車」と「還暦の赤い電車」改元を挟んだ10連休。空路で3年ぶりに高松で2泊3日。
今回のお目当て”ことでん”こと高松琴平電気鉄道を走る
レトロ電車」と「還暦の赤い電車」
 
「レトロ電車」は普段月1回の運行日に臨時ダイヤで運転されますが、5/3~5の3日間は「還暦の赤い電車」ともども特別ダイヤによる特別運行が行われました。

高松に到着した後、空港バスと電車を乗り継いで仏生山へ直行。

旅行初日の5/3はレトロ電車運転日です。
構内ではレトロ電車が入れ換えを行っているところでした。


120号(左)と300号(右)



500号(左)と23号(右)



最近の臨時運転の基本は、琴平線の車両工場がある仏生山と琴電琴平の間を往復。
通常は2両編成で行われますが、GW期間はすべて連結されて4両編成に。
いずれも製造から90年を超えた骨董品です。



そして、琴平線の仏生山から琴電琴平までを一往復。



その後で初対面した「還暦の赤い電車」。
赤くなる前には何度か乗ってるんですが、やっぱり京急カラーがよく似合います。
ただ、この日はお休みだったようで、仏生山の構内で入念に洗車されていました。

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2日目の5/4は「還暦の赤い電車」の特別運転日。


琴電の現在の主力は京浜急行からの移籍車が中心ですが、京急旧1000形も讃岐の地で1080形・1300形として第二の車生を過ごしています。
うち、琴電1080形のトップナンバー1081-1082編成に、クラウドファンディングにより京急時代のに白帯を再現したラッピングがなされました。



最初は長尾線を一往復。
1080形は琴平線用のため長尾線用の方向幕が入ってないようで、幕は白幕で窓に長尾行きのサボを掲示していました。



その後は琴平線へ



ここで、高松築港寄りに元京急旧600形の琴電1070形を連結して4両編成に。
琴電1070形は前頭部が貫通式に改造されているので京急時代の面影は薄れていますが、側面2扉はそのままです。



1070形の車内。京急ではクロスシートでしたが、ここでは長いロングシートを設置。



乗務員室を覗くと1070形の模型が置かれていました。



一方の赤い1080形。
こうやって見ると京急線を走ってるかのようです。



京急旧1000形は約20年にわたって製造されていましたが、琴電1080形はその初期型なので昭和34年(1959年)製造。
レトロ電車だけでなくこちらも製造から60年経つ古い電車で、”還暦”の赤い電車と呼ばれる所以です。



途中、滝宮駅の構内踏切の前で。
大師線を少し思い浮かべましたが、こちらは長閑な風景の中。



「準急」は停車中のサービス表示。
かつては琴平線に準急が走っていた名残で種別幕が残っているようです。現在は普通電車のみの運行。



1080形の車内。
薄緑色の内壁と青いシートは京急時代のまま。還暦の赤い電車だからというわけではなく他の1080形も同様です。



仏生山に戻り1070形を切り離し。



入れ換えで側線に転線する1070形。
2両編成の2本が残ってますが、2扉なので最近は運転される機会も少なくなっています。



赤い電車の1080形も構内を移動。



今度は京急の広告ラッピングがされている1083-1084編成と連結。



こちらは京急の新1000形に準じた塗り分けのラッピングがなされていますが、丸みを帯びた京急旧1000形だと見慣れない雰囲気。
前面の向かって左側にはけいきゅんが置かれています。

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3日目の5/5は再びレトロ電車の運転日


ただ、朝の一往復は、23号が還暦の赤い電車を携えた変則編成で運転されました。
琴電琴平で元京急700形の琴電1200形と並びます。



1080形は制御器とブレーキが旧式のものに変更されており、旧型車との併結が可能になっています。



今はレトロ電車がイベント用に残るのみですが、かつては多種多彩な旧型車が走っており、柔軟な運用を行うためには不可欠な対応でした。



琴平から仏生山に戻ると、23号が還暦の赤い電車から切り離され・・・



レトロ電車だけの4両編成へ。



先ほども先頭に立っていた23号は4両のうち、唯一、近鉄から譲渡された車両。
元々正面5枚窓で側窓の上には飾り窓がある優雅なスタイルだったらしいのですが、重なる改造でこうなりました。



ただ、車内にはニス塗りが残っており、側扉の両脇の飾り柱も往時をしのばせます。



琴電琴平に到着後に23号がいったん切り離されます。



ここで3両編成になって、琴電琴平~滝宮間を一往復。
GW期間ということで、細かい趣向が凝らされています。



琴平へ戻ると、今度は23号を仏生山寄りに連結して4両編成に戻り仏生山へ。
これが今回のGW期間ではレトロ電車特別運転のラストになります。


そして、仏生山への到着が近づくと車内で驚きの発表が・・・・


レトロ車両廃車計画
製造から90年を超えて老朽化を進み、安全運行のためのコストは膨大で維持が難しくなったためとのこと。ついにこの日が来てしまいました。
23号が来年5月、500号が来年9月まで。残りの120号と300号は再来年5月まで。
茶一色の300号は作業車として残すようですが、他の3両は引き取り手がなければ解体されてしまうようです。



目指せ100年なのかと思っていただけに、このタイミングでの引退発表は意外でしたが、ただ、90年を超えても時速70kmで疾走できるコンディション保っているところに、仏生山工場の技術力を感じます。
今回もひたすら乗って今や貴重な吊り掛けサウンドを堪能しましたが、あと2年、できればもう一度くらいは乗りに行ければと思ってます。
Posted at 2019/05/08 22:36:44 | コメント(3) | 鉄道 | 日記

プロフィール

「ゆるキャン△3第1話。制作会社とキャラデザが変わった。大垣が美少女化して犬山の乳がしぼんだ。そして背景がところどころ写真みたいにリアル。」
何シテル?   04/05 20:45
90年式のU12ブルーバードに新車から乗り続け、34年29万kmを超えました。 冠婚葬祭、遠征を含めすべてをこれ1台でこなしています。 みんカラでは皆様...

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