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2017年08月27日 イイね!

小湊鉄道キハ5800形一般公開

小湊鉄道キハ5800形一般公開小湊鉄道キハ5800形5800号
 
電車からディーゼルカーに改造された珍しい経歴を持つ気動車。度重なる改造により新製時の面影はないですが、元は1914年(大正3年)当時の鉄道院まで遡るそうです。

すでに現役を退いており、五井機関区に保存されていますが普段は非公開。
小湊鉄道創立100周年を記念して、そのキハ5800が1日限りで一般公開されるというので見に行ってきました。


お昼ごろ五井機関区へ到着し、入場料代わりの記念入場券を購入して構内へ。


キハ5800は定位置の研修庫内にいました。
午前と午後の計2回、20分間ずつ研修庫から外へ出されるとのこと。



研修庫脇に展示されている保存SL。左からB104、2号、1号の計3両。
このSLは普段も許可を得て見学することができるので、その時にキハの前頭部は外から見ることができます。



今回は車内も公開されていました。大盤振る舞いです。
出入口に階段が掛けられた階段を昇り車内へ。



運転室は半室構造ですが、車内の壁には化粧板、床もおそらくリノリウム張り。
木目剥き出しということはなく、古めかしい外観からすると思ったより現代的です。



運転室の内部。
操作レバーや機器類がコンパクトにまとめられていました。



現在、小湊鉄道の営業車両はこのキハ200形で統一。
旧国鉄キハ20系をベースとしオリジナル要素を盛り込んだ自社発注車ですが、本家キハ20系がほぼ退いた今となっては、これも貴重な存在だと思います。



休車中で庫外に留置されているキハ209(右)と並ぶキハ5800(左)。



キハ5800の尾灯下に取り付けられた、「日本車輌 昭和35年改造」の銘板。
昭和35年は小湊鉄道に譲渡され、気動車に改造された年とのこと。
車体の錆びが引退からの年月を感じさせます。



午後2時になり、この日2回目となる屋外展示へ。
キハ5800はエンジンが下ろされ自走できないので、キハ210が牽引役に。



キハ210が研修庫へ近づいていき…



キハ5800と連結。



キハ5800がゆっくりと屋外へ引き出されました。



五井の起点寄りに取り付けられたヘッドマーク
「キハ5800形の旅 元, 国鉄飯田線の電車 1986,4,20」
晩年にファンによるイベント列車で走行した時のものだそうです。



以降、車籍は10年ほどは残されていましたが、それより前に検査切れで休車になっていたようです。
車体側面の検査表記には全検61-12、重検58-12とありました。



やがて雲が消えて、青空の下でいい感じに。



キハ210をバックにして1枚。



この典型的なイコライザー台車が、元は電車であったことを物語っています。
国鉄TR10形の前身にあたる「明治45年電車用標準型」というのだそうです。
よく見ると車輪にスポークが付いてます。これだけでも博物館級じゃないでしょうか。



そして、20分間の屋外展示時間が終わり、キハ210に推されて再び研修庫内へ戻っていきました。
自走できないのは惜しいですが、庫外での公開は定期的に実施されていないのでいい機会だったと思います。



最後に物販の様子を。
ドロップやボールペンなどのグッズが並ぶ中で、「圧力計」の存在感がすごかったw
500円なので一瞬、買おうかと思ったほどです(汗;
Posted at 2017/08/27 21:36:10 | コメント(2) | 鉄道 | 日記
2017年08月18日 イイね!

木崎湖を経てトロリーバスで黒部ダムへ

木崎湖を経てトロリーバスで黒部ダムへ夏の遠征の続き。今度は糸魚川から南下して信州へ。
まずは木崎湖に寄ってから、
目指すは立山黒部アルペンルート
 
北アルプスを貫き長野と富山を結ぶ観光ルート。
トロリーバスやケーブルカー、ロープウェイなどを乗り継いで進みます。

昨年夏に同様の計画を立てていたものの、直前に都合が付かなくなりやむなく中止に。一年越しの念願が叶いました。



アルペンルートの前日(8/17)に訪れた、久しぶりの木崎湖
位置的にどこかへ行く途中で立ち寄る機会はあまりない場所なので、気づけば前回の訪問から五年経過。
キャンプ場は変わらぬ桟橋の風景。夏のキャンプ客で盛況でした。



縁川商店ことYショップニシさん。
この日は振り替えでお休み。「小石のうどん」を頂こうと思ってたので残念。

・・・・・・・・
安曇野で一泊して、翌8/18はアルペンルートへ。
当初は、長野側の扇沢から黒部ダムを経て、アルペンルート最高地点の室堂まで行く予定でしたが、生憎の天気で室堂はガスってて何も見えないとのことで、一つ手前の大観峰までを往復することに。


まずは車でトロリーバスの扇沢駅へ。
一般の車両が立ち入れるのはここまで。



扇沢と黒部ダムを結ぶ「関電トンネルトロリーバス」。車両は二世代目にあたる300形。
見た目はバスですが、架線から集電して電気モーターで走行。
日本では法律上「無軌条電車」と呼ばれ、鉄道に分類されます。



運転台も普通のバスっぽいですが、変速レバーの類が見当たらないのと、並ぶメーター類もスピードメーターの他は電圧計、電流計、圧力計とまさしく電車のそれです。



扇沢を出発するとすぐに「関電トンネル」の中へ。
建設当時は「大町トンネル」と呼ばれ、黒部ダムおよび黒部川第四発電所(通称くろよん)の建設資材を運ぶために掘られたとのこと。



トンネル内に青い照明で照らされる箇所がありますが、難工事を極めた「破砕帯」の場所。
細かい土砂を含む軟弱な地盤と大量の地下水により、80m掘り進むのに七ヶ月もの期間を要したそうで、その様子は映画「黒部の太陽」でも描かれています。



扇沢から16分ほどで黒部ダム駅へ到着。
乗り味もEV(電気自動車)のバスのような感じを想像してましたが、加速の仕方や走行時のモーター音などは、VVVFインバータ制御の路面電車がゴムタイヤを履いて走ってる感じと言えばよいのか、まさしく”電車”で別物。
屋根上のトロリーポールも、現役のものは他では殆ど見られなくなりました。



途中交換1箇所の「単線」なので、乗客数に合わせて続行運転するようです。
この時は5台が続行。



駅から220台の階段を昇ってダム展望台へ
黒部ダム周辺はとにかく階段が多いです(汗;



展望台から眺めた黒部ダムの雄姿
ダムの水は黒部川第四発電所(くろよん)の発電に用いられますが、今の時期は観光放水を実施。
雨が降ったり止んだりの生憎の天候でしたが、天気がよくて日が差すとここに虹がかかることもあるそうです。



展望台から階段を降りた低い位置にある新展望広場より。
より間近から黒部ダムを見ることができます。
ちなみに、昨年放映されたアニメ「クロムクロ」では、ここに”国際連合黒部研究所”がある設定。



そして、ダム上のえん堤を歩いてケーブルカーの黒部湖駅方面へ。
一時、雨足が強まってきたので、先に上の方へ行ってみることにしました。



ケーブルカー黒部湖駅。



黒部ケーブルカー
日本ではここだけの全線地下式ケーブルカーだそうです。



黒部湖から373mの高さを登って黒部平へ。
車輌は昭和44年(1969年)に開業した当時のままで、各地にあるケーブルカーの中でもややレトロな雰囲気。



ここで小休止。謎の飲料「富山ブラックサイダー」を1本。
何と「富山ブラックラーメン」をイメージした醤油・胡椒風味のサイダーです。
他にも「ブラックソフトクリーム」があるそうですが、売店のお姉さんには「こっちの方がチャレンジャーっぽい味」って言われましたw

少し変わった味のコーラという感じ。
確かに飲み始めにはほんのり醤油の香りがしますが、すぐ気にならなくなります。
ただ胡椒のピリッとした感じはずっと続きました。飲めなくはないですよw



そして立山ロープウェイに乗り継いで、黒部平からさらに488m上の大観峰へ。



この立山ロープウェイは1.7kmほどの距離を移動しますが、なんと中間に支柱が一本もありません。
「ワンスパンロープウェイ」と言うそうですが、途中で下がったりしないのかスリル満点でした(汗;



今回の折り返し地点となった大観峰。標高2316m



山の天気は変わりやすいと言いますが、着いた直後は霧で殆ど何も見えなかったのに、数分で視界突如開けたりしました。






再び黒部ダムまで下ると、


雨も小降りになってたので遊覧船に乗ってみることに。



黒部湖遊覧船ガルベ
船の形状は眺望と安定性を考慮されていて、搬入・搬出はトロリーバスが通る「関電トンネル」の中を陸路で通すのだとか。



操舵室
日中40分おきの運行、黒部湖を約30分かけて周ります。



黒部湖の上から見た黒部ダム
遊覧船の中では、日本で一番標高の高い場所を航行しているのだそうです。



ガルベ乗り場の売店で今回ただ一つだけ見つけた「クロムクロ」要素。
テーブルの上には探訪ノートも用意されてましたが、やっぱり昨年の”旬”のうちに来てみたかったですね。



その後はダムレストハウスへ立ち寄り、少し遅めの昼食。
お腹のすき具合的にダムカレーという感じではなかったので、お昼はざるそばで済ませました(汗;



1階の売店でトロリーバスのチケットを見せて、ダムカードをゲット。

※以下、小さい写真はクリックすると拡大表示します。




新展望広場の特設会場を覗いてみると、黒部ダム建設の歴史を紹介するパネルや、トンネルを模型などを展示中。
冒頭、トロリーバスで通った「破砕帯」についての解説パネル(左下)もありました。

・・・・・・・・

思いのほか長居してしまい、気づくと夕方4時過ぎに。
雷も鳴っていたので扇沢へ戻ることにしました。



黒部ダム駅から復路のトロリーバスに乗車。



ループ上になっている構内をぐるっと周って扇沢へ。



途中の「交換所」では黒部ダム行が先に待っていて、単線行き違いの様子がよく分かります。



屋外にある扇沢のループで見たトロリーバスの後ろ姿。
扇沢へ乗客を降ろした後、再び黒部ダム行の乗り場へ向かっていきました。
今回はこのトロリーバスに乗ることができただけでも満足です。
Posted at 2017/08/22 22:34:00 | コメント(3) | 乗り物 | 日記
2017年08月16日 イイね!

夏の湯涌・南砺遠征2017

夏の湯涌・南砺遠征2017夏休み期間を利用して、湯涌・南砺へ行って来ました。
今年は「湯涌ぼんぼり祭り」7回目にして初めて個人協賛したので、自分の協賛ぼんぼりを見に行くことが第一の目的です。

その湯涌へ向かう県道10号ですが、先日の台風5号による大雨の影響で一部区間が崩落し8月16日現在通行止になっており路線バスも運休。ただ、温泉街自体にとくに被害はなく観光には問題はありません。


県道10号の迂回路には、南回りの県道207号線末町経由と北回りの県道209号線経由の二通りがありますが、県道209号は狭隘区間が長く走りにくいので、観光協会でも案内している県道207号線末町経由を推奨。
※なお、最新の情報は湯涌温泉観光協会のウェブサイトを随時確認してください。
8/26追記:8/28(月)から湯涌への路線バス仮復旧。茅原⇔湯涌温泉間はワゴン車で運行とのこと。
9/23追記:9/23(土)AM6:00より石川県道10号線通行止め解除 県道10号線通行止め解除のお知らせ | 湯涌温泉観光協会



市内中心部から県道10号線で湯涌方面へ向かうと、ご覧の通り「浅川町」交差点で右折方向の迂回路(県道207号線)への案内矢印が出ています。
カーナビ任せにすると、規制情報を拾って県道209号線経由を案内されてしまうことがあるので要注意です。



あとは、道沿いに「湯涌温泉」方面への案内看板が数多く置かれているので、とくに迷うことはないと思います。
ただ、赤矢印の県道207号線から左に逸れる場所は少し注意。



左側へ登って行く細い坂道が湯涌温泉方面です。
狭隘区間が300mほど続きますが、少なくとも日中は両端に誘導員が配置されて交互通行となっているので、途中すれ違いの心配はありません。
マイクロバスくらいまでなら何とか通れると思いますが、それくらいの道幅でした。



そして、湯涌温泉へ到着。
この時期にしては人影はまばらな感じがします。



稲荷神社下の扇階段
7月の点灯式も済み、両脇には協賛ぼんぼりが並んでいました。
すでに定数に達し、本年度の受付は終了したとのこと。



扇階段を昇って、自分の協賛ぼんぼりを発見。



みん友、ブルSSSさんのぼんぼりも確認できました。



温泉街の入口へ戻ると、お馴染みマカロンさんの”ヤミフト”とご友人のチェイサーに遭遇。
痛車コワイワーw

・・・・・・・・
初日は火曜で、江戸村と温泉協会ともにお休みだったので、翌日再訪。


金沢湯涌江戸村
江戸時代の加賀藩を中心とした民家を移築し、展示公開しています。
建物の保全や安全に支障がない範囲で、建物内の見学も可能。靴を脱いで座敷へ上がることもできます。



村内の「旧石倉家」において、9月3日までの期間限定で「アニメにおける精美な風景画展」を開催。

※以下、小さい画像はクリックすると拡大表示します。




「花咲くいろは」の風景画などが展示されています。
この他の画像はフォトアルバムにアップしています。もしよろしければご覧ください。



6年前に「花咲くいろは」がきっかけで湯涌の地を訪れるようになりましたが、江戸村を見学するのは実は今回が初めて。



温泉街の外れにあり塀もあるので、今まで全貌がよくわからなかったのですが、昔の日本家屋やその雰囲気が好きな方なら結構楽しめると思います。
「花いろ」展示が目的でしたが、思いのほか見入ってしまいました。
自分が言うのも何ですが、もっと注目されてもいい場所だと思います。



湯涌温泉観光協会
その建物は、サクラクエストで”間野山観光協会”のモデルにもなっています。



花いろドールたちも夏の装い。
10月のぼんぼり祭り期間中は「白鷺の湯」に移されますが、普段は観光協会のカウンター脇にいます。

・・・・・・・・
続いて、南砺へ移動。


南砺市クリエイタープラザ「桜クリエ」のCAFE TRiANへ。



9月末まで、サクラクエスト「間野山観光協会出張PR」コラボメニューを提供中。
お値段は少々張りますが、第9話で出てきた「よろこぶそうめん」を食べることができます。



「よろこぶそうめん」は数量限定で、この日ラス1でした。ギリギリセーフ(汗;
飲み物はコラボドリンクの「チュパカブラの魂」。緑色なのはキウイです。



展示の方は10月末まで継続中。
キャラパネルや…



国王の王冠、王笏(杖)など、5月に訪れた時から展示物が増えていました。



一方、店内で偶然会った大輔さんたちと、「開閉するルーフが高さ3mまで上昇するコンバーチブルの怪」「スエードとWスエードの違い」などについて熱い語らいが繰り広げられたりもしました(謎
Posted at 2017/08/19 21:00:07 | コメント(2) | 遠征 | 日記

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「[整備] #ブルーバード 2年放置後の車検整備24ヶ月点検(35年目) https://minkara.carview.co.jp/userid/401798/car/312029/8315711/note.aspx
何シテル?   07/30 20:40
90年式のU12ブルーバードに新車から乗り続け、35年29万kmを超えました。 冠婚葬祭、遠征を含めすべてをこれ1台でこなしています。 みんカラでは皆様...

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