
報道では原発から漏れた放射線の数値ばかりクローズアップされており、あまりその数値の意味するところが報道されていない気がしたので、少し調べてみました。
現状報道されている放射線の単位は「マイクロシーベルト」(1/1000ミリシーベルト)ですので、単位には注意して下さい。
載せ(転載し)た情報にはソースをリンク付きで載せておきます。
少しでも何かの参考になれば幸いです。
人体は年間およそ2.4ミリシーベルト(世界平均)の自然放射線に常にさらされている。ごく微量の放射線では人体に影響を与えることはないが、大量の放射線は人体に有害である。
放射線を短期間に全身被曝した場合の致死線量は、5%致死線量が2シーベルト、50%致死線量 (LD50) が4シーベルト、100%致死線量が7シーベルトと言われている。200ミリシーベルト以下の被曝では、急性の臨床的症状は認められないとされるが、長期的な影響については議論があり、また、低線量の被爆についても健康被害が生じたとして訴訟が起きている。
ソース:
Wikipediaより抜粋
国内では1人平均年0.4ミリシーベルト前後を被ばくする。飛行機で日米を1往復すると胸のX線検査診の4倍にあたる0.2ミリシーベルトを被ばくする。体に影響する被ばく量は一度に100ミリシーベルト強とされる。
放射性物質を吸い込んだり飲み込んだりすると、肺などに付着したまま放射線を出し続け、体内が被ばくし続けることもある。
ソース:
日経Webより抜粋
年間線量は世界の平均では2.4ミリシーベルト、わが国では1.5ミリシーベルト程度である。ブラジルのガラバリ海岸の1部で大地からのガンマ線だけで175ミリシーベルト、市街地でも8~15ミリシーベルト、インドのケララ地域では平均3.8ミリシーベルトのところもある。しかし、このような高い線量の地域で生活している住民が他の地域で生活している住民と比較しても人体に悪い影響は認められていない。
多量の放射線をうけると危険であるが、年間30ミリシーベルト以下の放射線を受けても健康に悪い影響は起こらないので、このような線量の放射線を例え受けたとしても心配する必要はない。

ソース:
放射線のレベルと危険度:安心科学アカデミーより抜粋
医療用放射線についてですが、結構詳しく書かれているので一読する価値はあるかと思います。
ブログトップ画像は
ツイッターより
追記:報道されている単位は「μSv/h」で、1時間あたりの値だそうです。よって、数値比較する場合は暴露時間も考慮して下さい。
Posted at 2011/03/13 16:56:14 | |
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