
ベンツ共通のネタもありますが、小ネタ集その2です。
(ベンツオーナーにとっては当たり前のこともあるかもしれません)
その1
こちら
(1) ヤナセ&ベンツオーナーになると冊子が送られてきます。
ヤナセの雑誌とメルセデスの雑誌がもらえます(タイトル画像)。メルセデスはメルセデスケアの期間中送られてくるようです。ヤナセのはディーラーと付き合う限りもらえるのでしょうか。
内容は車の話はもちろんありますが旅や食や物に関する内容で、航空会社の冊子やカード会社の冊子に似てます。
(2) やるじゃんアダプティブハイビーム
ライトをオートにして、ハイビームの位置にレバーを押し込めばアダプティブハイビームの状態になります。ロー/ハイの切り替えや照射範囲を周りの状況や明るさに応じて自動的に切り替えてくれます。
しかし、街灯の少ない田舎道でもなかなかハイビームにはなりません。
その威力が発揮されたのは、GWに新東名の照明の無い区間を走った時でした。標識や車線、ガードレールには、しっかりライトが当たって、前を走る車には、ライトが当たらないように調整されてます。追い越し車線を車が追い越していく時に、ライトの当たる範囲が変わっていくのがわかります。
アダプティブハイビームの機能がなくても、真っ暗な高速でハイビームにすれば、周りもよく見えて良いのですが、周りの車の状況によっては、ハイビームにできる時間は意外に短いし、ハイ/ローの切り替えも面倒なので、結局ローのまま、暗い道を走り続けることになります。
ここを自動でなるべく広い範囲を照らしてくれるのは、ありがたいです。暗い道路で使っていた神経を使わなくて済むのでとても楽でした。
(3) 9速使えます。
乗り始めのときは、法定速度内では、9速に入りませんでした。慣らし運転の距離によって、変速可能エンジン回転数を変えているのでしょうか。3000 km走った頃から、100 km/hで9速に入るようになりました。また、9速で走っていてスピードが落ちて95 km/h (1140 rpm)まで9速で走れます。
余談ですが、C220dのジャーナリストの書いたインプレを読み返していると、「9速なのでギアのつながりがよくなった」という記述を見かけます。
しかし、従来の7速とトータルのギア比を比較すると1速から7速はほとんど変わりません。9速ATは、従来の7速ATに 8速と9速を足した設定となっていて、ワイドレンジ化を図っています。9速は高速巡行時のエンジン回転数をさらに下げるためにあります。(7速だと1730 rpmのところ、9速だと1200 rpmで走ることができる)
より低回転で走ることで、燃費を良くしたり、エンジンノイズを下げることを目的にしてます。
ギアのつながりだけなら、50 km/hで7速に入るGolfのDSGのほうがギア比がクロスしていて良いと言うことになります。
ただ、ディーゼルのほうがシフトアップ可能となる回転数が低いとすると、シフトチェンジのタイミングは若干短くなります。
(4) ダイレクトステアリング
ダイレクトステアリング(可変レシオステアリング)は、中立付近はスローでハンドルを切っていくとクイックになっていきます。ロックトゥロックが2回転です。
また、ベンツの特徴であるキャスターが強くついた前輪はタイヤが切れていくとタイヤが傾いていきますが、これでグッっと曲がると営業さんは話してました。
ワインディングは慣れると楽です。ただ、ハンドルの最後の一切りでぐいっと曲がるので、これに頼って楽していると、曲がり方がついつい急になってロールも大きくなるので、やはり滑らかな運転を目指すべきですね。(家族同乗の際は、車酔いしやすいのもいるので、注意が必要です)
(5) ワインディングでディストロニック
試しに、箱根、伊豆のワインディングでディストロを使ってみました。
箱根新道のように車が連なって走る場合は、前の車について速度を調整するので、普通に走れます。ただ、ラインが見えない時に手動でハンドル操作をする必要があります。
空いている道で前に車がいない場合では、一定の速度で走ろうとするので、コーナーをスピードを落とさずに行こうとします。コーナー手前で、ディストロの速度設定をレバーを使ってやることはできますが、さすがに面倒です。
ここは、ナビと連動した速度調整と車内の横Gが制限以下となるような制御が欲しいところですね。横G/縦G(前後方向のG)は車酔いする人には影響大ですから。
(6) 燃料計
ワンタンクチャレンジャーとしては、燃費計の挙動は押さえておく必要があります。
Cクラスの場合、リザーブタンク(予備燃料)は7 Lで、これを切ると燃料警告が出ます。(余計なお世話的な機能として、ナビが近くのガソリンスタンドを探してくれます)。
その後は、約5 L以下となった時点で、走行可能距離の表示が「給油して下さい」になり、走行可能距離がわからなくなり、燃料計の最後の一目盛が点滅します(この時点の走行可能距離から燃料の残量を推定)。さらに燃料が減って約2 Lを切ると最後の一目盛が点滅から消灯に変わります(これは今回のGWで確認)。
(7) ブレーキのギー音
止まる寸前や、動き出す直前、ブレーキを緩めて、ブレーキの圧が低くなった時に、ギーというかグーという音と振動(ビビリといったほうが良いかも)がします(キーという音ではない)。
気持ちの良いものではないので、何とかならないものかと考えてます。(パッドがもっと馴染めば良い?それとも音がしないパッド交換?そんなのあるんでしょうか)
(8) やっとシートポジションが決まった。
調整箇所が多く、現状のポジションが最良なのかいまいち確信が持てなかったのですが、GWの旅行に長距離を走る間に、ちょっと腰が浮き気味なのが気になってきたため、ちょっと変更してみました。背もたれの角度を少し倒すことで、よくなることを発見しました。これに合わせてハンドルも少し下げました。
また、ディストロ使って半自動運転している時、右足をアクセルペダルから離していると、右足を支えるために右の腰が疲れてきてしまうので、右足はアクセルペダルに乗っけることにしました。(ちょっとペダルを踏んだとしても、少しのアクセル開度ではディストロの制御には影響しないので)
(9) ディストロニックプラスの使いこなし
ディストロでの追い越し
追い越し車線に出て追い越しをする場合、後続車がいない場合は、ディストロに任せて追い越し車線を走る(若干早い速度を指示して)のが基本です。
追い越し車線の車列の隙間に入るような場合は、アクセルを踏み込むことで、ディストロが待機状態になり、アクセル操作が優先され、必要な加速で追い越し車線に入ることができます。
ディストロの距離設定を長めにしているので、ディストロの制御のままだと前車との距離を取るためにしばらく加速しないことがあるので、アクセルを踏んで制御をオーバーライドすることで、必要な加速をさせたり、前車との距離を調整する方が良いです。ディストロ制御のオーバーライドと制御の戻しがシームレスに出来るのは楽です。
渋滞の中でのディストロ
今回のGWの旅行の中で、当然渋滞の中でもディストロを使いました。一旦停止すると、前車が動き出してもなかなかついて行こうとしないので、アクセルを踏んで発進させてしまいます。
また、前車が車間を詰めて急加速、急停止するような運転だと、それにつられてギクシャクしてしまいます。このような場合は、ディストロに頼らず、自分で運転したほうが、滑らかで、燃費の良い運転ができます。(ディストロで、渋滞の平均速度、例えば10 km/hとか20 km/hとかを設定して走れば案外止まらずに走り続けられるかもしれません。)
(10) 軽油の値段がガソリンスタンドによってかなり違う
ガソリンはレギュラー、ハイオクとも同じ地区であればほぼ横並びになりますが、軽油はかなり違います。というかエネオスと他のブランドが違うというべきかもしれません。リッター当たり¥10ほど違います。
中身(成分)が違っていたりするのでしょうか?
高い分、燃費がよくなるとか、排気の浄化にかける燃料が少なくて済むとかなら高くても選ぶ価値がありそうですが。
これについてはもう少し調べる必要があります。