Dの代車でB180試乗

1.6Lターボは、低速トルクが足りないです。A180 Sportsの時に感じた通り、高回転型だと思います(タコメータは8000rpmまで刻まれている)。ただ、この車だと、エンジンをブンブン回して乗るキャラクターでもないので、一般道だと、ちょっと不満が残ります。
また、トランスミッションは7速DCTですが、変速する際にショックが出ないようにするためか、半クラッチ状態が間にいちいち入っているような感覚です。ツインクラッチなのだからスパスパ切り替えてくれらば良いのにと思います。パドルシフトを使ったシフトダウンの時は、ブリッピングが入り、エンジンブレーキも途切れるし、燃料カットが復帰するのにも時間がかかります。(元ゴルフのDSG乗りとしては、なんで?って感じです)
高速で巡行する場合には回転も上がり、十分なパワーです。ただ、追い越しにはキックダウンが必要な場面が多そうです。
直進安定性は問題ないです。長距離走るには問題ないでしょう。
ワインディングも走りましたが、コーナーでの安定感は十分でした(あまり飛ばしてはないですが)

足回りは、はっきり言って硬さを感じます。新車でまだ足回りが馴染んでいない可能性もあります。
以前、代車で乗ったA180 Sportsの時も足の硬さを感じましたが、基本的なキャラクターは変わらないようです。A180 Sportsはスポーツに振って硬いのかと思ってましたが、B180も硬いです。上物も重くなって、重心が高くなっているから余計に硬くしてあるのかもしれません。
タイヤは、トランザT001でベンツ承認タイヤ(MO)でした。ランフラットタイヤ(RFT、MOE)ではなくノーマルタイヤでした。ということで、足の硬さはタイヤではなくサスの設定ですね。

ハッチバックとしては、大きい荷室です。Aクラスよりも当然広いです。高さもあるので、いざという時には頼りになりそうです。
前席のシートバックにテーブルが付いており、室内は、レジャーには楽しい作りになってます。

高速をちょっと走ったのを含めても、約15 km/Lでした。低速でもたつくので、やっぱりアクセルを踏みすぎるようです。
アクセルオフした後、惰性での車の進み方は結構良いです。タイヤの転がり抵抗が少ないのと、エンジンブレーキが小さいからですかね。