ヴァリミ♪編はこちら。
今回のワンタンクチャレンジの目標として1,200km以上、あわよくば、1,300kmを狙いたいと考えてました。
そこで、ちょっと寄り道しながら関西往復をして1,300km程度になる行程を考えました。流石に一日で走るにはきつい距離で、夜通し走るのは避けたかったので2泊3日にしました。
1日目は、夕方出発で、次の日の朝の集合場所である吹田SA(下り)周辺でルートインを探し、彦根のルートインに泊まることに。2日目は、ヴァリミ♪の後、ちょっと寄り道して、豊川まで戻りルートイン豊川インターで一泊し、3日目の朝9:30目標で帰宅するというものです。(ルートインは車で旅行するには便利なので良く使ってます)
1日目
インター近くのガソリンスタンドで給油してから、17:00前に出発です。
新東名を使い、順調に美合PAで最初の休憩を取りました。ここまでは、1,300kmも夢ではない24 km/L台が出てました。ここで夕食を取り、出発です。
最初の寄り道で豊田JCTから東海環状線に入り、美濃関JCTから東海北陸道で名神に戻るルートに。これが裏目に出ました。
北上を始めると、前方には黒い雲がかかり、そのうち、稲光が見えるようになりました。そして、土砂降りが始まりました。これが半端なかった。ワイパー最高でも前が良く見えず、照明のない真っ暗な路面では車線もよくわからないぐらいでした。これが本当に怖かったです。当然、燃費に気を使える状況ではないし、路面の抵抗が大きく、燃費が一気に悪化しました。東海北陸道に入り、名神に近づくと雨がようやく収まってきました。以前、岐阜を攻めた時も下呂温泉近くで同じようなゲリラ豪雨に会いました。この時期、岐阜は局所的な豪雨が多いのでしょうか。
何とか彦根にたどり着きました。集中力もきれてしまい、燃費は回復せず、悪化してしまいました。
2日目
集合場所の吹田SAまで、燃費回復を目指して走りました。渋滞もなく、時間通りの到着でした。
集合したあとは、六甲山ホテルまでの移動ですが、阪神高速は既に渋滞してました。ちょっと燃費は悪化。
さらに、六甲山を登り始めましたが、関東ではないぐらいの急坂でした。燃費はみるみる落ちて行きました。
昼食後、六甲山を下り、第2突堤に向かいます。六甲山の下りは、2速でエンブレを使いながらになりました。普段、2速はあまり使わないので、それだけ急な坂ということですね。
第2突堤で、ヴァリミ♪がお開きになった後は、ワンタンクチャレンジ再開です。
この後のルートについて、当初は、神戸から福井側に抜けて、北陸道から名神に戻り、また東海北陸道から東海環状線、東名に戻るというルートを考えてましたが、岐阜だけではなく福井でも前の晩に集中豪雨があったとのことで、やめました。
このまま寄り道なしで帰るのもつまらないなという思いもあったので、明石海峡大橋を渡って淡路島に行ってみようと考えました。
阪神高速に乗ると、前方にまたもや真っ黒な雲が。反対車線は事故渋滞のようです。
PAのミニストップでハロハロを食べて、体を冷やしてから、出発です。
トンネルを抜けると、巨大な明石海峡大橋が見えてきました。
渡り始めた頃からポツポツと雨が降ってきました。風が真横から強く吹いてます。前方が白く煙ってます。何だろうと思ってその中に突っ込むと、またもや土砂降りの雨でした。昨晩の悪夢がよみがえります。まだ明るい時間ですが、車線が見えないぐらいです。
淡路SAに逃げ込みました。

しばらく車の中で待っても雨は止みそうにありません。雨雲レーダーの画像を確認しましたが、赤い部分が真上にあるようです。雨が弱くなったのを見計らいSAの建物に入りました。ちょっと時間が早く、流石にお腹もあまり空いてませんでしたが、夕食を食べることに。レストラン(ロイヤルがやってるんですね)で淡路島天丼(¥1,400なり)を食べました。タコ、アナゴ、小エビと玉ねぎのかき揚げなどボリューム満点でした。
1時間近く経つと、雨が上がりました。ここで折り返そうと思ってましたが、神戸方面は渋滞してます。(雨で通行止めになったのか、休日の夕方はいつもこうなんでしょうか)
ならばと、さらに四国まで行ってしまえと、四国方向に向かって走り始めました。渋滞はずっと続いてます。
淡路島は結構大きかったですね。山を登って降りてを繰り返します。
大鳴門橋を渡り、四国に上陸です。この車で初めて四国を走ります。自分自身も子供の頃倉敷に住んでましたが、フェリーで丸亀に行った以来の30数年ぶりの四国でした。(まだ瀬戸大橋ができてませんでした)
渡ったあと、どうしようかと考えてましたが、何なら瀬戸大橋を渡って岡山側に戻ろうと安易に決めてしまいました。この時点の航続可能距離からすると、自宅には届かないので、豊川あたりで給油することにしました。(1,200km越え)
高松道は対面通行の場所が結構あり、チンタラ走ってられないというのもあり、燃費は回復するどころか、悪化して行きます。
ここからは時間との戦いになってしまいました。次の日のことを考えると、なるべく早く、ホテルにたどり着きたい。
瀬戸大橋を渡る頃には日も暮れました。

鳴門の渦潮に続き、与島にも寄らず、岡山側に渡りました。
真っ暗になった山陽道を神戸に向けて戻ります。山陽道も山の中を走るので結構なアップダウンがあります。三木SAで休憩した後、さらに走って神戸に近づくと、宝塚で10km渋滞となってます。この時間で勘弁してよとい感じでしたが、20分ほどで抜けられました。
新名神に入り、土山SA手前で燃料警告灯が点いてしまいました。残り5Lで100kmは走れるはずですが、どこで給油するか作戦を考えるために、土山SAに寄りました。
次に給油できるのは、東名阪道の御在所SAか伊勢湾岸道の刈谷PAでした。御在所SAでは、1,100km程度で、新記録達成とはならないので、できれば刈谷まで行きたいと考えましたが、御在所までに航続可能距離を見ながら決めることに。御在所までに燃費が若干回復し、刈谷まで行けるような航続可能距離になってきました。伊勢湾岸道に入るまでは、下りが続き、何とか、刈谷までは行けるとなった時に、伊勢湾岸道で事故渋滞3kmの表示が。伊勢湾岸道は途中で降りてもガソリンスタンドはなさそうなので、やばいと思いましたが、何とか20分ほどで抜けられました。(渋滞は1kmまで減っていて助かりました)
無事に刈谷PAに到着して給油しました。
ここからと豊川までは気力を振り絞り、何とかたどり着きました。
次の日は、子供との約束の時間に間に合うよう、飛ばしぎみでエアコン使って贅沢にガソリンを使いながら帰りました。
以下、燃費の記録です。
1日目は422km走り、総合燃費 22.6 km/L、航続可能距離 500 km。
2日目は給油までに739.5 km走り、トータル1161.5km、2日目の燃費は 21.5 km/L、総合燃費 21.9 km/L、航続可能距離 10 kmでした。
満タン法では、53.80L給油し、21.58 km/Lでした。燃費計の誤差は0.05%でした。
写真は、ガソリンスタンドで給油中に撮ったので、燃料計が半分ぐらいになってます。ガソリンを入れてもらうのは2年ぶりです。
今回は、GL1+DashCommandで燃費の履歴を見ながらの運転でした。

左の黄色の棒グラフは1分おきの平均燃費(L/100km)、真ん中が5分おき、右が30分おきとなってます。
これまでの最高記録は2
年前の夏に岐阜を攻めた時の1145.3 kmでしたが、この時は家族4人での旅行で、エアコンもそれなりに使ってました。
今回は、一人乗車で重量的に有利だったし、エアコンも1日目の豪雨の際に曇り取りに使ったぐらいです。(送風は常に使ってます)
暑かった神戸も窓全開で乗り切りました。
ここまで有利な条件なのになぜ記録が伸びなかったか考えてみました。
主因はタイヤの差ではないかと考えてます。前の最高記録の際はスポコン2で今回はPS3です。
タイヤを変えてからの1年間の平均燃費ですが、以下の通りです。
------------------------年間平均-----かみさん率---高速率
2011(スポコン2)--16.27 km/L-----17.1%----36.6%
2012(PS3)---------15.40 km/L-----16.2%----40.0%
PS3に変えてから、かみさん率低く、高速率が高いにもかかわらず、燃費は5%ほど悪化しています。(エコドライブの腕は上がっているはず?なのに)
最後に今回の反省点です。
・夜間走行は集中力が途切れがちなのでなるべく避ける。
・時間に余裕を持ったスケジュールを立てる。今回は、単独行動だったので、ついつい無謀な予定になりがち。四国を走ったのは無理がありました。焦りがあるとついついアクセルを必要以上に踏んでしまいます。
・山間部を通る高速は避ける(日本ではあまりないですが)。路面が綺麗で走行抵抗の低い路線を選ぶ(新東名とか)。やっぱり、平地で綺麗な路面の方が、燃費が良いです。
・車線が多い高速を使う。80 km/hでもあまり文句を言われない方が良いですね。
良かった点は
・暑さ対策の高分子吸水ポリマーのひんやりスカーフは、眠気防止にも良かった。(ダイソーで¥105でした)
次回は、もうちょっと涼しい時期に、タイヤをエコタイヤにして挑戦します。(いつになることやら)