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KK900ssのブログ一覧

2015年12月30日 イイね!

C220d 9速AT ギア比考察

前回のブログに書いたように、法定速度(100 km/h)内では9速に入りませんでした。9速ATのギア比はどのようになっているのか調べてみました。(メーカーのWebやカタログにはギア比は載ってなくて、ヤナセのWebページにありました)

Ecoモードでのシフトアップの許容回転数ですが、2速から6速までは、1100 rpm〜1200 rpmのようです。(シフトアップした先のギアでの回転数)
60 km/hの国道のバイパスなどで6速が使え、50 km/h以下だと4速と5速で走っている事が多いです。(Golf Variantは50 km/hで7速に入ってましたので、6速と7速の使用頻度が高かったです)
7速以上のギアでは1400 rpm程度でのシフトアップとなるようです。100 km/hでの巡航では8速を使う事になります。では9速に入るのはいつかというと、116.6 km/h @1400 rpmという事になります。法定速度の2割り増しで走っても9速なら1500 rpm以下ですので、燃費はそこまで悪化しないかもしれないです。やはり、2.2 Lディーゼルの力と効率の高さは、高い速度域でより発揮されるという事になりそうです。

[2016/1/17追記]
法定速度内では、9速に入らないと書きましたが、100 km/hをちょっと超えたところで、9速にシフトアップできる場合がありました。おそらく負荷が小さい状況であれば、シフトアップできるようです。この時のエンジン回転数は、1300 rpm弱で、法定速度の1割り増しまで許容されるとすると、9速が使える場合もあるということになります。(例えば、104 km/h @ 1250 pmです。[追記終わり]

[2016/2/28 追記]
最近、100 km/hでも9速に入るようになりました。エンジンの慣らしが終わったからでしょうか。
[2016/3/20 追記]
グラフを1200 rpmをシフトアップポイントとしたものに差し替えました。


(Golf Variantでは、100 km/hの巡航速度では2000 rpmを超えるので、20 km/Lの燃費を出すには厳しくなります)

高速の一番早い流れに乗って、早く目的地に到着ができて、しかも燃費が良いというのが実現できそうです。


変速比
1速 G1 = 5.503
2速 G2 = 3.333
3速 G3 = 2.315
4速 G4 = 1.661
5速 G5 = 1.211
6速 G6 = 1.000
7速 G7 = 0.865
8速 G8 = 0.717
9速 G9 = 0.601
減速比 Gf = 2.474

タイヤサイズ 225/50R17
タイヤ直径 D = 17 [in] x 25.4 [mm/in] + 2 x 225 [mm] x 50% = 656.8 [mm] = 0.6568 [m]
タイヤ1回転で進む距離 = π x 0.6568 [m] = 2.062 [m]

エンジンの回転数をR [rpm]とすると、車の速度V [km/h]は
V [km/h] = R [rpm] x 60 [min/h] / Gn / Gf x π x D [m] x 0.001 [km/m]
となります。速度Vからエンジン回転数Rを求めるには、
R = V / 60 x Gn x Gf / π / D / 0.001
となります。
Posted at 2015/12/30 11:38:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | クルマ
2015年12月26日 イイね!

ハコガエしました。その4 C220d ステーションワゴン アバンギャルドの感想

ハコガエしました。その4 C220d ステーションワゴン アバンギャルドの感想その1はこちら
その2はこちら
その3はこちら

C220dの感想を書いていきます。

C220dは、自分にとっては初ものづくしです。
・初メルセデスベンツ
・初Dセグメント
・初ディーゼルエンジン
・初FR
・初アルミホイル
・初ランフラットタイヤ
・初革巻きステアリング
・初パドルシフト
・初クルーズコントール、自動ブレーキ、レーンキープアシストなどなど(ディストロニック)
・初自動アイドリングストップ
・初コーナーセンサー
・初自動駐車
・初電動シート
・初キーレスゴー(キーレスエントリー、エンジン始動)


軽油の給油口とアドブルー(尿素水)の補給口です。

納車後3週間たち、やっと操作系に慣れてきました。未だに慣れないのは、車を降りる時で、メインキー(ボタン)をオフしてもいろいろ点いているので、このまま車を降りていいんだっけ?と一瞬考えてしまいます。ドアを開けると電源が切れます。(これまでは、キーを抜けば電源が切れるので、キーを抜いて車を降りるという手順)

ハンドリング、走行について
低速では、ハンドルが結構軽くなります。Golfは車速によって、あまりパワステの重さは変わらなかったので、曲がり角で素早くハンドルを切らなければならないところでは、えいっとちょっと力を入れて切ってました。C220dでこれをやると、ハンドルが軽いのと、ハンドルが良く切れるので、思いの外、曲がり方が強いです。アクティブステアリングでもついているのかと調べたら、ダイレクトステアリングというのががまさにそれでした(カタログに説明が載っていない?ぐらいの当たり前の機能なんですね)。
これは慣れるととても楽かもしれません。

ワインディングはまだあまり走ってませんが、試乗した時も含め、重い車のはずですがその重さを感じさせない動きです。

タイヤは、初めてのランフラットタイヤでグッドイヤーのEfficient Grip (E-Grip)というタイヤが付いてました。ランフラットタイヤという事で、硬くてゴツゴツするのかと警戒してましたが、当たりは柔らかく感じるほどで、乗り心地は問題ないです。(試乗した他の銘柄も同じように問題なかったです)
グッドイヤーは初めてですが、転がり抵抗AA、ウエットグリップaという事で燃費にも貢献してくれそうです。

高速での直進安定性は良く、ディストロニックプラスでハンドルの修正もやってくれるので、高速を走る負担は、ものすごく低いのではないかと思います。疲れも少ないし、周辺へ注意をより多く振り向けられます。どこまで、車に任せて良いのかというのをこれから探っていく感じです。
ディストロニックは、速度上限を決めるとその速度内で、前車についっていったり、カーブを自動でハンドルを切って曲がっていきます。首都高のきつめのカーブもちゃんと曲がっていきます。ラインがかすれていたり、路面がゼブラだったりするとちょっと怪しくなりますが、同じ道、車線を走り続けるのであれば、ほぼ自動運転を実現できてます。(逆に言うと、交差点で曲がるや車線変更は自動ではできないという事です)
ただ、前車が車線変更したり、曲がっていなくなると、その前の車に追いつくか、設定速度になるまで、結構な加速で速度を上げます。燃費の事を考えるともっとゆっくり速度を上げてほしいところです。このような時は、一旦ディストロニックをOFFにして速度を上げてから、再びONにする方が燃費には良さそうですが、燃費がちょっと悪くなっても、車に任せた方が楽ですね。
また、自動でハンドルを切るのもちょっと急な時があります。あれ?まだ曲がらないのと思っていたら急にハンドルを切る感じです。このような時は、人間が介入した方がスムーズですね。

一度だけ、緊急ブレーキが作動したことがありました。細い峠道の右カーブの入口で、左側のガードレールに寄った時に、作動しました。急ブレーキがかかるのと、シートベルトが自動で増し締めされました。ガードレールに突っ込むと判断されたようです。ちょっとびっくりしましたが、ハンドルを切るかブレーキを踏むかで急ブレーキの状況は解除されました。
このような場合、ガードレールに近づき過ぎないとか、軽くブレーキをかけながら、ハンドルを少しだけ切っておくことで緊急ブレーキを回避できるのではないかと思います。

車外の音、ロードノイズはかなり抑えられています。その分、ディーゼルエンジンの音がよく聞こえます。レベル的には大きくないのですが、他のノイズがないアイドリング時や低速時は目立ちます。車外で聞くとエンジンの音は結構大きく、ディーゼルとわかります。
高速では、静かです。オーディオの音も大きくしないで良いです。

燃費について
まだ遠出はしてませんが、Golf Variantで走ったことのある片道100km程度の高速が主体のコースでディストロニックを使って走り、燃費がどれくらいいくのか試してみました。設定速度は100 km/hにしてみました(Golfのころは、80〜90 km/hで走ってましたが、ベンツでチンタラ走るのはちょっとかっこ悪いかなと思ったり)
燃費は、Golfとほぼ同等の24 km/Lの記録でした。車重が重くなり、Golf並みの実燃費は難しいのかと思ってましたが、燃費は思いの外よかったです。しかも、高速は、ディストロニックまかせだったので、誰でもこの燃費を出せるという事ですね。街中とか低速でストップアンドゴーを繰り返すような場合は悪くなりそうですが、もう少しデータを取ってみます。燃料タンクの容量も66 Lと大きいので初回からワンタンク1000 km越えとなりそうな勢いです。
高速でのエンジン回転が1500 rpm程度と低いのが燃費が良い要因ですね。この回転でも追加速も問題なくします。
100 km/hでは、8速までしか入りません。9速を使うには、法定速度を超える必要がありますね。
一般道で60 km/hぐらいだと5速までしか使いません。
パドルを使ってマニュアルでシフトアップした方が低い回転でシフトアップできます。 Ecoモードだと、低めの回転を使うようです。1100 rpmぐらいで走る事ができます。たまに、1000 rpm以下でシフトアップできることがありますが、相当振動が大きいです。1500 rpm以下だと、ディーゼル特有の振動と音がし目立ってきます。燃費フェエチにとってはこのブルブルがちょうど良い塩梅で走っている証しなんですが、おそらくこのような振動と音を出さないために、Ecoモード以外では、1500 rpm以下は使わない設定になっているのではなかと思います。

ディストロニックは、速度が一定なったあとのスロットワーク(アクセルの微妙な踏み具合と抜き具合)が上手です。また、減速する際、アクセルオフの後は、ブレーキ回生を組み合わせて、減速度をコントロールします。かなりきめ細かく発電機を回す制御が入ります。(これで減速できない場合は自動でブレーキを使います)
ただ、この回生によって低速時はパッとアクセルオフすると、思ったより減速感が強くぎくしゃくしてしまいます。回生させない微妙な抜き具合でスロットルをコントロールする必要があります。(以上の話は、全てEcoモードでの話です。回生優先になっているかもしれません)

インテリア他
インテリアは、落ち着いたデザインで、上質です。かみさんには、思いっきりオッサンくさいと言われてしまいました(特に、ウッドパネルの部分が)。実際オッサンなんでいいですが( 実はちょっとショック)。

シートは、調整できる場所が多く、もっと良いソートポジションがないか、まだ試している最中です。(座面の高さだけでなく角度と長さも変えられます)
電動シートなんか、重くなるからいらないと思ってましたが、カミさんとのシートポジションの調整を分けるのには便利です。Golfのときは、前後を合わせるだけでしたが、かみさんにとっては、シート高さやハンドルの高さを運転しやすいように調整できるので良いです。

ナビは、画面が大きくて、見やすいですが、案内はイマイチなところはあります。ナビの癖は、もうちょっとわかっていく必要がありそうです。
いろいろな設定もこの画面とCOMMANDを使ってやります。どこに何があるかまだまだ覚えきれませんが、色々できるみたいです。

シフトがコラムシフトというかステアリングの右上にレバーがあります。最初はえ〜と思いましたが、駐車するときなど、バックに入れるのに手を大きく動かさなくて済むので、慣れると楽です。

ドアは開け閉めした時のドア自身の重さは軽く感じます。閉めた時の音は軽い音ではないです。

リアゲートはなんと電動です。これも慣れると楽だし、早朝や深夜に大きな音を立てなくて済みます。
一体この車には幾つのモーターが使われているんでしょう。

まとめ
自分は、シンプルで、コンパクトで軽量な物が好きと思ってました。大きく重い車に乗るのは、自分の信条から外れますが、メルセデスベンツの車の作りや安全に対する考え方には感心させられてます。
また、てんこ盛りの機能の便利さに慣らされつつあります。最新の技術で現状考えられるものは全て取り込まれていると言えます。しばらくは、機能的に不足することはなさそうです。(サイドミラーレスはちょっと羨ましくなるかも)
慣らしが終わったら、長距離走にも挑戦したいと思います。
Posted at 2015/12/26 22:56:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | クルマ
2015年12月20日 イイね!

ハコガエしました。その3 次期車検討の経緯

その1はこちら
その2はこちら

今回の乗り換えでは、ワンタンクチャレンジャー、燃費フェチとしては、熱効率に優れるディーゼルエンジンを搭載した車に乗るというのが一番の優先ポイントでした。
しかも、VWの件で、世の中が一気に反ディーゼルの流れになってしまったので、今ディーゼルに乗っとかないと、今後乗れなくなるかも(笑)というのもありました。
(将来的にはほとんどの車がハイブリッドや電気自動車になっていくのかもしれませんが、ちょっとつまらないと思ってます。 マイクロハイブリッドというか、0発進だけモーターのみの走行かモーターのアシストがあればよいのと、ブレーキ回生ができるだけでも良いと思います。あと、コースティングでのエンジン停止も)
ボディタイプは、使い勝手の面からこれまでと同様、ワゴンかハッチバックにすることにしました。
ディーゼルの選定ですが、本当はGolfと同じCセグメントから選びたいところです。マツダのアクセラ、ボルボのV40、BMWの2シリーズ、ミニ クロスオーバーにディーゼルがありますが、2シリーズは求める方向とはちょっと違うという感じ、ミニ クロスオーバーはSUVだしエンジンの出力と燃費に魅力がないので、候補から外しました。
一つ上のDセグメントでは、ベンツのCクラス、BMWの3シリーズ、ボルボのV60、マツダのアテンザがあります。
同じブランドでCセグメントがある場合はそちらを優先して検討することにしました。
以下は、Carviewのカタログ機能を使って抽出したデータをExcelで一部追加したものです。


マツダはアテンザのディーゼルが出た時に試乗してますが、アクセラと新しいアテンザには試乗できていない状況でした。
1月に乗り換える前提で希望の輸入車を確保するには、 検討をはじめるのが10月だと実は結構ギリギリの日程でしたので、輸入車優先で試乗を始めました。
ということで、C220d、320d、V40の試乗をすることにしました。
以下、試乗での感想まとめです。それぞれのメーカーの車には初めて乗ります。

1. Cクラス
(1) C220d セダン スポーツ
・ディーラーの近場を営業同乗で試乗。
・初めてエアサス車に乗りました。タイヤはランフラットのPrimacy3(ベンツ承認ランフラットのPrimacy3があるんですね)。
・車外だと、アイドリング音は結構聞こえる。車内は静かだが、速度が落ちるとエンジン音が聞こえてくる。
・エンジンの回転数は、基本1500rpm以上を使う。1500rpm以下にはならなかった(アテンザに試乗したときと同じでした)。
・9速ATだが、60km/hぐらいでは5速までしか上がらない。9速っていつ入るんでしょう?
・エンジンは十分力がある。
・エアサスは段差では結構ショックあり。まだバリバリの新車なので、足回りが馴染んでいないのかも。
・運転席からの眺めは見切りがよく見やすい。
・内装は高級。木目も素敵。
・ディストロニックは使い方を教えてもらうも、試乗では怖くて使えず

(2) C200ステーションワゴン
・ガソリン車でワゴンボディも試しました。自動車専用道でもテスト。
・メカニカルサス。タイヤはトランザのランフラットタイヤ。
・走り出して、あまりのエンジンの存在感のなさにびっくり。やはりディーゼルの音は大きくトルクは大きいのか。
・加速性能は十分。
・路面の継ぎ目も音と振動はあるがフラットな姿勢は乱されない。エアサスじゃなくてもいいかもと思いました。

(3) C220d セダン アバンギャルド
・ディーゼル、セダン、メカニカルサスの組み合わせ。タイヤはハンコック(このパタンもあるのか・・・)。
・ワインディング、自動車専用道を含んだコースで試乗。
・ハンドリングは思っていたより軽快。エンジンのトルクもあり、車を軽く感じる。
・乗り心地は、バリバリの新車のためか、細かい振動が気になる点あり。
・エンジン回転数は1500 rpm以下になることもあった。エコモードだと1500 rpmを許容するのかもしれません。

2. BMW 3シリーズ試乗(320d セダン Mスポーツ)
・ワインディングと高速と一般道のいつもの試乗コースで、営業同乗でがっつり試乗。
・ハンドリングは鼻先がクッとインを向く感じで、さすがBMW。
・高回転域に向かってのエンジンの伸びもよく、コーナリングは気持ち良い。
・高速も安定していてフラットな乗り心地で外乱にビクともしない感じ。
・Mスポーツ等18インチタイヤの場合、フェンダーカバーが必要。取って付けた感アリアリで結構目立ってカッコ悪い。
・Mスポーツの内装は若々しいが、プラスチックのパーツが多く、Cクラスを見てしまうとちょっと安っぽく感じてしまいます。
・低速時に回生するために発電機がつながると結構な減速感があり、ギクシャクしてしまう。(これはCクラスも同じ)
・ある程度速度が出て巡行している場合は、クラッチが切れてコースティング状態となった。(トルコンが切れるのか、ロックアップが外れるのか)
・値引きは頑張ると言っていたが、そこまでの見積もりはもらわなかった。
・Cクラスに対しては価格が安いが安全装備でオプションのものがあるので、Mスポで装備を全部つけると変わらなくなるかも。
・320dには、Cクラスのエアサスに対抗できるもの(可変ダンパーなど)はなく、エアサスにも興味があると言ったら、営業は即座にあれはいらないと否定してました。

3. ボルボ V40
・Web問い合わせをしたところ、営業が早速カタログを家に入れてくれていた。
・試乗車は、革シートとナビが付くバージョン。
・試乗は周辺の一般道をぐるっと回っただけ。
・車体のがっちり感はある。
・8速ATだが、1速から2速へのシフトチェンジは若干ショックあり。ちょっと懐かしい感じ。
・BMWの営業が言っていたように低速域では若干のもっさり感アリ。広い道でアクセルを深めに踏むと、結構な加速で速い。Dセグメントの車と同じエンジンで車重は軽いのだから当然か。
・コーナリングや高速性能は全く試せず。
・革のシートは柔らかくて座り心地よろしい。内装は、以前感じた安っぽさはない。
・車はスタイルも良くカッコイイ。あとスペック表を見ていると、燃料タンクが大きく、航続距離は長い。Cセグメントとしての選択肢としては全然ありと思います。
・VWとAUDIの下取り価格アップの取り組みアリ。狙い撃ちにされている。

C220dが9月末に発売されたのが、本格的に乗り換えを考えるきっかけでした。そのため、C220dに対して他の車がどうかという観点での選定になりました。結局、C220dを選ぶことになりました。

なぜベンツにしたのか
ちょっと昔の話からしますが、Polo(9N)からVWに乗り始め、ドイツ車での生活が始まりました。Poloに約5年、Golf Variantに約7年で、合計約12年のVW生活でした。
日本車(マーチ)から最初にPoloに乗り始めた時、車から感じられる安心感に感銘を受けました。安心感は、車体の安定性(直進、コーナリング)、ハンドリングの信頼感(切っただけちゃんと曲がり、入力に対する反応が一定)、それらを支える車体の剛性、疲れないシートなどなどいろいろな要素で成り立っていると感じました。
それまで乗っていた車や実家の車で日本車のイメージはありましたし、バイクはイタリア車なので、イタリアの車はこんな感じだろうという想像はありました。
Poloに乗って、それまで経験のなかったドイツ車ってこんな感じと言うのが分かったような気がしました。いろんなドイツ車がありますが、根底には安定感というか安心感があるのではないかと、勝手に想像してます。(駆け抜ける喜びだったり、スポーツカーもあるけど、根っこは一緒かなと)
その時、安定感、安心感の方向で一番はベンツなのかなと漠然と思ったのでした。その時以来、ベンツに対する憧れがあったのかもしれません。

Polo、Golfに乗り、VWの質実剛健なクルマづくりに共感を持ってました。長距離も走りました。その中で、次に乗る車を考えた時、長距離が楽な車が良いというのがありました。
ということで、今回は、ベンツに乗るという選択をしました。

しかし、ベンツはやっぱり高くて、このお金使うんだったら、Cセグメントの車+ドカのスーパースポーツバイク(増車)が買えるなと考えたりして、ちょっと悩みました。
最後は、ちょっと大きくて長距離が楽な車を買えば、同乗する家族も快適で、家族にもメリットがあると考えることにしました。(バイクだと自分だけの楽しみになってしまいますから)。

ハコガエしてから言うのも何ですが、ベンツは分不相応じゃないかとか、こんなに大きい車いらないんじゃないか、とかいろいろ思うところは正直ありますが、もう買ってしまったので、この車を思う存分楽しんでいきたいと思います。

その4はこちら
Posted at 2015/12/20 23:19:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | クルマ
2015年12月13日 イイね!

ハコガエしました。その2 Golf V Variant Trendlineの軌跡

ハコガエしました。その2 Golf V Variant Trendlineの軌跡その1はこちら

C220dの話に行く前に、Golf V Variantでの軌跡をまとめたいと思います。

Golf Variantで一番の満足している点は、燃費でした。TSIエンジンとDSGの組み合わせによる効率のよさと、ニュートラル走行など、燃費を良くするためのテクニックにきっちり応えてくれました。おかげで、燃費走行にのめり込み、燃費を良くする走りに徹しました。
そのきっかけになったのは、VWがやっていたエコドライブの競技会でした。これはブログカテゴリの「エコドライブチャンピオンシップ」、「Think Blue. Challenge」にまとめてあります。

68,833 km走り、92回給油し給油量は4382.5 Lで、生涯燃費は、15.7 km/Lでした(最後ディーラーに引き渡す時は給油してませんが、燃費計から算出してます)。
これは、なんとカタログ燃費である15.2 km/Lを超える値です。(この車の時代には10・15モードしかなかったので10・15モードの値です。)

2015年は、タイヤをPrimacy3に変え、長距離走(下記ワンタンクチャレンジ)が多く高速率が高かったため、17.8 km/Lという燃費でした。
走行距離と燃費の記録は、以下の通りです。


振り返ると7年の間に色々なところに行きました。以下は、旅行に行くついでにやっていた燃費チャレンジの記録です。満タンでどこまで行けるかかということでワンタンクチャレンジと呼んでます。航続距離が長いおかげで、いつものガソリンスタンド以外で給油したのは、たったの3回だけ(ワンタンクチャレンジの第2弾、第6弾、第8弾)でした。

ブログカテゴリ「ワンタンクチャレンジ
第1弾 「山形へサクランボ狩りで,ワンタンク1000km達成!
走行距離 1034.8 km、給油量 50.03 L、燃費(満タン法) 20.68 km/L、燃費計 21.2 km/L

第2弾 「パンダに会いに紀伊半島へ。ワンタンク1000km達成
走行距離 1063.9 km、給油量 49.90 L、燃費(満タン法) 21.32 km/L、燃費計 21.6 km/L

第3弾 「岐阜を攻めてきました。(ワンタンク1100km越え)
走行距離 1145.3 km、給油量 54.24 L、燃費(満タン法) 21.12 km/L、燃費計 21.9 km/L

第4弾 「山形へサクランボ狩りへ (ワンタンクチャレンジ)
走行距離 1105.9 km、給油量 53.33 L、燃費(満タン法) 20.74 km/L、燃費計 20.6 km/L

第5弾 「ワンタンクチャレンジ第5弾 山形へさくんらんぼ狩りへ
走行距離 1026.3 km、給油量 49.54 L、燃費(満タン法) 20.71 km/L、燃費計 20.7 km/L

第6弾 「2013年初夏の関西ヴァリミ♪ 六甲山は険しかったの巻 ワンタンクチャレンジ編
走行距離 1161.5 km、給油量 53.80 L、燃費(満タン法) 21.58 km/L、燃費計 21.9 km/L

第7弾 「山形へサクランボ狩りへ (ワンタンクチャレンジ第7弾)
走行距離 1072.9 km、給油量 52.87 L、燃費(満タン法) 20.29 km/L、燃費計 20.5 km/L

第8弾 「夏休み 北陸旅行+松本城 その3 (ワンタンクチャレンジ編)
走行距離 1084.5 km、給油量 52 L、燃費(満タン法) 20.86 km/L、燃費計 21.5 km/L

プチワンタンクチャレン 「Primacy3の燃費テストと感想
走行距離 954.3 km、給油量 48.65 L、燃費(満タン法) 19.62 km/L、燃費計 19.6 km/L

第9弾 「山形へさくらんぼ狩り(ワンタンクチャレンジ第9弾)
走行距離 1060.9 km、給油量 47.88 L、燃費(満タン法) 22.16 km/L、燃費計 21.9 km/L

第10弾 「USJと姫路城へ行ってきました。(ワンタンクチャレンジ第10弾)
走行距離 1123.8 km、給油量 52.66 L、燃費(満タン法) 21.34 km/L、燃費計 21.8 km/L

第11弾 「ワンタンクチャレンジ第11弾、ストイックモードでの最後の挑戦 その一 計画編
ワンタンクチャレンジ第11弾、ストイックモードでの最後の挑戦 その二 実行編
ワンタンクチャレンジ第11弾、ストイックモードでの最後の挑戦 その三
走行距離 1333.8 km、給油量 53.61 L、燃費(満タン法) 24.97 km/L、燃費計 25.4 km/L

Golf Variantは、長距離を走る上で、信頼の置ける相棒として、申し分なかったです。

トラブルについては、DSGのリコールDSGのオイル漏れがありましたが、DSG以外での大きなトラブルはなかったです。
あと、パンクが1回ありました。それをきっかけにタイヤをPilotSport3に交換しました。

Golf Variantは、結局VWに買い取ってもらうことにしました。ヤナセでの下取り額は涙が出るぐらい低く、かみさん用にセカンドカーとしてup!を検討している際に出してもらったVWがヤナセより良かったので、買い取ってもらうことにしました。(実は、ボルボがVWとAudiの買取強化をしていて、それを入れると一番良かったのですが)

最後は、家族で記念写真を撮って、7年間の活躍に感謝し、Golf Variantとお別れしたのでした。(涙)

その3はこちら
その4はこちら
Posted at 2015/12/14 00:19:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | Volkswagen | 日記
2015年12月06日 イイね!

ハコガエしました。その1

ハコガエしました。その1突然ですが、ハコガエしました。
Golf V Variant Trendline (2009)ですが、7年弱乗りました。年明け1月の満7年の車検を前に、10月からハコガエを検討してました。
Variantでは7万キロ弱走りましたが、ハード的にはまだまだ全然余裕です。
車の動きが体に馴染んでいる感が一層増してます。特にタイヤをPrimacy3にかえてから約9000km走り、乗り心地も益々良くなってきた気がします(気温が下がり、空気圧が少し下がってきているからかもしれませんが)。唯一の心配事は、DSG絡みのトラブルでした。
まだまだ乗れるので、もったいない感じがしますが、乗り換えることにしました。

乗り換えにあたっての一番のポイントは、ディーゼルエンジンでした。
実は、VWからディーゼルエンジン搭載車が出るのをずっと待ってました。満5年の車検時には、ちょうどGolf 7が出るタイミングで、そこで乗り換えることも考えましたが、ディーゼルが出るという情報を信じて、もしかしたらGTDが出るかもしれないという期待を持って待つことにしたのでした。
しかし、ディーゼルが出るという情報は何回か流れるも結局出ないのが2年近く続き、7年目の車検前に乗り換えるタイムリミットが来たのでした。それに合わせてというか、例のVWのディーゼルの不正問題が発覚し、VWのディーゼル搭載車に乗り換えるという線は完全になくなってしまったのでした。
ということで、他のディーゼル搭載車についての検討と試乗を開始したのでした。

結論は、メルセデスベンツ Cクラス C220d ステーションワゴン アバンギャルドへのハコガエとなりました。色は、ベンツといえばシルバーアローということで、シルバーになりました。(実はアバンギャルドだと色の選択肢が少ないです。)

Dセグメントを選ぶにあたっての心配事は、車が大きすぎてカミさんが運転できないということでした。一時期、up!の中古を買おうかと検討したりしましたが、結局カミさんも頑張って運転することになりました。

本日、納車されました。神社でお祓いしてもらい、自宅の駐車場での駐車の練習をしたところです。あまり今日は走れてません。

このあと、
その2で、Golf V Variant Trendlineの軌跡
その3で、C220d選定の経緯
その4で、C220dに乗り始めの感想
を書きたいと思います。
Posted at 2015/12/06 22:49:30 | コメント(10) | トラックバック(0) | メルセデスベンツ | クルマ

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