SPEEDKINGのブログ一覧

中学生の頃からもう40年以上、音楽に親しんでいます。
もちろんLPレコードも２００枚ぐらい持ってます。
この段ボールは、２０１４年に発売されたレッド・ツェッペリンのスーパー・デラックス・エディション。
ボックスセット用は蓋ができない仕様で、せめて糊は付けてほしかった。
ところで所有するLPレコードの3割ほどは映画音楽です。
ロックやポップスを聞くようになる前から洋画が好きで、中学時代はサントラ盤のコレクションに夢中でした。
衝撃のラストが当時話題となったニューシネマ、「バニシング・ポイント」(1971年)。
主人公が運転したのはダッジ・チャレンジャーでした。
次はトニー・カーチスとジャック・レモンが共演したコメディ映画、「グレート・レース」。
二人はマリリン・モンロー主演の「お熱いのがお好き」でも共演していましたね。
音楽を担当したのはヘンリー・マンシーニですが、このサントラ盤のためにオリジナルスコアを自ら指揮して再録しています。
ですので当時のサントラ盤としてはとても音質がいいです。
これはＦ１を題材にしたジョン・フランケンハイマー監督の「グラン・プリ」（1966年）。
主演はジェームズ・ガーナー、共演イヴ・モンタン。
日本の自動車メーカーの社長役で三船敏郎も出ています。モデルはもちろん、本田宗一郎です。
もう1枚の「グラン・プリ」はサントラなのにまったく音楽が入っていません。
この映画では実際のＦ１レースを撮影した映像を使っているのですが（記録映像ではなく映画用に６戦を撮影している）、その際に録音されたＦ１マシンのエンジン音だけを収録したという、変わったレコードです。

仕事から帰って自宅に着いたとたん、珍しい人から電話が。広島のＯさんです。
実はこのＯさんとは電話で何度も話していますが会ったことはありません。
出会ったきっかけはネットオークション。
出品されていたドラムにちょっと勘違いした質問をなさったので、余計なお世話かと思いましたが質問欄を使って教えてあげました。
そしたら携帯に直接電話をかけてきたのでした。
（当時は自己プロフィールで携帯番号を公開できた）
以来仲良くなり、大きな孫もいる年齢の方ですが時々電話でお話をします。
で、要件はいつも同じ。
「いまシグネイチャーのベードラ（バスドラム）が○万スタートで出ちょるんじゃけど、どう思う？」
「シグネイチャーのセット持っててサイズ違いのバスドラを足すんならともかく、僕なら買いませんよ。」
お客さんなら出なきゃいけないので、表示を確認すると大学時代の軽音楽部の同級生Ｔからでした。
なんだろ？と思いつつ、Ｏさんとの電話が終わってからコールバック。
Ｗは１学年下で、同級生ばかりでバンドを組んでいたのですが、人間関係でモメてドラマーが抜けてしまい、１年だけ手伝いで加入したことがあるのです。
ベース担当だったＷはちょっとお調子者でしたが、バイクの好きな、気のいい奴でした。
音楽つながりでかかってきた２本の電話、不思議な縁を感じた夜でした。