SPEEDKINGのブログ一覧

テレワークになってから初めての週末です。
ずっと家にいると仕事と仕事以外の区別がつかなくなってきますが、やはり休日は気分が違います。
昨日夕方からずっと天気が悪かったので、長女と次女が小さかった頃の写真の整理をしていました。
押入れから物を出し入れしていて、久しぶりにずっしり重い箱を取り出してみました。
十代は本当に映画をたくさん見ていて、パンフレットとチラシを集めていました。
公開が中学を卒業した直後だったので単独では見に行けず、母親にせがんで連れて行ってもらいました。
とんでもない大ヒット作品だったので、小さな映画館は立錐の余地もないどころか出入り口の外から立ったまま見ていました。
続編が作られるたびにオリジナルのプロットが持っていた神秘性が失われていくような気がします。
プレデターと戦わせたり、何でもありになっちゃった。
しかも最後はあろうことかリドリー・スコットが新しい解釈を加えてしまうという。
「エイリアン・コヴェナント」を見ると、結局一番恐ろしいのはエイリアンじゃなくて人間が作ったロボットだったってこと？
「スターウォーズ」はあまりに面白かったんで２回見に行きました。
アレック・ギネスが演じたオビ・ワン・ケノービは当初三船敏郎にオファーがきたんですが、なんだＢ級映画かよと思って断ったらしい。
地元では封切りがなく名古屋の映画館でした。
友人たちに誘われましたが、ちょうど冬休みで家業の手伝いが忙しい時期。
両親に頼みましたが許可が下りず、せめてもとパンフを買ってきてくれるよう頼みました。
こんなものも出てきました。渡辺香津美の「トチカ」ツアーの時のパンフレットです。
１９８０年、大学祭実行委員会にいた私たち２年生が幹事でした。
コンサートを企画する時、当時フュージョンがブームだったので高中正義を呼ぼうと考えたのですが、愛知学院に先を越されてしまいました。
じゃ誰にしようという話になり、ちょっと通好みだけど渡辺香津美で行こうということになりました。
このコンサートの担当が私だったんです。
付き合いのあったプロモーターに依頼すると、「名古屋公演があるから見に行って来い」とチケットを貰いました。
マイク・マイニエリのビブラフォンが超絶で、音もきれいでした。
ちなみに大学祭の時のメンバーはもちろんオール日本人。
ですが、そのメンバーというのが「トチカ」の後にリリースされたアルバム「TALK YOU ALL TIGHT」の香津美バンドそのものであったことは知る由もなく。
１９８４年のセリカＸＸ（後期型）のカタログです。
何を隠そう、就職祝いに両親に買ってもらった車です。
６気筒２４バルブＤＯＨＣエンジンはヤマハ製で、スムーズでしたがトルクが細く、ちょっと乗りにくかったですね。

スウェーデン映画なんて初めてですが、いつか見ようかなと思ってスカパーで録画しておいたものです。
最愛の妻に先立たれた初老の男、オーヴェ。
真面目で頑固、しかも不愛想で偏屈な彼は変人扱いされて周囲から孤立しています。
コメディ映画なんですが、越してきた家族の奥さん（イラン人）とのやり取りが面白い。
近所に今は病気で介護状態となっているルネと言う親友がいます。
若い頃ひょんなことから意気投合しますが、オーヴェが唯一気に入らないのがボルボに乗っていること。
オーヴェは父親の代からサーブ一筋で、世界最高の車と信じて疑いません。
相手が新型に買い替えればこちらも…という感じで張り合いが続くうち、ついに絶交状態に。
しかしこのままではいけないと思い直し、和解を提案。
「もちろんだ」とルネも応じ、一気に雪解けかと思ったのも束の間、買ったばかりの新車をルネに見せられたオーヴェは無言で立ち去ります。
ネタバレになるので、ルネが何を買ったかは映画をご覧になってください。