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納車後すぐ、ブレーキング時に左側ホイールから「ダン・ダン・ダン」という異音がすることに気付きました。

「ブレーキローターの錆ではないか？」という推測から、錆であれば摩耗で症状が消失する可能性があるから、1か月点検まで様子を見ようという話になったのはその時にブログに書いた通りです。

それで今回1か月点検に持ち込んで調べてもらったのですが、結論から言うと左リア側ブレーキローターの一部に変質が見られ、ローター交換となりました。

変質とは何のことか？

現在使われているVWのブレーキパッドはメタルパッドと言って、効きを良くするために金属粉を混ぜているそうです。
ところがパッドの素材に練りこむ際に均一に混ざらずムラができ、表面に金属粉の密度が多めに出たパッドが出来てしまうことがあります。
このパッドを取り付けた車をサイドブレーキをかけた状態でしばらく保管すると、パッドの密着した部分のローターの素材が化学変化を起こすことがごくまれにあるのだという。
この変質部分は肉眼で確認できない微細なものですが、ブレーキング時に圧着したパッドが通過すると、表面が平滑でないために異音が発生するというわけです。

全国でも数台という確率の事象ですが、すでに確認済みとのことでした。

当然のことながら、異音は消失しました。